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水ノ国、かつてそう呼ばれた場所があった。
水龍族『シューラン』と呼ばれる竜人たちが
栄えさせた街があったのだが 今は焼け跡である。 その理由とは…?
かつて水ノ国と呼ばれたその場所を2人の竜人がもの悲しげに眺めていた。
『やはりこの跡は何度も見てしまうものです…。』
と、少し姿の小さな黒い角が生えた少女が大きな兄の後ろに隠れて言う。
『シューラン、そろそろ離れよ…。最近太ったか…? 』
と兄のヒョウランは嫌そうにシューランに言い、離れるように引き剥がしていた…。
『またあの紙を読みたいのだろう?』
そう言って、胸元から1枚の紙を出して
シューランにそっと差し出した。
その紙にはこう書いてあった…
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水ノ国、かつて 緑水という 神聖なる神の恵によって 栄えた街のことを言う。
少し中華的な雰囲気を持ちながら、
水流のように綺麗な街のことを言う。
ある日を境に 繁栄が止まったのである。
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この紙を見たシューランはいつも通りにため息をつく。
『この紙はなにもわかっていません、、本当の水の国は ある日を境にという訳では… 』
と ため息をついた後に紙をヒョウランに返した。
『仕方ないだろう?所詮は他だ。』
ーー水ノ国、
本当に滅んだ理由は 、ある日 その町を栄えさせていた 緑水 が湧き出る 神の泉を ある者が
神の逆鱗に触れ その緑水を湧き出ないようにしたことと 逆鱗に触れたことにより、 神の化身 熱砲龍 によって焼き滅ぼされたのである。
その最後を見届けた2人は
水龍族の生き残りとして、 今も生き続けているのである。
ーーーーーーーーー
『あれはなんだ…?』
とある竜人が ぽっかりと空く穴を見つけた。
それはとてもとても深く そして 小さな玉が入っていた。 その玉はとても綺麗な 緑色を発しており その竜人は宝玉を見つけたと 喜んでその宝玉を触った途端 神と対峙した。
『貴様の望む物はなんだ?』
と、聞かれた時に 竜人は答えた。
『力だ…それも国を作るくらいの…!』
そうして力を貰い、 緑水の神の泉を受け取ったのは 水ノ国初代 長 リーシュイ そこから役
10代ほど飛んだ後に シューランの母親、
ミューランが長になったその時である……。
『今日も平和ですねぇ。。。』
と、ミューランがため息をついている。
『仕方ないじゃないですか。』
と家臣のメイリョウがミューランを慰めるように言う。
『そろそろ長になって10年が経つでしょう?。お祝いとかあるのでは……』
と聞いている途中にバーンと大きな音を開けて扉が開いたその先に居たのは 幼き頃のシューランであり、
『うがーーー!!』
どうやら空腹で暴れているようで、 ミューランが止めに入ろうとした時に…
と、平和な水の国の空に赤黒い雲が広がる…
『何事ですか!』
と ミューランが町を窓から確認しようとすると…
ギャァァァッと 低い鳥の鳴き声の様な音がした途端
周りの街の家が焼け始めていて…
『メイリョウ! 民を守りなさい!』
と、家臣のメイリョウに 言い 国のみんなを避難させるようにした後に 熱砲龍が ミューランに問いかけた 。
『この街を焼く が、
代わりに 命で 助けてやろう』
ミューランは答えた。
『もう全ての民は逃げました。 私が相手をします。』
と、 ミューランは自身を犠牲にすることによって街を救うことを決心しました…が、
歳を重ねてしまっていたミューランは
熱砲龍 に負けてしまいました。 負けてしまったミューランのいる 宮を 焼かれている最中、
体を焼かれたミューランは掠れた声で自身の娘の名前を何度も叫んでいた…
すると 子供を抱えたメイリョウ達が
宮の奥から 出てきました。
ミューランは残った力を振り絞り、
焼ける宮を見ながらメイリョウに言いました。
『私は この 焼ける街を ただこのいつもの場所で 平和に見届けます 。 シューラン。ヒョウランを頼みました。 なんてったって、、
私の 可愛い 子供たち ですか ら……。。』
と、 微かな力でいつもの席に着き
焼ける街をひたすら見続けていました。
泣きながら2人を抱えて宮を出るメイリョウでした。
子供を託されたメイリョウ、 焼ける街を
見届ける 母 ミューラン。 それを見届ける子供たち… その分 心の傷は大きいものでしょう。
(この作品はお試し公開です。。。!
いいね、 伸び次第で 続編も…??
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