テラーノベル
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あの事件から1年とちょっと経った。
あの日以来mobは生徒全員から避けられている。
申し訳ないことをしたなとは思うが、まだあの時の恐怖は残っている。反省してほしい。
そして、ショッピもチーノも、未だにアプローチを続けている。
今日は3人で遊びに行こう、と約束していた日だった。
どこぞのチワワと遊びに行くときより、少しだけ見た目に気を使う。ついでに香水もつけていく。
仕上げに青いマフラーを巻いて、家の外へと出る。
電車に乗りスマホを見ると、時刻は5時19分。少し集合時間に遅れそうだ。
ut『ごめん、ちょっと遅れるわ』
shp『把握っす。今日雪降ってるんで、ゆっくり来てくださいね』
ci『大先生すぐ転けるからなぁ』
ut『俺そんなドジっ子ちゃうし』
ci『ドジやよな?』
shp『ドジやな』
失礼な、と思いながら窓の外を覗くと、緑や赤などの色が目立つ。今日はクリスマス・イブだからだろう。
そう。今日はクリスマス。
今日は__________________
ut「二人ともどんな反応するんかなぁ」
駅の前のクリスマスツリーの下で、紫のアウターを着たショッピと、いつものメガネをかけたチーノを見つける。
ut「すまん!おまたせ!!」
ci「あ、きたきた」
shp「ッス」
ci「行きましょか」
今日はクリスマスのライトアップを見て、ショッピの家で夜中までゲームをする予定だったが…
ライトアップに間に合うだろうか。
ut「ほんまごめんなぁ、思ったより準備に時間かかってん…」
shp「いや、ええんすよ」
shp「今日もかわええっす」
あれから不意にこんなことを言ってくるから、照れてしまう。ただでさえ褒められるのに慣れていないのに。
ut「っ…ありがとう///」
ci「ん、大先生なんかええ匂いする」
ut「気づいた?香水つけて来てん」
ci「これどこの香水?」
ut「えーっとな____」
なんだかんだでライトアップに間に合った。
(よかった、間に合って……)
雰囲気は大事やからな。
ショッピは動画を撮ろうとスマホを取り出したが、俺がそれを引き止める。
shp「?なんでっすか?」
ut「…っ、その」
チーノとショッピが不思議そうに首を傾げる。
ut「まだ…ふたりとも俺のこと好き?」
二人は驚いたように目を見開いてから、ふふふと笑い始める。
shp「何言ってんすか」
ci「当たり前やないですか」
ut「…よかった」
パッと俺の背後でクリスマスのライトアップが始まる。
ut「ショッピ、チーノ。僕と付き合ってください」
ショッピは言葉の意味を理解しようとをひとつひとつ復唱し、
チーノは驚いて固まっている。
shp「え、その、これ…」
ci「告白…やんな?」
ut「……まあ、そうやな///」
ショッピは満面の笑みを浮かべ、チーノは泣きそうな顔をする。
「「もちろん」」
ようやくやぁ、と泣き崩れるチーノをショッピが立たせる。
ci「う゛〜〜…」
shp「泣き声汚ねぇなw」
ut「な、何で泣くん?!」
shp「嬉しいからじゃないっすか」
ut「そんなに?!」
しばらくしてから、はあ、緊張したわぁ、と息を吐く。告白でこんな緊張したことあらへんわ。
ut「ライトアップめっちゃ綺麗やな」
shp「ほんまっすね」
ci「この後ショッピん家でゲームするんやっけ」←泣き止んだ
shp「ああ、何やる?」
ci「何があったっけ」
そこでアレを言うのを忘れていたと気づく。
再び緊張が戻ってくる。
ut「…そ、その……ゲーム、なんやけど」
shp「ん?何かやりたいゲームとかありました?」
ut「その、さ」
ut「俺……犯され、かけたやん」
少しだけふたりの目つきが鋭くなる。
ci「…はい」
ut「……………ほしくて」
shp「?」
ut「うわ、がき…してほしくて///」
ut「クリスマス、プレゼント…なんつって………///」
うわ、顔アッツ…!!
やっぱこんなこと言うんじゃなかった、と思うが時すでに遅し。
ばくばくと音を立てる心臓を抑えつけて、ふたりの表情を盗み見ると、まさかの真顔。
(ほんまに言わんかったらよかった…!!)
shp「……おいチーノ」
ci「ああ。間違いなく人生最高のクリスマスプレゼントやわ」
ut「えっ」
顔を上げると、ふたりは過去一気持ち悪い笑顔を浮かべている。
shp「こんなとこで突っ立っとる場合ちゃうわ」
ci「せやなはよ行こ」
ut「え、え?」
shp「ほら、大先生行きますよ。アンタがいないと始まらないんで」
ut「え??」
やっぱ言わんかったらよかった。
え?誘ったんお前やんって?
