コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
〜クレーンポート 浅橋〜杏「…やっぱりバレたか」(メールを見た)
グリム「子分、大丈夫なんだゾ?」
杏「大丈夫よ。今の所、何かの話し合いしてるみたいだし、気にしてばかりじゃ楽しめないでしょ?さぁ、街を探索しよ!グリム」
グリム「…おう!アイツらよりめっちゃ楽しいことするんだゾ!」
杏「その調子、その調子!それじゃ、街へレッツゴー!」
杏とグリムは街の方へ行った
〜街 中心街〜
杏「あ、オルトからだ」(メールを見た)
グリム「なんて来たんだゾ?」
杏「ん」(グリムにオルトからのメールを見せた)
“今アンさんの捜索チームと僕達に探りを入れる聞き込みチームに分かれて行動してる。この事は先生達にも連絡してある。僕も見つかっても君達の事は言わないから安心して。とりあえず気をつけて オルトより”
杏「…そう来たか」
グリム「子分、どうするんだゾ?」
杏「…グリム、協力して」
グリム「?おう」
杏はグリムを連れて路地裏へ
〜街 路地裏〜
杏「グリム、お願いがあるの」
グリム「なんだゾ?」
杏「私の髪色を色変え魔法で変えて欲しいの。私が男装のネックレスを付けた後、髪色を変えてくれる?」
グリム「いいんだゾ!」
杏「よし!んじゃ(紫色の宝石のネックレスを付けた瞬間に髪がショートになり、左目が黄緑色になった)いいよ、グリム。やって!」
グリム「おう!」
グリムは杏に色変え魔法を使った。そしたら髪だけではなく、瞳の色まで変わった。髪色はグレーで瞳の色は水色に変わった
杏「グリム、出来た?ペンキみたいにベチャってやられなかったから大丈夫だと思うけど…」
グリム「ふな、子分。ごめんだゾ…」
杏「え?どうして?」
グリム「俺様、瞳の色も変えちまったんだゾ。子分は髪色って言ったのになんだゾ…」
杏「え?(スマホのカメラを鏡の代わりにして自分を見た)…いいじゃん!」
グリム「え…?」
杏「逆に助かったよ。私、瞳の色も変えたかったけど、難しいかと思ったから髪色だけ頼んだけど、どっちも変えてくれて助かるよ!」
グリム「!本当なんだゾ…?」
杏「本当、本当!それにさお揃いじゃん。私をよく見てみ?グリムの色だよ」
グリム(杏をよく見た)「!本当なんだゾ!」
杏「ふふっ。ねぇ、グリム。せっかくだし、ツーショット撮らない?お揃いだし」
グリム「おう!」
杏とグリムは街の中心街に戻った
〜街 中心街〜
杏「グリム、ちゃんと映れてる?」
グリム「おう!」
杏「よし!ハイ、チーズ!」
パシャ(写真を撮った音)
杏「うん、いい感じ」
グリム「俺様も見たいんだゾ!」
杏「はい」(写真の画面にしてグリムにスマホを渡した)
グリム「お〜!俺様かっこよく撮られてるんだゾ!」
杏「ふふっ、そうね。んじゃ(スマホを回収した)街を探索しよ、グリム」
グリム「おう!」
杏とグリムは街を探索し始めた
〜街 鞄のお店〜
グリム「子分〜。なんで鞄なんて探してるんだゾ?」
杏「正確にはリュックかな。いつも使ってるやつは古いし、いつか壊れる。だから、今のうちにと思った事と作戦の為に探さないと」
グリム「作戦?どういう事なんだゾ?」
杏「よく考えてみて。もしこのままグリムと私が並んで歩いていたとする。それでトラッポラ達に見つかったらどうなると思う?」
グリム「…ふな!アイツらに捕まるんだゾ!」
杏「そう。たとえ私がこんな感じに変装してもグリムがいたらある意味バレちゃう」
グリム「ふな〜、んじゃ、どうするんだゾ?」
杏「だから、これよ」(チャックが沢山の大きなリュックを見せた)
グリム「…まさか、俺様をここに入れるのかなんだゾ?」
