【9月1日】
※自殺表現有
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9月1日。1年の中で最も子供の自殺率が高い日。
その前日の夜。夜を駆け回る子供は、小さな名探偵に言った。
「名探偵、お別れ時だ。」
小さな名探偵は、探している物が見つかったのを察し、呟いた。
「目当ての物が見つかったのか?」
「何か誤解しているようだが、俺は目当ての物は見つけてはいない。」
‘目当ての物は見つけていない’
「何でだ?」
夜を駆け回る子供は、1枚のカードを放った
「昨夜、一星の彗星が流れた。
我の役目は失敗に及んだ。」
子供は、カードに書いてあったのと同じ文章を言った
昨夜の彗星と言えば、恐らくボレー彗星の事だろう。
小さな名探偵は、質問と同じにその事を言った
「昨夜の彗星は、ボレー彗星だろ?」
子供は、「あぁ、」と言いながら頷いた
「それとこれ、どんな関係性があるんだ?」
子供は、「おや?」と言い、呟いた
「名探偵が答えを求めるとは、辱い」
何処か悲しげな表情を浮かべ、夜空に羽ばたいて行った。
翌日、朝7時、毛利探偵事務所に一通の郵便があった。
宛先は、小さな名探偵へ。それは、恐らくキッドキラーこと、江戸川コナンのことだろう。
小さな名探偵は、その郵便を受け取り、中身を取り出した。
手紙にはこう書いてあった。
「よう、名探偵。今日の昼、江古田公園でショーをするんだ。
良かったら来てくれよな。」
とのこと。名探偵と呼ぶ人物は、この世にたった一人しかいない。
怪盗キッドの事だろう。
小さな名探偵は、仕方なく、行く事にした
昼、12時30分。江古田公園に到着した。
公園内は人集っていた。
ざっと、、30人から50人ぐらい。
「黒羽ー!!!!」
黒羽と呼ばれる人物は、現在人集っている万人の事らしい。
黒羽は、此方の存在に気づいたのか、不敵な笑みを浮かべて言った
「さぁ!観客も賑わって来た事ですので、間もなくショーを開演しようと思います!」
「ひゅーーー!!」
一斉に拍手が鳴る。皆黒羽と言う人物のしょーを楽しみに待っていたのだろう。
人通り終わり、最後に一人、黒羽のマジックに参加出来る人が選ばれるらしい、
正直、目立ちたくはないので今のうちに帰ろう。
「名探偵っ!」
マジックショーの所から「名探偵」と言う声が聞こえた
思わず振り返った探偵は、
「ぇ…?」
「何で途中で帰るんだよぉ!」
何故か、涙目になりながら抱き着かれている。
「オメー怪盗キッドだろ」
「そーですが?」
「これ以上俺に構ってるとショタコン疑惑でんぞ」
「キッドじゃないからいいんだよ」
拗ねた表情をした後に
「さ、最期のショーに行こうぜ」
「?」
「悪ぃ!最後のショーは此奴に出てもらう事にしたわ!」
「は?」
いやいやいや、そんなの同意してない
「オメーどう言うつもりだ!」
「コナン君だっけか?出たいって言ったじゃねーか。」
「今更恥ずかしくなったか?」笑
「出たい」なんて一言も言ってはいない。
「幻聴でも聞こえてんのか?」
「あぁ?」
「まー、もう良いだろ。出ろって」
「たく…しゃーねーな」
ぱちぱちぱちぱち
最後の‘無理矢理’やらされたショーは終え、観客は拍手をした後に一斉に帰って行った。
「ぁ”ー!疲れたー」
「もうこんな時間か、、、じゃあ、名探偵。」
「本当のお別れ時だ。」
「帰んのか?」
「嗚呼…」
「最後に、これ。」
はい。と渡された1枚のカードは、暗号だった
「暗号か?」
「あぁ、解いて見ろよ。」
「まぁ、解いてももう…」
暗号に集中し過ぎて最後の言葉が聞き取れなかった。
「なんて?」
「…何でもねーよ。んじゃ、気ぃ付けて帰れよー」
「おー」
《昨夜7時40分頃、拝戸シティホテル屋上から江古田高校在中の黒羽快斗さんが自殺したとの事です___》
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1412
4869
頭文字から8番目の高き場所を12
の針に、低き場所を6の針に、書
き終える場所にこの世の白き仔山
羊は、天への道を開かん。
PS.最期のショー来てくれて有難う
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𝑒𝑛𝑑
意味わかんないですな。HAHA
コメント
6件
やべぇ!自分ナレーター的なの向いてねぇ!!
暗号が分からないです(゜∀。) ?どゆこと? はっもしかして私が馬鹿なのか?