いや、たしかに誘ったのは俺なんやけど…
shp「だいせんせ〜♡」
ut「ぉ゛へ…ッ♡も、むりぃ゛…♡♡」
ci「大丈夫大丈夫♡」
ut「ぅぐッッ?!♡♡ん、ぅ!!♡」
まさかこんなデカいと思わんやん?
ut「ッ…♡」
チーノは口いっぱいやのに奥突っ込んでくるし。
ショッピは前立腺ばっか攻めてくるし。
shp「大先生おきてます?♡」
ut「っ、ぅ゛…♡」
shp「だいせんせぇ?♡」
ut「ぉ゛ひッッ?!!?!!♡♡お、きと、る…!!♡」
ci「大先生、こっちも〜♡」
ut「ん゛ッッ?!!!?!♡♡ッう゛ぇ゛…♡」
何度も絶頂を迎えているのに止めてくれそうもないふたりに、僕はされるがままだった。
ut「ぉ゛ッひゅ…ッ♡」
shp「チーノ、大先生苦しそうやで」
ci「そっちが突くからやろ」
どっちもじゃ、と怒鳴りたくなるが口がチーノので塞がれてるので何も言えない。
shp「俺は気持ちよさそうにするやん」
ut「ぁ゛ひッ〜〜〜〜ッッッ?!!?!!?!!!?!♡♡♡」
shp「ほら」
あかんってぇ…!!♡きゅうにつくなや…ッ♡
ci「…だいせんせぇ苦しい?」
こくこくと頷くと、チーノはようやく口から抜いてくれる。
ut「ぅ゛えッ、は…はぁっ…♡」
ci「ごめん…」
shp「大先生口ちっさいからなぁ…」
ショッピはそう言いながらぐりぐりとイイトコロを攻めてくる。
ut「ぁ゛ッ♡♡、しょ、ぴッ♡ん゛ぅ゛〜〜〜〜〜ッッッ♡♡」
ぱちぱちと目の前が光る。さっきまで暗かったのに…照明が故障しているのだろうか。
ci「うわえっっろ♡」
shp「チーノ、スマホで…」
ci「もう撮っとる」
(ん…?♡なんのはなし…?♡)
shp「だいせんせ〜こっち向いて?♡」
ut「ぁ、゛…ッッ?♡♡」
ci「いい感じいい感じ♡」
shp「大先生、今撮られてるんですよ」
ut「んぇ…?♡」
ci「だから、動画とられてますよって♡」
ut「ぁ…やめッ///」
ci「だーめ♡」
言葉の意味に気づき、慌てて顔を隠そうとすると、チーノに片手で制される。
それと同時にショッピがごちゅごちゅと奥を突いてくる。
ut「お゛ッッ♡♡ま、ッおくむり゛ッ♡ぉ゛あ〜〜〜〜〜ッッッ♡♡」
shp「っ…締め付けえぐ……ッ♡」
ci「かぁいい♡」
ショッピのモノが抜かれ、はくはくとだらしなく息をしていると、「後で送っといて」という声が聞こえてくる。
ut「ぅ…あ、かんッ…♡♡」
shp「え?いやいや、オカズにするんで…あ、見ます?」
ut「?!///」
ぶんぶんと首を振ると、少し残念そうな声とともに「次俺な」とチーノが言う。
ut「えっ?や、て…ッも、おわり…じゃ……」
shp「いや俺ら出してないし」
ci「挿れてへんし」
ut「へ…」
「「もうちょっと頑張ってくださいね、だいせんせ♡」」
まだまだ聖なる夜は終わらないらしい。
スクロールお疲れ様でした!
今回は初のリクエスト作ということで…ご期待には添えましたでしょうか?
本当はmobの直後にshpとciに上書きを…と思っていたのですが、怖い思いをした直後にそんなことするか?と考え、
性なる夜にシていただきました。
次回作もリクエストになります!!
オメガバース書きかったので気合入ってます…w
次回作もぜひ見ていってください!
追記:表紙絵お借りしました!
コメント
5件
リクエストってできます?できたら、grtn攻めのut受けで、旅館で温泉と畳でRありってできます?
ありがとうございます〜!最高です! リクエストいいですか? ut愛され(rあり)が見たいです!お願いします、神様よ!