杏「そうだよ。大きさはグリムにピッタリだけど、閉じ込めっぱなしは可哀想だから、ほら(リュックの横のチャックを開けた)ここから街を見れるし、グリムは楽をする事が出来る。そして私は別人を演じれて一石二鳥ならぬ三鳥よ。どう?グリム。嫌ならいいけど…」
グリム「確かにいいんだゾ!これならアイツらを騙せるし、俺様は楽をする事が出来るんだゾ!」
杏(まだ恨みがあったか…。ま、いっか)「んじゃ、グリム的にオッケー?」
グリム「もちろんなんだゾ!」
杏「了解。買ってくる」(レジに向かった)
グリム「おう!」
杏(リュックを定員に渡した)「お願いします」
鞄屋の定員「はーい」
しばらくして会計が済んだ
鞄屋の定員「ありがとうございました〜」
杏とグリムはお辞儀して店を出た
〜街 路地裏〜
杏「さてと(リュックを開けた)グリム、お願い」
グリム「おう!」(リュックの中に入った)
杏(リュックを閉めた)「そして、(リュックの横のチャックを半分開けた)これで苦しくならないし、街が少しでも見えるでしょう?」
グリム「お〜!見える!見えるんだゾ!」(リュックの横チャックから覗いた)
杏「ふふっ、良かった。さてと(リュックを背負った)少し揺れるから気をつけてね。さぁ、街を再探索しよう!」
グリム「おう!」
杏とグリムは街を再探索し始めた。そしたら賑やかな音と騒ぎ声が聞こえ始めた
〜街 中心街〜
杏「なんの騒ぎだろう?」
街の人A「おや?お前さん、今日は祭りなの知らないのかい?」
杏「あ、はい。旅の者でして、あまり詳しく知らないのです」
街の人A「そうか、そうか!小さい祭りだけど、あんたは運がいい!今日はこの街が出来たという小さな建国祭を開催してるんだ。旅の人、思いっきり楽しんでくれ!」
杏「!…はい!ありがとうございます!」(話が終わった後、散策し始めた)
グリム「ふな〜!全部美味しそうなんだゾ〜!」
杏「ふふっ。流石に全種類は無理だけど、食べたいのあったら言って」
グリム「ふな⁈子分!あのぐるぐるみたいな食べ物、なんだゾ⁈」
杏「ぐるぐる?(少し周りを見渡した)もしかして、トルネードポテトの事?」
グリム「そうなんだゾ!」
杏「ふふっ、食べてみる?」
グリム「おう!」
杏「じゃ、味付けをメニューから選んで」(リュックから出してあげた)
グリム「おう!(出てメニューを見た)俺様はバーベキュー味!」
杏「んじゃ、私は王道の塩かな」
グリム「なら、また交換やろうなんだゾ!」
杏「いいね!んじゃ、列に並ぼう」
グリム「おう!」
杏とグリムは列に並び、しばらくして順番が回って来た
屋台の定員「へい!坊ちゃん。ご注文をどうぞ」
杏「トルネードポテトを2つ。バーベキュー味と塩味でそれぞれ1本ずつに味付けお願いします」(お金を定員に支払った)
屋台の定員「はいよ!(作業を始めて少しして終わった)はいよ!トルネードポテト、バーベキュー味と塩味だ」(杏に2つのトルネードポテトを渡した)
杏(受け取った)「ありがとうございます」(グリムと共にその場を立ち去った)
〜賢者の島 海岸〜
杏(周りをキョロキョロ)「ここなら大丈夫そう(座った)はい、グリム(バーベキュー味のトルネードポテトをグリムに渡した)
グリム「ありがとうなんだゾ!」(受け取った)
杏「んじゃ」
杏、グリム「いっただきま〜す!」(食べ始めた)
グリム「ふな〜!美味いんだゾ〜!」
杏「ふふっ。気に入ったようで良かった」
グリム「子分。交換!」
杏「ん!そうだね。グリムからどうぞ」(グリムに自分のトルネードポテトを近づけた)
グリム(一口食べた)「ん〜!塩のしょっぱさがトルネードポテトに合っていてバーベキュー味とは違う美味さなんだゾ!」
杏「ふふっ。流石美食研究会だね」
グリム「子分!ほら、俺様の!」(杏に自分のトルネードポテトを近づけた)
