コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ルアーナが宣伝したお陰なのか観光客が沢山オレタンに来た。
「ルアーナちゃんのお陰でこんなに沢山来てくれたよ。」
「いいえ落ちぶれた私に仕事をくれたからですよ。」ルアーナは村長と握手した。
「やっと活気づいたな。」父親が呟いた。
「ルアーナー!」
「マイケル久しぶり。」ボーイフレンドのマイケルと再会した。
「君が此処に帰ってきてるって知らされてね。」
「マイケル元気そうで何よりだよ。」父親は二人を邪魔してはいけないと思い去って行った。
「久しぶりに会ったし回ろうか街。」
「ああそうだね思い出の場所から行こう。」二人は幼い頃に行った風車小屋に向かった。
「当時のままだ。」
「僕達此処で結婚を誓ったの覚えてる?」ルアーナは頷いた。
「覚えてるよマイケルそういば約束したよね。」マイケルはドアを閉めてルアーナの手を握った。
「僕は本気だよお互い成人したんだ。」
「あんたの気持ちは嬉しいよ私はまたカーメルに戻ってモデルの仕事を再開するつもり。」マイケルはショックを受けた。
「此処でもモデルは出来るよ誰か想い人が居るの?」ルアーナはホストのエレンが頭に過ぎった。
「居ないけどカーメルは第二の故郷だから。」とはぐらかした。
「君が選んだなら尊重するよ。」マイケルは小屋を走って出ていった。
「ルアーナそれで良いのか?」
身を隠してた父親が聞いた。
「マイケルはただの友人だし良いのよ。」
「マイケルはずっとお前を愛してるんだよ。」ルアーナは目を逸らした。
「お父さんそろそろ帰るね。」
「カーメルに?」ルアーナは頷いた。荷物を纏めて駅に向かった。
「ホントに帰るのか?」
「マイケル会えて嬉しかったよ幸せになるんだよ。」ルアーナが汽車に乗り込むとマイケルは切なく手を振った。
カーメルに着き降りるとエレンが居た。
「よっ帰省してんだなお前。」
「うんエレンは何してたの?」
ルアーナはエレンに聞いた。
「ホスト辞めてさ面接に行ったのよ小さい企業だけど。」エレンの言葉を聞いて安心した。
「受かると良いね。」
「おうお前も頑張れよ。」お互い称え合った。「良い酒が手に入ったし飲まないか?」
「良いねパーと飲もうか。」エレンの自宅でウィスキーを飲んだ。
「今日ね幼なじみの男の子にプロポーズされてさ断ったけど。」
「へぇそうなんだ。」エレンは何食わぬ顔で言った。
「小さい頃風車小屋で結婚を誓ったんだそいつと。」
「まっ小さいガキはさだいたいそうだよな。」ルアーナはが酒が回ったのか眠りについた。
「ったくコイツは。」エレンは眠っているルアーナに寄り添った。