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この作品を読むにあたっての注意⚠※男監督生
※監督生愛され
※腐向け
※誤字脱字あり
※監督生が皆から謎に好かれているため、エースがセコム役として見守っている話です
それでも構わないという方ありがとうございます!
この物語はあらゆる人から気に入られる監督生をエースが見守って追っかけているエースセコム回になっています
ジャミ監♂の匂わせ入ってます✧
前回の続き的なものです✧
最後まで読んでくれると嬉しいです✧
✧…✧…✧…✧…✧
最近監督生がヤバい人達に好かれまくってる件について
【5】
1, 目撃者
____昨日、見てはいけないものを見てしまった。
✧…✧…✧…✧…✧
(フロイド…彼奴、またサボりか…)
ジャミルは呆れながらもバスケットゴールにボールを軽々とシュートさせる。
(…だが、さっきまでは気分が良かったし…まさかこの短期間で気が変わったのか、?)
一回休憩にまわり、タオルで汗を拭う。
すると、少し後ろからガタンッという、物音がした。
何かが落ちたのだろうか。
どうでもいいと思いつつもなんとなく、その物音がした方向へ歩く。向かっている途中、そこから何度も同じ物音が聞こえたため、流石に不審に思った。
(ここは、更衣室?)
何やら中から人の声が聞こえる。
近くに寄ると数センチドアが開いていることが分かり、中をそっと除いてみた。
(………は?)
ジャミルは唖然とした。
何故なら、そこにはフ監督生を抱きかかえたまま、額や頬、耳、首など、あらゆる所にキスをしているフロイドがいた。監督生は逃げようとしているが、フロイドの束縛から逃げれず半分諦めてもいた。
思わず何をしているんだと声を上げたくなったが、機嫌が今良い分、止めた途端に機嫌が悪くなってはあとが面倒だ。
監督生には悪いがこの場は見なかったことにしよう。と思いその去った。
(どうせ、あのエースが来るだろう)
見事にその予想が的中し、更衣室付近でエースが大声で叫んでいる声が聞こえた。
監督生は首に跡は幾つか付いているものの、他に何かされたわけでもなく、最後はエースが救出していたため無事だ。
✧…✧…✧…✧…✧
あれは一体何だったんだ、、、。
まさかフロイドは本当に監督生のことが好きなのか……?
いや、まず彼奴の辞書に好きという言葉が存在するのか、…?
考えたが結論、監督生が苦労人ということしか分からない。
そこら辺の奴らからは監督生が双子やレオナ先輩、まさかのマレウス先輩から気に入られているという噂は聞いていたが、双子は本当だったなんて。
嘘かと思っていたためジャミルは驚いた。
「ジャミル先輩ー!頼まれた資料持ってきましたー!」
教室のドアからエースの声が聞こえる。
そういえば頼んでいたっけ、と思い、エースの元へ取りに行く。
「ああ、すまないな、エース」
「いえいえ、っじゃ、俺はこれで…」
「あ、エース、少しいいか」
「え?どうしたんスかジャミル先輩」
ジャミルはエースの腕を掴んで廊下の隅へ連れて行った。
「エース、単刀直入に言うが、フロイドは監督生のことが好きなのか…?」
「……え?」
「ああ、違うならいいんだ。最近そんな噂が耐えなくてな。監督生もフロイドに随分と気に入られているみたいでどうにも気になったんだ。」
ジャミルの言うことに、エースは、はぁ…、と疲れ切ったような溜息をつきながら「そうなんですよ、」と答えた。
「それだけじゃなくって他の沢山の人達も監督生の事が好きらしくって、ほんっと毎日スキンシップやら接触やら、ある人には抱きつかれたり、終いにはキスもされて…まっじで危機感がないんすよ彼奴は!だからほんっと大変なんっすよね…」
(俺か思っていたよりも随分とか保護だったな……)
「エースは随分と監督生の事が大切なんだな」
「いやぁ〜…なんつーか、ほっとけないって感じッスかね、危なっかしいし、危機感ないし、ドジだし、抜けてる所あるし、マレウス先輩のことなんてツノ太郎呼ばわりなわけだし」
確かにエースの言う事は全てわかる。
監督生を見ているとこちらまでソワソワしてしまう。
まるでカリムを見ているような。
「ジャミル先輩も分かるでしょ?俺からして監督生はカリム先輩の立ち位置」
「ああ。確かに彼奴はそうかもな。…ふっ、たまには分かりあえることがあったんだな」
監督生のいつもの様子を思い出すと、なんとなく笑みがこぼれる。
前にスカラビアに来た時や、VDCでのオンボロ寮合宿の時も、監督生はいつもドジで、でも、あの笑顔は絶やさない。グリムが攫われた時も、魔法が使えないくせに此方へ助けに来たのも。それが全部監督生なんだと、普通のことをあらためて考えると、監督生が周りから好かれる理由も充分にに理解できる。
(……ん?……なんで俺は理解をしたんだ…?)
