テラーノベル
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🌸あなた:「もう大丈夫だよ。一人で抱え込まないで……」あなたが毛布越しにぎゅっと抱きしめると、ちぐさの身体からじわじわと強張りが抜けていくのが分かった。そっと毛布をめくると、暗闇の中で涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったちぐさの顔が現れた。
🩵ちぐさ:「う、ぁ……っ……🌸ちゃん……っ、なんで、きちゃったのぉ……っ」
ちぐさは子供のようにしゃくり上げながら、あなたの服の袖をぎゅっと掴んだ。指先が白くなるほど強い力だった。
🌸あなた:「みんなちぐさくんが心配だからだよ。アンチの言葉なんて気にしなくていいんだよ?」
あなたの優しい声に、ちぐさは首を激しく横に振った。
🩵ちぐさ:「ちがうの……っ、アンチだけじゃないの……っ! メンバーのみんなも、僕が足引っ張ってるって思ってるはずなんだ……! 録り直しだって、僕が下手だから……。僕、アンプにいていいのかな……? もう、わかんないよぉ……っ!」
ずっと心の奥底に溜め込んでいた真っ黒な不安が、決壊したダムのように溢れ出す。声を上げて泣きじゃくるちぐさを、あなたはただ優しく、よしよしと背中をさすり続けた。
その時、ずっと廊下で聞き耳を立てていたメンバーたちが、もう我慢できないとばかりに部屋へ踏み込んできた。パチッと部屋の電気が点き、眩しい光の中に4人の顔が浮かび上がる。
🔴あっと:「……おい、ちぐさ。お前マジでふざけんなよ」
あっとが、怒りと泣きそうな感情が混ざった声でちぐさを睨みつけた。その迫力に、ちぐさはビクッと身体を縮こまらせる。
🩵ちぐさ:「あ、あっと……くん……ごめ、ん……っ」
🔴あっと:「謝るな! 誰が足引っ張ってるとか思ってんだよ! お前がいないアンプなんて、最初から誰もやる気ねえんだよ! バカ!!」
あっとはちぐさの前にドカッと座り込むと、あなたの腕の中からちぐさを奪い取るように、思いきり抱きしめた。
🟣まぜ太:「そうだよ、ちぐさ……。あの時の録り直しのやつ、俺の言い方が悪かった。プロレスのつもりだったのに、お前がそこまで追い詰められてるの気づけなくて……ほんとにごめん」
まぜ太も拳を握りしめ、顔を歪めて不器用な謝罪を口にする。
💛けちゃ:「ちぐちゃん、俺たちのこと信じてよ。5人でアンプタクなんだよ?」
💚ぷりっつ:「そうやで。ちぐちゃんの可愛い声がなきゃ、俺らの動画締まらへんもん」
メンバー全員の真っ直ぐな言葉と温かい温度に包まれて、ちぐさの目からさらに大粒の涙が溢れ出した。
🩵ちぐさ:「みんな……っ、うぁぁぁぁん!!」
部屋の真ん中で、あなたとメンバーたちに囲まれながら、ちぐさは声を枯らして泣き続けた。それは、心の棘がようやく抜けた瞬間だった。
ゆいな
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#ぷりあき
なむる。
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コメント
1件
読ませていただきました…!ちぐさくんの「僕、アンプにいていいのかな」っていう言葉、すごく胸にきました。ずっと抱え込んでいた不安が溢れる瞬間の描き方が繊細で。そこにあっとくんたちが飛び込んできて「謝るな!」って抱きしめるシーン、もう涙腺決壊しました…。メンバーみんなの不器用な優しさがぎゅっと詰まった、あたたかい回でしたね🌷