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『 家系能力 』
リリアside
『 そういえば 』
と、イフリート先生が口を開く。
『 リリア さ、家系能力 読心 (テレパシー)だよね? 』
「 ん、はい、 」
と少し微笑んで答えると
貴方は言葉を続けた。
『 それって強すぎるけど なんか 代償とかないの? 戦闘とかにも役立つじゃん 』
「 ん ー 、いいとこに気がつきましたね、笑
代償、ありますよ。
1回使うと 痛みなどが襲ってきます。 」
『 えー、だるいねそれ。 』
と気だるげに微笑むイフリート先生が格好よくて可愛くて堪らない。
私の顔は今 魔林檎 のように 赤いだろう。
「 … 後これは 私の掟なんですけどね?聞いてくれますか? 」
『 ん、勿論。』
「 … 好きな人には使わないんです。笑 」
だって、心を読んでしまえば、
イフリート先生が私を嫌っていれば。
もう、耐えられないから。
『 …ふふ、そうなんだ。
…じゃあ、ダリ先生の心、読んでみてよ、笑
僕も着いていくから。』
「 えぇ、勿論いいですけど、笑 」
遊び程度に しょうもないことで誘うイフリート先生が可愛い。
愛おしくて、大好きだ。
イフリート先生の煙草の時以外も、一緒にいれるなんて、凄く嬉しい。
「 ぁ、ダリ先生。 」
[ ん ? あぁ、リリアさんか。 ]
とにこっと微笑むダリ先生は、イフリート先生と違う優しさがある気がする。
そりゃダーリンとか言われてモテるよなぁ。
そんな事を考えるのをやめ、ダリ先生に集中する。
「 …、」
代償は小指の痛み。
「 何時ダーリンって呼んでくれるのかな。 」
[ ぇ、なんでわかるの!??]
「 へへ、イフリート先生、見てました? 」
『 見てた見てた、凄いね。リリア。 』
と軽く頭を撫でられる。
でもすぐにダリ先生の目線に気づき手を離すイフリート先生に、
好きですと告白して揶揄うと、
ダリ先生に 後で職員室来てね?と圧力をかけられているイフリート先生。
可愛くて面白くて、揶揄いがいがあるなんて少し最低な事を考えてしまう。
[ てか、リリアさん、ダーリンって呼んでよ。 ]
「 えぇ、私のダーリンはイフリート先生だけなんですが… 」
[ … じゃあダーリン先生は? ]
「 …イフリート先生、いいんですか? 」
『 嫌なぜ僕に? 』
「 …じゃあダーリン先生、で。 」
と言うと顔を明るくするダーリン先生と、後ろから圧がかかったような気がする。
気のせいか、と思ってイフリート先生の手を引き、屋上へ戻って行った。
どうしよハマった。ねぇやばい。
魔入間メインになるね?(多分冗談)
それじゃあおやすみなさい。イフリート先生まじでだいすきです