だが、ジャミルはその自分の考えたことに不思議に思った。
エースとわかれた後も、頭のどこかでその不思議な違和感のようなものは回り続けていた。
(……これは一体何なんだ、?)
ジャミルはその不思議な違和感に鬱陶しささえ覚えていた。
2, 見守り役
今日はバスケ部は軽音部よりも終わるのが少し遅いため、ジャミルはカリムに体育館の前で待っていろ、と伝えてあった。
ジャミルはカリムは大丈夫かと気にしつつもバスケの練習を続けた。
(ん?あれは…監督生…?)
暫くしてから視線をカリムのいる方へ向けると、監督生の姿があった。
(前にフロイドにあんな事をされたのによく怖がらずにまた来れるな…)
あらためて見るとエースの言う通り確かに抜けているところがある。
どうやら監督生はカリムと話しているようだ。エースでも待っているのだろうか。と思う。
運の良いことに、今日はフロイドの気分が乗らず、現在サボり真っ最中だ。監督生もまた襲われることはないだろう。
チラリと監督生の方を見た。
その時、ちょうど監督生と目が合った。監督生は動揺することなく、ペコリとお辞儀をしてジャミルへ笑いかけた。
そしてジャミルは、その笑顔を向けられた直後に、もしや、と思いバスケ部員の方を向いた。
すると、やはり予想通りの状態だった。
何人かの生徒の視線が監督生へ集まっていたのだ。
(嘘だろ…??)
まさかとは思ったが、ここまでだったとは、と恐れる。
「あれって話題の監督生だよな?正直言ってさ、めっちゃかわいくね?俺マジでタイプかも」
「性格も良いし顔もいいし笑顔もいいなんてやべーわ」
「あんな感じなら少し頼んだらあんなことやこんなこともしてくれたりして」
後ろからはヒソヒソと、バスケ部員が騒いでいた。
(あの笑顔だけで…この威力!??)
あらためて驚いてしまう。
だが、あの笑顔は生まれつき、ではなく、監督生自身、努力を続けた後に、やっと、見つけた笑顔なのだと、ジャミルも分かっていた。だからこそ、何故か人々にはよりいっそう惹かれる所があるのかもしれない。
「あー……はいはい、またこれだわ」
暫く考えていると、知らぬ間に隣にいたエースがやれやれと溜息をついた。
「ああ。エースか。……まぁ、お前のも随分と手がかかるな」
「そーなんすよ!マジでちょっとでも目を離した隙が危ないんですよ!前なんてフロイド先輩以外の先輩とかに密室に閉じ込められそうになってましたからね??」
「どしこめっっ!??」
フロイド以外にもそんな事をする人がいるなんて、と思うが、結局は皆NRC生。当たり前なのかもしれないと、頭が徐々に冷静になってくる。
「そーそっ、だから俺が監督生の事を見守んないとってことッスよ、あとで面倒くさいことになっても嫌だし?」
「まあな」
やはり監督生は危なっかしい。
それに、無意識に、あんな笑顔をしただけで一瞬にして沢山の人の心を奪ってくのだから。相当重症だ。
(だが………)
今心を奪われた他のバスケ部員は、直接あの笑顔を向けられた訳ではない。
直接あの笑顔を向けられたのは自分自身だ。と。
心でそう思う。
(いやいやいや、俺はどうしてそんな事で威張っているんだか)
後から思い返して自分に呆れる。
でも、悪い気はしない。
それどころか、自分の心には、なんとなく嬉しさが残った。これは事実だ。
(…………まあ、深く考えるのはよそう。これ以上考えると頭がおかしくなりそうだ。)
ジャミルは、そう思うと、汗をタオルで拭きながら、監督生と共に話す、カリムの所へ向かった。
✧…✧…✧…✧…✧…✧
そして、その日の放課後…………
「よし!!今日は宴だ!!!お前ら!!歌え!踊れ!!ほら!監督生とグリムもエースも!!」
「は、はい…!」
「うひょ〜!メシだメシ〜!!ひゃっほ〜い!なんだゾ!」
「おいコラグリム!また暴れんなよ!」
「…………????」
何でこんな事になった……????
