コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
俺は、人間が嫌い。
俺は、狼の獣人だ。
人間に飼われていたけど最近捨てられた。
15歳年間よく殴られたり蹴られたりされながらも飼われてた。
「………」
捨てられてから何日経つだろうか。ダンボールにうずくまって過ごしている。
何とか食べ物は少し渡されたからなんとか生きている。
だが、酷く寒い。当たり前だ。真冬なのだから。
?「……あれ、獣人?
すげー……初めて見た」
………誰?
見る限り制服だから学生か?
怖い。何故この人間は俺にどんどん近づいてくるんだ。
?「…あ、ちょっと待ってろ!」
そう言うと、突然走り去った。
あいつはなんなんだろうか。
しばらくすると何か持って戻ってきた。
?「お前、絶対寒いだろ!だから使わない毛布持ってきた!!
あとお前見る限り狼っぽいし犬用の飯でもいけるよな?
犬用のチュ○ル買ってきた!」
そう言うと、そいつはニヤける。
そいつは毛布をかけてくれた。あったかい。
樹「俺の名前は一ノ瀬 樹!!17歳!獣人なんて珍しいし仲良くしよーぜ。
あ、お前、名前は?」
「……知らない」
樹「知らないー??せっかくだし俺が名前つけてやるよ!!
んー……」
そう言い出すと樹?というやつは考え始めた。なんで俺みたいな獣人に関わってくるのだろう。
しかも結構優しい。いや、かなり優しい。
樹「じゃ!お前はギクな!俺の好きな花から名前取った!!」
樹は二カッと笑う。
…可愛い。
ギク「……ありがと。」
小声で答える。
樹「あ、俺もう帰んなきゃ!また来るからな!!」
そう言うと、樹はさっき俺のために買ってきた飯を置いて去る。
人間はまだ嫌いだが、いい人もいるかもしれないと思った。