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一日目 safe
今日も見送りの列に見送られ、私達は帰って行く。そして、ちびっ子には少し脅かしたり、軽くお辞儀をしたりとファンサ的な何かをしながら帰る。昨日の事を思い出すと全員が怪しく思えてしまう故、反射的に睨んでしまう。少しやら無ければいけないことを思い出し、妹達に少し待っててと言った後にその場所へ向かう。裏路地に着くと少し黄ばんだお札が下に一枚落ちていた、それは日本人形のだった。やっぱり、と想定内の事に安心すると日本人形ゾンビを探す事に集中しようと立ち上がった。マリオのエリア、ハリーポッター、いろんな所を探したが居なかった。一匹の茶色の蝶が此方へ飛んできた、インセクト(※虫のマスクをしてる白ゾンビ)の子だ。こんな時は大体いい報告は無い。何かと思い耳を傾け、真剣な表情で報告を聞く。
───────!!
私は駆け出した、でもマリオエリアから入口からは結構な遠さだ。冷や汗をかくなんてワタシらしくないわ、けれどあれを聞いて冷静でいられる方がおかしいもの。と内心で思いつつ、何とか入口まで着くと彼女達は眠っていた。ほっと胸を下ろしたワタシは彼女達の近くに足を運ぼうとした、その時。鋭い歯が私の皮膚に触れ身の危険を感じたワタシは即座に大声を上げた。
ア゛ァー!!!!
その音が不愉快に感じた何者かはワタシから離れ、そしてワタシは彼女達の傍に寄り。