3, 熱砂の苦労人
床には沢山の料理が並べてあり、その周りには、スカラビア寮生、そしてエース、グリム、監督生がいた。
カリムは「宴だ!宴!!」と騒いでいた。
何でこんなことになった……????
✧…✧…✧…✧
数時間前………
✧〜体育館前〜✧
「ああ!ジャミル!」
カリムが、体育館から出てくるジャミルに飛んでいった。
「待たせたな、カリム。じゃあ、早速寮にもど……」
「なあジャミル!!!」
「?」
「今日さ!うちの寮で監督生達と一緒に宴でもしないか!??」
「は!!!??お前はまたそう簡単に……」
能天気なカリムにあきれていると、汗を拭きながら、体育館から出てくるオレンジ髪と目が合った。
「あっ、ジャミル先輩お疲れ様でーす」
そうペコっと軽く頭を下げられた途端に、カリムがエースを見て、元気よく声を出した。
「あっ!!!エース!!お前も一緒に宴をするか??」
「えっ、いやー…でも…、あっ、監督生は来るんスか?」
「ああ!監督生もグリムも来るぞ」
「あっ、じゃあ俺もいきまーす!」
「そうこなくっちゃな!!じゃあ、スカラビアへ出発だ!」
ジャミルはカリムのその能天気さに毎日困らされる日々だった。
✧…✧…✧…✧…✧
……ということにより、見事にカリムに流された末、こうして監督生やエース、グリムと共に宴をすることになってしまった。
「無理矢理カリムがすまなかったな」
ジャミルは、近くで小さくカットされた肉を食べる監督生にさりげなく謝った。
「あっ、いえいえ、大丈夫です!、たまにはこうして皆で料理を食べるのも悪くないと思っていたので」
「そうか、それなら良いんだが…」
それからも、ジャミルは監督生にちょくちょく話しかけるようになった。
次第に、最初の緊張感のようなものはもうなくなり、今現在は、軽く笑い合える仲になっていた。
カリムは「二人が仲良くしてくれて良かった!」と元気良く言われた。
こちらとしても、監督生と話すのは悪くないと思った。
話の内容も、会話も、彼の優しさが入り混じっている。
そういうタイプは苦手でもあったが、監督生と居るのは、何故か、…心地良い………。
✧…✧…✧…✧
「あー、食った食った〜腹いっぱい」
「よっしゃ!今回はカリムの食べさせようとする青カビチーズを食べずに済んだんだゾ!」
「え、なにそれこわっ」
料理を食べ、宴も楽しみ、何時間か経った。
「あっ、今もうこんな時間!?俺そろそろ寮に戻んねぇーと寮長に怒られる!」
エースは急いで荷物をまとめて帰る支度をし始めた。
「オレ様たちもそろそろ戻るか」
そう言うとグリムも立ち上がった。
もう帰ってしまうのかと、心のどこかでがっかりとした気持ちがあったが、仕方ないことだと思い、見送ることにした。
✧…✧…✧…✧
「………」
監督生達が帰ってから、暫く自室のベッドの上で考えた。
監督生と話していた時に感じたあの気持ちは何か…と。
前にも感じていて、何度か考えたが、この違和感は晴れなかった。
「…考えるだけ無駄だな……」
いくら考えても、やはり前と同じで答えは導き出せない。
もう、仕方ないため、考える事を放棄する。
いつか見つかるだろうと思いながら、眠りに落ちた。
✧…✧…✧…✧
4, ✧〜エースの日記〜✧
☓月☓日
今日はスカラビアで宴をした
まっじでジャミル先輩の作る料理ってうめ〜!
何にでも合うしジャミル先輩最高!
………と、言いたかったんだけど……
俺、気づいちゃったんだよね〜…
今日料理食べてる最中に監督生と喋るジャミル先輩が喋ってたんだけどさ、なんか、オーラが違うんだよなぁ〜…
もしかしてジャミル先輩、監督生に…
……え…?まって、なんかノリで書いてるけどこれ、自分で言っといてなんだけどさ、
監督生、ジャミル先輩おとした………?????
は??マジで???嘘だろ…??あの?ジャミル先輩を??
ないないないない、ない、多分、うん、多分…、…
やべー…ほぼほぼ確定じゃん……
いや俺分かるんよ、人が監督生へおちる瞬間を
何度も見てきてんからね?
最初は共感できる人かと思ったけど、やっぱ結局はそうなのかー……
あの人考える事読めねーんだよなー…本当…
まっ、明日からまた俺の護衛任務が再開するわけだし、今日はもう寝るとしますか〜
✧…✧…✧…✧
最近監督生がヤバい人達に好かれまくってる件について【5】終
続く〜…✧