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俺の話を聞いた風香は、正直に話をし始めた。
風香「実は私、バイトしてコツコツと生活費を貯めてるの。」
風香がバイトして貯めているという話を聞いて、俺は呪術高専の規則《ルール》を思い出し、俺は吃驚して風香に大丈夫なのかよという顔をした。そして、俺は風香の口から信じられないことを聞いた。
悟「はあ!?お前、呪術高専に転入して来た時に規則とか言われただろ!?💦」
風香「言われたのは覚えてるよ。でも私、家族が居ないから1人で頑張って貯めてるの。」
悟「ちょっと待て風香、今なんて言ったんだよ!?」
風香「ゑ?バイトして頑張ってお金を貯めてるの。」
悟「違ぇよ、もう少し前だ。💦」
風香「私、家族が居ないの。」
悟「は!?嘘だろお前?💦」
俺は今の風香の口からそんなことを聞いて絶句してしまった。居ないってことはもしかしてと思い、俺は更に風香を問い詰めた。
悟「お前、その話もう少し詳しく聞かせてもらえないか?💦」
俺がそう言うと風香は、看病していた時と同じようにまた暗い顔をした。特に俺の中で1番記憶に残っていたのは、風香の目が死んでいたように見えたことだった。風香は少しだけ間を開けて深呼吸をしてから口を開いた。落ち着く為だろうか、風香は1度深呼吸をしていた。
風香「実は、私の家族は呪霊によって殺されたの。」
悟「は!?💦」
俺は風香の発言を聞いて、その後の言葉が全く出てこなかった。風香、お前家族が居ないのってそういう事かよ…。💦風香は話を続ける。
風香「私、家族が呪霊に殺される前からずっと家族のことが大嫌いなの。それなのに、私の家族は目の前で呪霊に殺されてしまったの。そして私は、死ぬのが怖くなったのと自分は弱気になんていられないと思って、私はバイトしてお金を貯めてたの。」
悟「ふ、ふむふむ…。💦」
俺が真剣に風香の話を聞いていた。だが、俺はこの後の風香の発言でまた声が出なくなってしまった。
風香「家族が居た時は、いつも親のスネを齧って生きてたから自立しないとと感じて自らの力で稼ごうと思ったの。ゆく宛もない私を救ってくれたのは、未来の貴方だったの。」
悟「はあ!?未来の俺がお前を!?💦」
風香「うん、本当に悟さんなの。」
風香の今の発言で俺は迚吃驚した。最初、風香はまた嘘を付いているのかと思ったが、今の風香の話は本当だと理解した。俺は風香のその後のことが気になり、風香にまた問い詰めた。
悟「風香、未来の俺がお前を救った後はどうなったんだ?💦」
俺が風香にそう言ったのだが、風香は俺が予想していたこととは違う返事が返ってきた。
風香「もう、この話は止めよう?悟さんは、この先の事は気になってはいるみたいだけど、その先迄はまだ知らなくていいの。それは、貴方がまた私と出逢う迄だからさ。」
悟「?あ、ああ…。💦」
俺は今の風香の発言が何を言っているのか分からなかった。未来…か、未来の俺は風香にまた出逢っている?俺は風香のその言葉が疑問に残り、また俺は暫し考えた。