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祝福
12月16日/中学一年生
ともか「おはよう!光!はるいち!」
光「おお!おはよう!ともか!」
はるいち「おはよう!」
私はウキウキで二人に話しかける。
ともか「ほんとに夢じゃないんだよね!?」
ともか「私!ほんとにさくやくんと付き合ったんだ!!」
はるいち「まさかさくがともかのこと好きだったなんてな…」
光「いやあ、ほんとにおめでとう!!」
光とはるいちの心からの祝福が
とても嬉しかった。
二人と昨日の事について熱く語っていると茜ちゃんがこちらにやって来る。
茜「なんの話してるの~?」
光「ともかがさくとさ!!」
ともか「ばかばがばか!!言うなって約束しただろ!!」
茜「えーなにー?教えてよー!」
茜「もしかして失恋した?w」
ともか「いや…」
茜「ほんとになんなのー?」
ともか「さくやくんと付き合ったんだよね」
茜「ええー!!おめでとう!いいなあ、羨ましい。私も彼氏ほしい!!彼氏ほしい!!」
ともか「はは(笑)」
さくやくん秘密にするって約束してたのに、 申し訳ない。
それから私達は3日に1回のペースで連絡をするようになった。
私達は付き合っても恥ずかしくて学校で話すこともできなくて、メッセージでしか会話ができなかった。
さくや「ひま」
ともか「ひまだなあ」
さくや「ゲームしてた」
ともか「なんのゲーム?」
さくや「ホンハン」
ともか「ほんとにホンハン好きだね」
私たちは好きという言葉さえ恥ずかしくて言えない。
でも、話すだけで十分だった。
この2年間関わりが無かったからこそ、他愛のない会話だけでも幸せだった。
私は一緒にいるうちにさくやくんの声が声変わりしたこと、さくやくんの背丈が10cmも伸びたこと。
いろんなことを知った。
さくやくんは突然、センター分けになり、遅刻の回数がめっきり減り、友達に暴力を奮わず、授業も頑張って起きようとするようになった。
それが私の影響かもしれないと思うと嬉しかった。
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