中也愛され
中也女体化
転生
太中↩︎メイン
敦中
芥中
ヒロアカキャラとの絡みあり
ヒロアカUSJ編改変あり
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太宰視点
黒霧の個性によってワープしてきた私達は物陰に隠れて様子を伺うことにした
私達は“一時的に”ヴィラン連合にいる
まだ加入したばかりで大きな犯罪はしていない
今まで情報を集めたり作戦を立てるだけだった
私の予想なら今此処に中也がいるはず……
さて、中也は何処にいるか……
中也は部下を助けるために前に出て戦う事が多かったからやっぱり弔くんと戦ってるかな?
んー、弔君と戦ってるのはオールマイトか…
じゃあどこに…
そう思って辺りを見渡すと敦くんが声を上げた
敦「あれは…中也さん……?」
芥川・太宰「!?」
敦くんが指を指す方を見ると、中也は大人数のヴィランを1人で相手をしていた
ボロボロになりながらも、1人で戦っている
今すぐにでも駆けつけたいところだが、今出ると飛んでくる瓦礫のせいで怪我をしかねない
ていうか他の奴らは何をしているんだ?
中也1人にこんな任せて自分達はのうのうと見ているだけなんて……
怒りでどうにかなりそうだ
中也は全員を倒し終わると、私たちの方を向いた
私達が本当にヴィランになったと思っているのか、戦闘態勢を取りながら、こちらに向かって来た
でも、体中がボロボロになっている中也は何時もより勢いがなく、今にも倒れそうだった
今の状態なら攻撃されてもそこまでのダメージは受けない
そう考えた私達は中也に向かって走り出し、中也を優しく抱きしめた
抱きしめると、「中也が生きている」ことを改めて実感し、喜びで涙が溢れてくる
中也が生きてる
やっと、やっと会えたんだ
もう絶対に死なせない
だから……
太「ごめんね中也、ちょっとだけ寝ててね……」
そう言って中也を気絶させた
顔を上げると丁度ヒーロー志望の子供と目が合った
いつからこちらを見ていたのだろうか
少し丸い顔をしたその少女の表情は恐怖で固まっていた
『何故中也を助けなかった』
そう思いつつ、少女を睨む
太「ねぇ敦くん、芥川くん」
少女から視線を外し、2人に話しかける
太「今からやること、分かってるよね?」
敦・芥「はい」
太「本来ならば、私も前に出たいところだけど生憎私は戦闘が得意じゃない。戦闘に特化した2人に任せてもいいかい?」
2人は静かに頷いた
太「最初は私だけで煽りに行く。隙を作るから合図を出したら攻撃してくれ。 」
そう言って、中也を抱き上げたまま、歩き出した
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私が死柄木弔のところに行くと、丁度緑髪の少年が飛び掛ろうとしていた
太「それ以上近づかないでくれる?」
少年は中也を見て動きを止めた
オールマイトも周りの生徒たちも動きを止め、緊張した表情をする
きっと中也に被害が出ると思ったのだろう
私が中也に攻撃なんてするわけないのに
死「太宰遅いぞ。それに2人はどうした」
イラついた調子で話しかけられる
太「もう名前で呼ばないでくれる?」
死「は、?」
太「中也を見つけられた今、もう私達には“ヴィラン連合”なんていらない」
死「何言って、」
太「それに、私達言ったよね?橙色の髪で青い瞳の子を見つけたら絶対攻撃するなって」
死「裏切るのか…?」
太「そんな事しないよ?」
太「だって元から加入するなんて言ってないし、裏切りにはならないでしょう?」
2人に向かって合図を出す
死「!?」
2人が隙をついて物陰からでて攻撃を仕掛ける
死柄木弔が個性を使おうとしたその時、私が触れて解除する
死「なんでっ!!お前ら“無個性”なんじゃ!?」
驚くヴィラン連合を2人がボコボコにする
中也の事もあってか、2人は激怒していて攻撃も何時もより派手で荒々しかった
まあ、事前に中也の容姿を伝え、攻撃しないようにと忠告しておいたのに其れを聞かなかったのが悪い
その後にプロヒーローの集団が到着し、死柄木弔達は捨て台詞を吐いて逃げていった
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到着したヒーローにより事はスムーズに進み、今は安否確認をしている
