〇〇side
屋上のドアを開けると
さっきうちのクラスの前を通ったはずの
深澤先輩がそこにいた
〇「……は、」
辰「お、〇〇ちゃんじゃーん」
〇「……失礼しまし、」
パッ
辰「……待ってってば」
辰「最近俺見てるのに目合わせてくれないの」
「分かってんだからね?」
〇「……ごめんなさい、」
辰「……や、謝って欲しい訳じゃないけど」
「…その、寂しいじゃん」
「喋ったことある仲なのに、」
〇「……あー、それは、、」
辰「ん?どした?」
〇「……、」
辰「……言いにくいこと聞いちゃった?」
〇「……まぁ、、でも」
「……引かずに聞いてくれますか、?」
辰「うん、なんでも聞くよ」
〇「……私、中学の時、虐められてて」
「理由が、人気者だった幼なじみと」
「仲良くしてたからって理由で」
「叩かれたり、蹴られたり」
「階段から落とされたり、、」
「それで、、」
ギュッ
辰「……ごめん、思い出したくないこと」
「聞いちゃったね、」
「話してくれてありがとう、」
「〇〇ちゃんのこと何も知らずに」
「近づいてごめんね、?」
〇「…や、いいんです、」
「私が深澤先輩と目合わせなければ」
「他の人に目付けられることもないかなって」
「目そらしてたんですけど、」
「……不快に思われたならすみませんでした」
辰「いや、謝んないでよ」
「悪かったのは俺の方だから、」
辰「……でも、」
「俺はこれからも〇〇ちゃん見てるかも」
〇「……は、聞いてました、、?」
辰「ふは、聞いてたよ、笑」
「別に意識して見てるわけじゃないから」
「もうどうしようもないんだよねぇ」
〇「……それって、、」
「……ストーカー、?笑」
辰「おぉい!ちげぇよ!笑」
〇「……いーですけど、 」
「……教室の前で名前呼んだりしたら」
「……ただじゃおかないですから」
辰「ふは、こえーよ笑」
「ん、別にいーよ、」
「ここでの会話が」
「俺ら2人だけの秘密、だもんね?」
〇「っ、……なんか、言い方やだ」
辰「……ほんと辛辣なんですけど」
なんか
こんな重たい話して
陽キャが嫌ですって
ハッキリ言ったようなものなのに
嫌な顔するどころか
ごめんね、って謝ってくれた
この先輩は他の陽キャとは違う、
そう確信できるようになってきていた
〇「……そういえば、」
「どさくさに紛れていつまでこうする
つもりですか???」
辰「ありゃ?ダメだった?」
〇「彼女じゃないのでダメです」
「彼女さんに怒られますよ?」
辰「え?俺彼女いねぇけど」
〇「え、そうなんだ」
「途切れずずっと居てるのかと、 」
辰「あのねぇ、俺は一途なんだって」
〇「もう!いーですから離してください笑」
辰「そんな嫌がるなよぉ、」
〇「はははっ笑」
next……
ちょっと熱入って書きすぎちゃった😉
イケメンふっか最高でしょ?😚💜
どさくさに紛れてハグしちゃうとこも🤭
コメント
3件
最高、学校にいてほしいわ
イケメンふっか💜最高です‼️