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「ちょんまげ」
低く囁かれた名前に背筋が震えた。
ターボーの手がパジャマの裾をゆっくりめくりあげていく。
「ひゃ……っ!」
媚薬のせいかいつもより荒い手つきで触れてくる指先が脇腹を這い上がる度、反射的に身体が跳ねた。
「こら、暴れるなよ」
くすりと笑われて手首を固定された。
覆いかぶさる体の重みが心地よい。
「あっ……ターボー……」
「ん?」
「そんなに見ないでってばぁ……」
「ここ…弱いだろ?」
胸の突起を舌先で転がされると腰が浮いた。唇から漏れる息が湿っていく。
「やっ…ダメっ…」
ターボーが耳元で囁いた。
「嘘つくな。身体は正直だぞ?」
「違うの……だってターボーが……んんっ!」
ベッド横の棚からローションを取り出し余裕なくちょんまげの蕾に塗り、太い指が中を割ってくる。
思わず両脚を閉じようとしたのに簡単にこじ開けられた。
「やぁ!そこだめってば…あっ、んっ!」
「抵抗するほど煽るって教えただろ?」
「あぁっ…!」
敏感な突起と中を同時に責められ身体がガクガクと痙攣し、同時に下腹部に熱が走る。
「ほんっと可愛い……ちょんまげ」
「もっ…だめっ…たぁぼっ…欲しいっ…」
「ちょんまげ…俺ももう我慢できない」
いつもの余裕なんてどこにもなく、切羽詰まった声でターボーが告げる。
その瞳がギラついているのが薄闇の中でも分かった。
そして熱い塊が押し当てられる。
「ごめんな、今日は止められねえ」
「っっ!!」
一気に貫かれ背中が弓なりに反った。圧倒的な質量と熱に内側から焼かれるようだ。
「はぁ…動くぞ」
言葉と同時に激しく揺さぶられる。
肌同士が打ち合う音と互いの息遣いだけが響く寝室で。
「あぁ!おくっ…いいっ…ぁっあ!ひぁっんっ!」
ターボーの逞しい背中に爪を立てながら懸命についていく。汗で滑る肌を必死に掴む。
「太輔…!」
限界を感じたらしいターボーが激しく打ち付けた刹那――。
「あぁっ!も、イクッ…たかひろっ…イッちゃうぅぅ!」
ほぼ同時に達してしまった。力尽きたようにターボーが覆いかぶさってくる。熱い吐息が耳朶を濡らす。
「すげぇ良かった……」
呟く声に顔を上げると、そこには見たことのない柔和な笑顔があった。
照れ隠しでターボーの胸元に顔を埋めたとき、ふとターボーが呟く。
「でもなんか…今日はまだ足りねえ」
「えっ……」
その夜。
結局、ちょんまげは自分の仕掛けた「甘い罠」のせいでいつも以上にターボーに甘やかされ、そして散々振り回されることになった。
翌朝。
「……腰痛い」
ベッドでぐったりするちょんまげの横で、ターボーはすっきりした顔をしていた。
「昨日なんか調子良かったな」
「そ、そうだね……」
ちょんまげはそっと、例の小瓶をゴミ箱に捨てた。
(もう二度と使わない……)
しかし次の瞬間。
ターボーは後ろから抱きついてくる。
「今日も早く帰る」
「なっ…なんでっ」
「お前と一緒にいたいから」
ちょんまげはため息をついた。
けれど、少しだけ笑ってしまう。
結局、どんな罠よりもターボーの愛情の方が、ずっと強力なのだった。
END