私達は生徒達を攻撃をする姿勢を見せなかったので、ヴィランとみなされず、『ヴィラン連合に捕まっていた可哀想な少年達』として『保護対象』になっていた
私達が一向に中也を離さないので、特別に中也と一緒に病室に行くことを許された
でもこの後事情聴取をされる事になるだろう
今は『捕まっていた可哀想な少年達』でも、ヴィラン連合に入っていたことには変わりない
別に無罪を主張しようとは思わない
実際、食料や外の情報と引き換えに、ヴィラン連合の作戦を立て、案を出す等加担していた
2人にはさせていなかったけれど、私には万引きやスリ等の犯罪歴もある
でも、前世のように殺人とか脅迫とか大きな犯罪はしていない
そんな事したら中也に怒られちゃうからね
そう思いつつ病室のベッドで眠る中也の頭を優しく撫でる
敦「太宰さん抜け駆け禁止ですよ!!」
芥「僕も撫でたいです…」
太「ふふ、君達もやればいいじゃないか」
中也の頬をつつきながら言う
敦「それにしても真逆中也さんが女の子になっているなんて…」
太「びっくりだよね〜」
芥「前より小さくなられたような……」
敦「鏡花ちゃんより小さいんじゃないか?」
太「でもスタイルいいよね、めっちゃ大きいよ?」
敦「太宰さん最低ですね」
芥「……」
太「辛辣だね〜」
『コンコン』
病室の戸を叩く音がした
敦「……?」
太「誰ですか?」
?『太宰くん、私だよ』
そう言って中に入ってきたのは森さんだった
太「うげ、何で居るんですか?」
森「久々に会ってそれは酷いんじゃない?それに私は中也くんを治療した医者だよ」
芥「ロリコeゴホン、首領が治療を?」
森「待って今ロリコンって言った?」
敦「ロリコン……中也さんから離れてください」
森「本当に酷いね、君たち。私が居なかったら中也君の傷、跡になって残っていたかもしれないんだよ? 」
太「中也の綺麗な体に傷が……」
森「まぁそれは置いておいて、君達は今迄何処に居たの?」
敦「神奈川県の横浜です」
森「親は?」
芥「虐待されたので脱走してきました」
太「もう死人扱いされているでしょうね」
森「よく生きてたね……何食べてたの?」
太「私が万引きしたりスったりしてパンとかスーパーのお惣菜とか食べてました」
森「うわぁ…まぁ無事で良かったよ。てっきりこの世界に居ないのかと……」
芥「この世界に中也さんが居なかったら自殺してました」
森「なんか太宰くんに似てきたね…ていうか生きてるならすぐこっちに来てくれれば良かったのに……」
太「本当は金づるとして早めに森さんを確保しておきたかったんですが、お金が足りなかったんですよ」
森「金づる、?」
芥「そういえば事情聴取はいつされるんでしょうか?」
森「嗚呼、其の事なら私が何とかしてあげるよ。私くらいの医者になればこれくらいの融通は効くさ」
敦「自我自尊までするんですねこのロリコン」
森「君辛辣だね!?」
太「私が育てましたからね」
敦「育てられてないです」
森「そうだ、君達私の養子になるかい?」
芥「太宰さんに任せます」
敦「僕も任せます」
太「じゃあなろっかな」
森「分かった、因みに中也くんは紅葉くんの所の養子だよ」
敦「もしかして鏡花ちゃんも…?」
森「そうだね」
太「要件はもうないですか?ないなら出ていってください」
森「酷いなぁ。まぁせっかくの再開だもんね。出ていくよ。目が覚めて異常がありそうだったら直ぐに呼んでね?異常がなくても呼んでほしいけど、少し話してからでいいよ」
太「はいはい、さよなら」
『ガチャン』
芥「いつ目覚めるのでしょうか…」
敦「目が覚めたら何する?」
太「んー、キス?」
敦「1回死んできてください」
太「えー、じゃあハグで許してあげよう」
芥「じゃあ僕も中也さんに抱きつきます」
敦「再開した時皆で1回しましたけどね」
太「そんな事言うならしなくていいよ〜」
敦「何言ってるんですか?中也さんに会うために生きてるんですよ?僕もハグしますよ」
中「ん、ぅ」
太・敦・芥「!?」
中「ぁ、?此処は…」
太・敦・芥「中也ッ!!/中也さんッ!!」
目が覚めたばかりの中也に抱きつく
中「手前ら……」
太「久しぶり中也」
中「あ、嗚呼。久しぶりだな、太宰、敦、芥川」
敦「驚いてますか?」
中「驚くに決まってんだろ!」
芥「驚かせてしまいすみません、ですが嬉しくて……」
