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⚠︎この物語はイタリア目線の物語となっています。イタリアは失声症です。
失声症…ストレスなどで声が出なくなる病気
ーーーーーみなさんは自分の人生をーーーーー
ーー本物だといいきる事ができますか?ーー
🇮🇹「…」
目が覚めていないような感覚だったけど、どうも覚めちゃったみたいなんね、
🇩🇪「おはよう、イタリア」
そういうと、彼はいつもioの肩に手を乗せる、まるで少しの風で折れてしまいそうな花を触るように優しく、
🇮🇹(おはよ、ドイツ!)
そうやって、いつも思うだけ…
🇮🇹(微笑む
🇩🇪「…ふふ、」
🇮🇹「…!」
あぁ、彼の自然な笑顔を見たのはいつぶりだろうか
🇩🇪「…イタリア」
🇮🇹「?」
🇩🇪「いつか、この病が治ったら、イタリアがやって見たかったこと、全部しよう」
🇮🇹「、、ふふ」
🇩🇪「イタリア?」
🇮🇹「?」
🇩🇪「…おはよう、とでも言ってみてくれ」
🇮🇹「、?」(ドイツは言えないって分かってるはず…なのにどうしたんね?…まぁいいんね)
🇮🇹「…お、はよ、う」
🇮🇹「…!」
🇮🇹「こ、えが…!」
🇩🇪「もしかしなくとも、退院できる日も遠くはないのかもしれないな、」
彼は優しく微笑んだんね
病室の窓から見える、優しい色の”ハナミズキ” よりもはるかに優しい笑顔で、
🇮🇹「、ね、」
🇮🇹「io、ドイツ、と、ゆ、えん、ち、いきた、いん、ね」
🇩🇪「あぁ、もちろんだ、必ず行こう」
ーーーーーーーーー 2ヶ月後ーーーーーーー
ぼんやりと目が覚めると、いつも通り彼がいて、今日はすごく嬉しそうな顔してたんね
🇮🇹「お、はよ、ドイツ!」
🇩🇪「おはよう、イタリア」
🇮🇹「ね!な、んかドイツいーことあったん、ね?」
🇩🇪「嗚呼、イタリア、」
🇮🇹「どう、したんね?」
🇩🇪「今日、」
🇮🇹「きょう?」
🇩🇪「イタリアが退院できるらしいんだ!」
今までに無いほど喜ぶ彼を見てio、ちょっと驚いちゃったんね
🇮🇹「!、それほんとな、んね?!」
🇩🇪「嗚呼、本当だ」
🇮🇹「うそじゃな、いんね?」
🇩🇪「嘘じゃ無い」
🇮🇹(パァァァァァ✨
🇩🇪「明日にでも遊園地へ行こう」
🇮🇹「い、くんね!」
窓を覗くと、ハナミズキは満開だったんね。まるでioの表情みたいに、
続く