テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「ひろとぉ。……。」
ぴこんッ。
『あなたに抱かれたい』
『あなたが好き』
『あなたを抱きたい』
……。選択肢これしかないの?
どちらかで言うと、僕は抱かれたい。
でもいきなり展開は嫌だな。
『あなたが好き』をおす。
「ひりょと……//一緒に寝よ……、」
「眠そうだね。」
「んぅ……ひろとぉ……。」
「ん?」
「だいすきっ……。」
「へっ……//」
嬉しいのとは反面、少しだけ怖くなってきた。
このまま進んでいけば、涼ちゃんの感情は、無くなってしまうのではないかと。
『アインストールしますか?』
「はい。」
今もすごい幸せだ。
でも、君は果たして幸せなのか。
それが怖くなってアインストールした。
「ん?……。、若井?」
「……涼ちゃん!?」
若井呼びになった。
「……涼架って呼んでよ。」
「涼架……?」
おかしい。アプリは消したはずなのに。
なんかおかしい。身体が熱い。
「滉斗っ。……」
「涼架、ごめんなさい。」
「ん?……。?なにが?」
「アプリケーションで操ってたんだ。」
「知ってるよそんなこと。」
「え?」
「だって僕がインストールしたんだもん。」
「涼架がインストール?」
「だって。滉斗が振り向いてくれなくて……。」
「……俺のこと好きなの?」
「僕、滉斗のこと大好き。」
ドサッ
「へっ?」
ぴこんッ
「……ぁっ」
「涼架?」
「ごめん通知が来たから。」
なんだスマホ取ろうとしたのか。
「……やっとだよ滉斗。」
『感情コントロール完了』
コメント
2件
!!そゆことだったのか!!すご!てんさいすぎる!