中「まぁいい。でもな」
敦・芥「?」
中「太宰!!手前さり気なく胸揉むんじゃねぇ!!」
太「気の所為だよ」
敦「勝手に何やってるんですか?殴りますよ?」
芥「こればかりは許せませぬ……」
太「まぁ仕方ないじゃん?だってこんなに大き」
中「黙れっ!!」
赤面した中也に勢いよく殴られる
敦「ざまぁです」
芥「……」
太「芥川くんその顔絶対笑いこらえてるよね?」
芥「いえ……何も?」
中「今茶番はいいんだよ、それより手前らなんでヴィランの方に居たんだ?」
太「ヴィラン連合は君を探す為の道具さ」
中「はァ?」
敦「僕たち前世の事、かなり後悔してるんです。ごめんなさい」
太「守れなくてごめん」
芥「貴方を死なせてしまった。守りきれなかった。申し訳ございません」
中「え?は?いや、謝る事じゃねぇだろ?」
太「ねぇ、今度は守らせてよ」
中「?」
芥「貴方のそばにいさせてください」
敦「絶対守ります」
中「その言い方だとプロポーズみてぇになるぞ?ていうか俺は守られなくても生きていける」
太「じゃあ一方的に付きまとうね」
中「えぇ……」
敦「中也さん、お願いします」
芥「守らせてください」
中「……はァ、どうせ言っても聞かねぇんだろ?」
太「そうだね」
中「なら諦めるわ…」
芥「中也さん…失礼だと言うのは承知で聞きます」
中「なんだ?」
芥「その……なぜ女性の姿に、?」
中「俺も分かんねぇよ。転生して目が覚めたら急に女になってた」
敦「因みに今何歳ですか、?」
中「16」
太「え……同い年?」
中「んだよ文句あんのかよ」
太「いや違くて…身長は?」
中「145」
太・敦・芥「……」
中「何も言うなよ」
太「前よりもっと小さくなったね」
中「うるせぇ!!仕方ねぇだろ!?女になっちまったんだから!!」
芥「中也さんは女性の方でも特に小柄な方かと……」
中「芥川までっ!」
敦「鏡花ちゃんより数cm小さい……」
中「敦!?鏡花と比べんじゃねぇ!!」
太「中也の方が年上なのにね」
中「まじで黙れ」
太「ていうかなんで敦くんだけ名前呼び?私もしてよ」
中「日頃の行い。あと呼びやすい」
芥「僕は……」
中「長ぇからなァ…」
芥「……」
中「あーじゃあ『龍』でいいか、?」
芥「!!はい!!」
太「ねぇちょっと私は!?」
中「……じゃあ治」
太「やった!」
中「そんな喜ぶことか?」
太「うん」
中「そうかよ…//」
太「!!ねぇ2人とも見て!!珍しく照れてるよ!!」
敦「かわいい…」
芥「……」
中「そっそういえば医者とか呼ばなくていいのか?」
芥「今呼びますね」
太「あ、ちょっと私に呼ばさせて」
敦「太宰さんが進んで何かをやるって珍しいですね」
太「まァ見てなって」
中「?」
太「姐さぁぁぁん!!中也が目を覚ましましたよ!!」(超大声 )
中「ちょってめ此処病院、!」
『ドタバタドタバタ……ガチャ』
紅「中也!!」
中「え?」
紅「中也や!大丈夫かえ!?何処も痛くないか!?もしやこやつらに何かされたのかえ!?」
中「ぁ、いや大丈夫です」
紅「心配したのじゃぞ、?」
中「すみません」
紅「何も無いのなら良い」
『ガチャ』
エ「チューヤ!」
森「中也くん!」
うわぁこれは騒がしくなるな……
めんどくさ、
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今回は終了です!!
投稿めっちゃ遅くてすみません!!
原作の展開をあまり変えたくなくて色々書き直してました…
中には完結したと思っている方も居そうですね……
まだまだ続きます、!
今回急いで書いたものなので誤字があったらすみません
それと 、ついにこのお話の♡が10000を超えました!!
本当にありがとうございます!!
これからも頑張っていきます!!
ご視聴ありがとうございました
さよなら〜
コメント
30件
あぁぁぁぁ好きぃ〜(*´﹃`)ヒロアカあんまり知らないけどこの話クソおもろい…なんすか、なんなんすか、死にましたよどうしてくれるんすか… 太宰すんが中也ちゃんにセクハラしてる…あ、美味しい(?)敦くんと僕くんが引いてるのも良き…中也ちゃんの反応も好こ。これが双黒か…え、ちょっと待って双黒と新双黒揃ってるじゃん!!え!?好き!!!可愛い!!!!尊い!!!!!!!!!