杏「ありがとう(一口食べた)ん〜!ソース感があって美味しい!」
しばらくして2人は食べ終わった
グリム「子分。食べた後、どうするんだゾ?」
杏「う〜ん、街のお店は出来る限り見ようかな。後はどんな屋台あるのかも見たいかな」
グリム「俺様もそうしたいんだゾ!」
杏「んじゃ、行こうか。グリム!」(リュックを開いた)
グリム「おう!」(自分からリュックに入った)
杏(リュックを閉めて背負った)「よし、しゅっぱ〜つ!」
グリム「おう!なんだゾ!」
〜街 東〜
杏「お〜、ここら辺は雑貨屋さんとかが多いなぁ」
グリム「子分。左の方にアクセサリー屋さんがあるんだゾ」
杏「お!少しだけ見ていい?」
グリム「おう!いいんだゾ」
アクセサリー屋に入った
杏「お!色んなのあるな。グリム、見てみるか?」
グリム「俺様は分かんねぇからパスなんだゾ」
杏「そっか。んじゃ、何から見ようかな〜。あ、イヤリングある!」
グリム「ん?子分、イヤリング持っていたんじゃなかったんだゾ?」
杏「…落として壊れたんだ。だから、もうない…」(自分の左耳を寂しそうに触った)
グリム「…あ、子分!あれ綺麗なんだゾ!」(リュックの横チャックから出て来た)
杏「え、グリム⁈」
グリム「ほら、これなんかいいんだゾ!」(写真を入れれる丸いペンダントを指差した)
杏「これは…ペンダント?」
グリム「これ、写真入れれるし、それに蓋の色、子分の好きな色じゃねぇか?」
杏「え…?(ペンダントを手に取り、蓋を見た)本当だ…。これ買おうかな」
グリム「他のはいいのかなんだゾ?」
杏「うん。それにグリムが選んでくれたからこれにしたいんだ」
グリム「子分…」
杏「さぁ、グリム。バックの中に入って」
グリム「おう!」(リュックの横チャックから入った)
杏「お願いします」(ペンダントを会計に出した)
ー数分後ー
アクセサリー屋の定員「ありがとうございました」
杏はお辞儀して店を去った
〜街 東〜
杏「写真を入れてもらえて助かったなぁ」
グリム「どんな写真を入れてもらったんだゾ?」
杏「今日のグリムと私のツーショット。今日は2人のお出かけ記念日だからね」
グリム「!…なんか特別感があっていいんだゾ!」
杏「ふふっ、私も!さぁ、引き続き街を探索するよ!」
グリム「おう!」
杏とグリムは食べ物屋や雑貨屋など全て街を探索し尽くした
〜街 中心街〜
杏「ふ〜、全部探索出来たね」
グリム「おう!」
賑やかな音楽が遠くから聞こえる
杏「音楽が聞こえる…」
グリム(リュックの横チャックから出て来た)「本当だ。聞こえるんだゾ」
杏(横チャックを閉めた)「行ってみよ」
グリム「おう!」
杏とグリムは音がする方に行った
杏「お!音楽隊みたいなのがやっていたんだ」
グリム「ふな〜!楽しくなる音楽だゾ〜!」
杏「そうだね。あ!グリム。一緒に踊らない?」
グリム「ふな⁈大丈夫なのか?」
杏「大丈夫、大丈夫。お祭りだから許されるって。やろう!」
グリム「…おう!」
杏とグリムは少し広い所に移動して、向かい合ってくるくる回ったり、手拍子をつけたりして踊り始めた
観光客「何、あれ⁈可愛い〜」
街の人B「楽しそうだなぁ」
子供「僕も!僕も踊りたい!」
いつのまにか沢山の人が杏とグリムに吊られてダンスし始めた
グリム「ふな⁈いつのまにこんなにいたんだゾ⁈」
杏「皆は私達の楽しそうな踊りに吊られて踊ったんだよ。さぁ、まだまだ楽しもう!グリム!」
グリム「おう!」
しばらくしてダンスはお開きになった
杏「ふ〜、楽しかったね!グリム」
グリム「おう!楽しかったんだゾ!」
いきなりエースとデュースに杏は左腕を掴まれた
杏「…ッ!」
エース、デュース「いた〜!!」
グリム「ふな⁈どうしてお前らがここにいるんだゾ〜⁈」
ーto be conteneuー