活推武士
「第1話活動派推し運動「活推」」
【活推】
翻訳……【活推】とは活動派推し運動の活動をしめす。人により推す対象は違うのだ。
……時はさかのぼる事、数分前
切島太郎の下に伝言非通知メッセージが届いた。
「この物語は異世界ファンタジー偉人伝説だ」
――
……ん?……
何だろ?フワフワ揺れる……
静かな風に、暖かい温もり、まだ見ぬ世界は今、開いた
……太郎……切島……太郎殿……
――
?「お目覚めですか?切島太郎陛下殿」
太郎「貴方……どちら様で?」
?「まだ、寝ぼけてらっしゃるんですか?……改めて自己紹介します。1番隊隊長、甘味桜下の名は十流です……貴方は切島太郎殿でこの景風……島国の主です」
太郎「甘味桜さん……あー!島国を売ったエセ紳士だろ?!何で漫画のキャラが居るかな?!しかも主じゃないし!しかもネタバレ禁止!!島国は知ってたけど「景風」って国の名は知らなかった!つーか【活推武士】通称【かつお節】に俺は居ないの!つーか!ホントの長は確か……そうそう甘味桜景斗だろ?!」
甘味桜十流「景斗が?……アイツはただの引きこもりです。戦火に立つ度胸もない」
……ごめん、もしかして……トリップ的な?
そんで景斗さんが引きこもりなの俺のせい?
甘味桜十流「まぁ、どちらにしろアイツは陛下にはなれない……太郎陛下には痣がある、太古の昔から痣持ちは使命をたずさえ国に君臨する……陛下はよく【バースマーク】と呟きました。今では国の辞書に見ない日がない馴染みの深い単語であり、縁遠い未知の力の象徴です。昔、陛下はよく言ってました。周りに奇妙な事ばかり起きると……きっと陛下の魂が力を放って居たのでしょう。物語でしか知りませんが異世界(太郎が居た世界)は力に耐えかね破滅してしまったと聞きます」
太郎「破滅?俺のせい?」
甘味桜十流「いえ、陛下の国では魔法が使えない……だから滅んだんです、貴方のせいじゃない」
?「全く、わたしの名も忘れたのか?戦乱の中頭を打ったのは良かったのか、悪かったか分からないな……」
甘味桜十流「……彼は、1番隊副隊長の……」
太郎「あー!アンタ知ってる!甘味桜十流に消された美少年最年少副隊長……威原義信太だ!」
威原義信太「消された?……ほう、口が軽い軽薄な隊長だとは思ってたが面白い嘘だな?このわたしが隊長如きに何が出来る?国1番の剣士威原義信太と言えば赤子も黙ると言うのに!」
太郎「確か、赤子を黙らせるのは、信太君の兄じゃなかったっけ?」
甘味桜十流「えぇ、威原義角出1番隊の二人目副隊長です。」
太郎「確か頭良くてスタイル良くて趣味読書だっけ?顔も良いなんて御上は二物を与えたんだなー【角出】か、ステキな名だし憧れちゃうよな?……因みに頭パンクするから名前の羅列はまた今度にしてね?何しろまさか、漫画に来るなんて……反則だろ?マジ、俺得でしかないだろ?……マジ甘味桜景斗さんに悪い事したなぁー」
信太「景斗は確か引きこもりだったな……隊長もあんな兄が居たら顔があがらないだろ?」
十流「一家の恥ですから」
(なんか、ピリピリしてるな話変えよう)
太郎「所で今って何時代?」
十流「今は、夜実時代の花去り時期4月最終ツキ20平原です」
太郎「夜実か……戦乱時代ね……てか、やっぱり変な言い方花去り時期は【春】でツキって読まず4月って言えば良いのにー……最終ツキってやっぱり夜実時代はツキは12で日は20しか日にちないんだよねー……待てよ?最終ツキで夜実時代4ツキって確か……内乱時代なんじゃ?」
十流「えぇ、内乱は無事治まりました貴方の術はおぞましく人々の記憶に、いや?歴史に残るでしょう」
太郎「何かしたの?」
十流「……人には思い出さない方が幸福な事もあります」
信太「あんな、下品で人をおちょくる技は初めてだ」
角出「今起きたか?」
太郎「なぁ角出さん、俺どんな技使ったの?」
角出「世界各地のサキュバスとやらを使い男を使いものにならなくし……オトメにして服従させただ」
太郎「……じゃあ、国中カマっ子だらけなワケ?」
角出「被害的にはな」
信太「あんな下品な技はない!わたしも誘われて困ってるんだ!」
十流「あはは…!笑いました……まぁ見た目さえ良ければ武士も泣かないでしょうからね信太副隊長頑張って」
角出「わたしも誘われた」
太郎「でしょうね」
――
こうして夜実時代4ツキ最終ツキ20平原甘味桜十流率いる1番隊副隊長二人威原義兄弟の兄角出と弟信太はオネエさんになった内乱兵に狙われるのでした……この戦いを後に「カマっ子の乱」と言われるのでした
「活動派推し運動「活推」切島太郎陛下として活動を起動した」
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