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続編



ん、、、、、ここ何処だ、?

ナワーブはベッドの隣にある姿見に光が反射して目が覚めた。そ少し冷たい空気が体にまとわりついて鳥肌が立つ。隙間風か、?他にもコトンと物を置くような音の後にジャスミンティーの香りと共にチョコクッキーの香りがあとから来る。見たことも無い天井がありふと辺りを見回す。


『おや、目が覚めましたか?』


この優しい声、知ってる、、


「ジャックか、、、?」


そう訪ねるとまた同じ優しい声で


『はい、ジャックですよ』


と声が返ってきた。


「ジャック、ここどこだ?」

と聞くと

『ここは私の家ですよ、あの路地裏からナワーブくんの家までは遠いので私の家に連れてきました。嫌でしたら今からでも帰る用意をしましょうか?』


ジャックはジャスミンティーを綺麗な花柄が着いたティーカップに注ぎながらそう答える。俺は寝転がっているだけなのも悪いと思い起き上がろうとした、その瞬間、、、


「い゛っ!!!!!!!!」


激しい激痛が下半身と腹部におしよせてきた。


『まだ傷は治っていませんよ。少し安静にしてくださいね。』


と目を逸らしながら言う。その目の先には苦しそうな、無理やり笑っているようなものを感じた。


「ジャック、、?なんで目をそらすんだ?」


そう聞いた瞬間、図星なのかピタリとジャックの動きが止まる。少し間を置いて、


『……逸らしていませんよ。私はただ怖い自分を見せてしまったので怖がっているのではと思い少し優しく接してるだけです。』


と言った。俺はどこで怖がっているような素振りを見せたのかが思い当たらず、


「俺いつジャックに怖がった素振り見せたんだ、?」


と聞くが何も言わない。ただ目を逸らしていた。


「………ジャックずっとおかしいぞ、?なんで目逸らすんだよ。」


と聞いてみるが返事はない。俺は流石に切れて


「なんで目逸らすんだよ、!!!!!!!!??????俺お前に何かしたか、!!!!!!!!??????」


と怒鳴った、するとジャックはガタンッとティーポットを置き言った、


『苦しいんですよ!!!!!!!!愛する人が見ず知らずの男に触れられたことが苦しくて悔しくて!!!!!!!!顔も見れないんです!!!!!!!!!!!!!!!!』


と言ってきた。俺はそこで思い知らされた、、、







両思いだということを、、、







俺は唖然とし、「え、、」という言葉しか出なかった、ジャックは怒鳴り返してきた瞬間に瞑った目をゆっくりと開いて俺の顔をちゃんと見た。するとジャックはブワッと顔面が紅色に染まり目を逸らした。俺は何故目をそらされたのか分からず自分の顔になにか着いているのかと思い隣にあった姿見で自分の顔を確認した。


「え、、、、あ、、、な、なんで、、、、」


姿見に写っている俺は顔が紅色に染まっていることに気づいた。胸がうるさい。鳴り止まない。


『ナワーブくん……私たち両思いなんですか…?』


ジャックにそう聞かれるが俺はしっかり言葉を返すことが出来ず、戸惑いを隠せずに


「あ、、、、う、、そ、、な、、、、」


と言葉を返してしまった。ジャックはパタパタと履いているスリッパの音を立てながらこちらに近ずいては


『ナワーブくん……好きです………』


なんて言われてしまった。俺は恥ずかしすぎてすぐにジャックの目元に手を当てて


「ちょっと待ってくれ……す、少し整理を………」


と言ったがジャックは俺の手を退けて俺の顔を見るなりニヤけて


「あぁ、、、、可愛いです。ナワーブくんの全てを私にください…」


と言いながら顔を近づけてきた。そのまま俺の唇とジャックの唇が重なり俺はジャックに身を委ねた。




ℯ𝓃𝒹

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