⚠︎この物語はイタリア目線の物語となっています。イタリアは失声症、軽い骨折を持っています
失声症…ストレスなどで声が出なくなる病気
ーーーーーみなさんは自分の人生をーーーー
ーー本物だといいきる事ができますか?ーー
🇮🇹「…」
目が覚めていないような感覚だったが、どうも覚めてしまったようだ
🇩🇪「おはよう、イタリア」
そういうと、彼はいつもioの肩に手を乗せる、まるで少しの風で折れてしまいそうな花を触るように優しく、
なのにioの心はどこか空いていて、あーあ、 ioってやっぱり我儘だなぁ
🇮🇹(おはよ、ドイツ!)
そうやって、いつも思うだけ…
🇮🇹(微笑む
🇩🇪「イタリア」
🇮🇹「?」
🇩🇪「今日はこれを渡しに来たんだ」
🇮🇹「、?」
🇩🇪「嗚呼、これは”ハナミズキ”だ」
🇮🇹「…✨」
🇮🇹(ハナミズキ、)
そんな名前の花は聞いた事すらなかった…だけど、彼の言いたいことだけは、ぼんやりと伝わった気がした
あれから一ヶ月ほどだっただろうか
最近、彼と会ってない…用事があるのだろうか、伝えたいことが山ほどあるのに…
ガラッ.バンッ‼︎
🇮🇹「っ!」
とても大きな音を立て、扉が開いた
🇩🇪「イタリア!」
🇩🇪「最近ずっとこれてなくてすまない…近頃、仕事が忙しくてな、」
🇮🇹「ど…いつ、」
🇩🇪「イタリア?!」
🇮🇹「え、へへ」
🇮🇹「おは…よ、ど、いつ」
🇩🇪「…ふふ、嗚呼、」
🇩🇪「おはよう!」
🇮🇹「い、おね、た、いいん、でき、たら、」
🇮🇹「いき、た、いとこ、あっ、て、」
あれから数ヶ月がたった、
(ドンッガラッガッシャーン‼︎)
🇩🇪「イタリア!」
物が倒れたと思う間もなく息を荒々しくはきながら彼は戸を開けた
🇩🇪「いい知らせがあるんだ」
🇩🇪「ーーー、〜〜〜!」
🇮🇹「!」
🇮🇹「うそじゃな、いんね?」
🇩🇪「嗚呼、嘘じゃ無い」
🇩🇪「明日にでもーーーへ行こう」
🇮🇹「い、くんね!」
机に置かれた花瓶をみると、ハナミズキは満開だった。まるでioの表情みたいに、
続く
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