kr)別れてくれる?
自分でもこんな冷たい声出せるんだな
って思った
sn)な、んで…?
しにがみくん、さっきまではにっこにこで話してたのに、今は…とてもくらい表情だ
kr)いつもいつもお茶して解散、それだけでしょ?学生の付き合いじゃあるまいし
そんなの思ったことない、ただの日常会話、それだけで胸いっぱいの幸せだった、でもしにがみくんにこんな男…似合わない、
sn)…クロノアさん、嘘つくの、下手ですね
kr)嘘なんてついてない
そう、嘘に嘘を重ねて、悪化していく、でも今はそれでいい
sn)じゃあ!顔を見て話してください!
kr)お、れとわ、かれてほしい…
俺の目にはいつの間にか涙が溢れている
sn)どれだけ一緒にいると思ってんすか!
分かりますよ!
別れて、といった俺が言うのもなんだけど、
しにがみくんは彼氏として、すごくいい人だと思う、
kr)っ、(ぽろぽろ
別れた方がお互いのためになる、それは心に刻んであるでも…でもっ、もっとしにがみくんといたい…ッ、別れたくない…ッ、、
sn)なんでそんな事言うんですか…?
僕のこと…飽きちゃいました、?
そんな一言に、ハッとする、咄嗟に出た言葉、
kr)ち、ちがうよ!そ、んなんじゃない…
あぁ、めんどくさい言い方をしてしまった
歯切れの悪い言い方ほど不安になる
sn)僕のこと嫌いなら…別れます、クロノアさんが嫌なら、もう会いません…
しにがみくんは今にも泣きそうな表情をしている。彼氏にそんな表情させたくないのに…
kr)嫌いなわけないじゃんっ!
そんな言葉しか出てこなかった、
sn)…クロノアさん、誰かに何か言われましたか、?
…言えない、だって…しにがみくんの目がまじだから、言ったら…多分相手に危害を加える
kr)ううん、俺が別れたい…ってお、もったの…
また歯切れの悪い言い方、
sn)それ、嘘ですよね?
kr)っ、
しにがみくんにはすぐ見抜かれるんだった、
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