テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主な登場人物
🌸(名前としてください)
青葉城西バレーボール部のマネージャー。及川徹と付き合っている。
及川徹
青葉城西バレーボール部の主将。🌸と付き合っている。(高校からの知り合い)
影山飛雄
🌸の幼なじみ。(幼稚園からの知り合い)🌸のことが好き。近所の家。
岩泉一
相談相手。🌸に恋愛感情はない。(高校からの知り合い)
俺(及川)は、🌸と付き合っている。優しくて俺のことを分かってくれる。でも、🌸なら分かってくれるを言い訳にしてしまった。
徹(セットアップもサーブもいまいちだな…)
徹(最近他のチームのプレー見てて寝不足だし…なんかイライラする…)
一「おい、及川!」
徹「ん?あ、岩ちゃん…」
一「なんか、最近大丈夫か?ぼっとしてるみたいだが…」
徹「別になんもないけど…!」
一「絶対なんか思ってるだろ、サーブもトスもいまいちだなとか思ってん
る顔してるぞ、別に焦らなくてもいいだろ、まだ大会まで時間あるし
な」
徹「でも、万全にしとかなきゃ!全部完璧にできなきゃ牛若に勝って全国
にいけない!」
一「その気持ちもわかるが、最近のお前はおかしい、ゆっくりする時間も
大切だ」
一「あと、くれぐれも他の人に迷惑かけんなよ」
~休憩時間~
🌸 「スポドリどうぞ~」
部員「さんきゅー」
🌸(最近徹の様子がおかしい。あんまり喋ってもくれなくなったし…)
🌸「徹、スポドリ飲んでね」
(及川が無言で受けとる)
🌸「最近元気がなさそうだけど大丈夫?相談できることなら相談乗るけ
ど?」
徹「…さい、うるさい!」
🌸 ビクッ
(及川は去っていく)
一「最近こんな感じなんだ、多分最近調子が悪くてイライラして るんだと 思うんだ。許してやってくれ。」(小声)
🌸「うん…」
一「あと、ラインとかでいいから励ましてやってくれ」
🌸「わかったよ」
~帰り~
(体育館が閉まる時間が近づいてきた)
徹(練習足りない…もっとやらなきゃ…)
🌸「徹~?もう体育館閉まるけど、一緒に帰らない?」
徹「ほっといてくれない?」
🌸「元気無さそうだから、一緒に帰って気分転換でも…」
徹「正直その気遣いいらない、うざいよ」
🌸「え?」
徹「俺は彼女の相手より優先してやらなきゃいけないことがあるから」
🌸「そうだよね…また明日…」
(🌸は帰る)
徹(はぁ、やっと邪魔が帰った…うざかったんだよね)
徹(いっそのこと…)
🌸の家
🌸「はぁはぁはぁ…」
🌸「なにか足りなかったかな…?泣、もっと私が気遣ってあげれば…泣」
プルルルルル…プルルルルル…
🌸「誰からだろう…電話」
🌸「もしもし…」
一「もしもし、大丈夫か?」
🌸「一?」
一「さっき、走ってくのが見えたからな」
🌸「私徹に何かしたかな?」
一「あいつも、切羽詰まってるんだろ…でも、彼女にそんな言い方は良く
ねぇ」
🌸「明日学校怖いな…」
一「手は出したりしないだろうがな…多分明日も強く当たってくると思
う」
🌸「そうだよね…電話かけてきてくれてありがとう。今日も練習大変だ
ったでしょ?一も明日朝練早いし、寝た方がいいよ、おやすみ」
一「おう、おやすみな」
一(まだ苦しそうだったな…あいつなら🌸のことよく知ってるし、ライン
してみるか)
一 おい、起きてるか?
? はい、起きてます、岩泉さんお久しぶりです。
一 突然で悪いが、🌸の家にいってくれないか?及川と喧嘩して辛そう
なんだ。
? 🌸の家ですか?急いでいってきます。
一 励ましてやってくれ
ピンポーン
こんな夜に誰が…
飛「🌸さん、お久しぶりです」
🌸「え、飛雄、久しぶりだね。こんな夜にどうしたの?」
飛「岩泉さんが🌸さんが落ち込んでるっていってたので急いできました」
🌸「そうなんだ、家上がっていいよ」
飛「ありがとうございます」
🌸「飛雄と会うのいつぶりだろう…?徹と付き合って飛雄が遠慮して来な
くなって、会ってないから…一年くらい?」
飛「そうっすね」
🌸「しかも中学が違ったから、なんかあんま会ってない気がする」
🌸「飛雄も大きくなったね」
飛「ありがとうございます」
🌸「徹と同じ中学だっけ?」
🌸「最近徹としゃべってる?」
飛「公式戦あとくらいなんで、あんましゃべってないです」
🌸「あと、幼なじみなのにいつも敬語だよね笑」
飛「だって🌸さんは先輩ですから」
🌸「それはそうだけど」
飛「あの、俺が小学生の時いった言葉覚えてます?」
🌸「え?」
~数十年前~
🌸「飛雄も小学生だね」
飛「まだ小学生…」
🌸「小学生だよ、十分お兄さんだよ」
飛「大人にならなきゃ結婚できないって言ってました」
🌸「結婚したい人がいるの?」
飛「はい、結婚したい人は🌸さんです、いつかお付き合いしたいです」
🌸「あー、言ってたね」
🌸「あのときの飛雄可愛かったね、私と結婚したいってずっといってて
さ」
(顔を近づけて)
飛「今もです、その思いは小学生から変わりませんから」
🌸「え、飛雄何をいって…」
飛「及川さんが振ったり、合わないなって思ったら俺と付き合ってくださ
い。俺はいつでも待ってます」
🌸「え、あ、えっと」
飛「また明日来てもいいですか?」
🌸「うん」
飛「おやすみなさい」
🌸「おやすみ」
(帰った)
🌸(びっくりしたけど、確かに飛雄はいい人だし、徹も私といない方が
楽だよね…いっそのこと、飛雄に…)
徹の家
お風呂にはいって冷静になった
徹(さすがに言い過ぎたかな…ラインするべきか…)
ピコン🎵
徹(あ、飛雄からだ)
飛 🌸さんはもらいます
徹 え、どういうこと?
飛 だから、そのまんまです。明日遊びにいって告白します。
徹 俺の彼女なんだけど!
飛 でも、🌸さん泣いてましたよ
徹 ギクッ…明日謝って仲直りするの!
飛 でも、俺の言葉に赤面してました。
(そのまま討論すること10分)
徹 じゃあ、明日飛雄、明後日及川さんがデートにいってより楽しませた方が🌸ちゃんを彼女に できる、どう?
飛 わかりました
徹 また惚れさせて付き合うから!
飛 俺も負けません
飛 明日のデート楽しみだな、告白するから
徹 今日はごめん、飛雄から聞いた、明後日デート行ってまた惚れさせて
告白するから
story1finish