中也愛され
中也女体化
太中
芥中
敦中
中也とヒロアカキャラの絡みあり
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中也視点
あれから少し説明やら何やらがあって、やっと対戦となった
無事、俺以外のペアが組み終わり、出番のない俺らはモニタールーム(?)に居る
話聞いてなかったから全く分かんねぇけど、自分の対戦時間になるまでここで他の奴らの戦闘見てろってことか
じゃあそれまで寝てても大丈夫だな
どこか寝れそうな場所は…
パチッ
オールマイトと目が合う
すんげー見てくる
……
寝ようとしてたのバレたか…
仕方ねぇな、起きててやるよ
まぁ、1回戦目はあの2人だしな
それが終わったら寝るか
1回戦目はヒーローチームがイズクと麗日
ヴィランチームがカツキと飯田だ
飯田がヴィラン……
あの真面目メガネがヴィランなんて出来んのか、?
モニターに4人の姿が映る
イズクと麗日は2人で行動を共にしている
さて、ヴィランチームはどうやって来るか……
そう考えているといきなりカツキが奇襲を掛けた
イズクに攻撃をしようとする
イズクはギリギリで避けたがかすったらしく、マスクの半分が破けちまった
モニタールームのヤツらはカツキを漢らしくないと言ったり、よく避けれた!とイズクを褒めるなど様々な反応を示した
でも奇襲も作戦だ
漢らしいとか漢らしくないとか関係ねぇんだよな
結局負ければ意味ねぇし
カツキがまた攻撃を仕掛ける
だがイズクは攻撃を読み、それを逆手に取ってカツキを地面に叩きつける
この洞察力と反応の速さ、!
やっぱ素質あるぞイズク!!
それからイズクとカツキは怒鳴り合っているみたいだ
音がねえから分かりずらいが、喧嘩してる
それに対し飯田は耳元を触っている
何してンだ?
そう疑問に思っているとオールマイトが説明をする
どうやらコンビには小型無線が配られ、それで連絡を取り合えるようになっているらしい
流石雄英だな、此処迄リアルな訓練とは思ってなかった
他にも見取り図を持っていたり、ヒーローチームは確保テープも持っているらしい
このテープを巻けば確保って事だ
でも、制限時間は15分で核の位置をヒーローチームは知らない
ヒーローチームの方が不利だな
そんなことを考えていると周りが「Plus ultra!!」と叫んだ
お陰で思考が現実に引き戻される
カツキがイズクに飛び掛るがまたもやかわされていた
その隙に麗日がその場から離れる
連携も取れてる
こりゃすげぇな
そしてイズクは何度も飛び掛るカツキから逃げる
ふと、飯田が映るモニターに視線を移すと、飯田の近くにはもう麗日が居た
案外見つけんの早いんだな
麗日は上手く隠れていたのに、何故か突然吹き出してしまい、飯田に見つかったようだ
…なんで笑ったんだ、?
そして飯田が両腕を広げて何かを話している
意外とヴィランがサマになってる
そこでやっとその部屋の物が全て片付けられている事に気がついた
麗日の個性対策か
計画がしっかり立てられてる
飯田はジリジリと麗日に近づく
対策をされてしまった麗日は下手に動く事が出来ない
もう一度視線をカツキ達の方へ移す
丁度イズクがカツキに見つかった
後ずさりするイズクに向かって何かを話しながらカツキが右腕を挙げる
そして大爆発を起こした
モニター一面が火と煙に覆われる
この火力、下手したら死人が出るぞ
そんなもん生徒に持たせていいのかよ
建物が崩れる程の火力
流石にイズクには当たらないようにしてあるだろう
でも、モニタールームのヤツらも、オールマイトでさえも声を上げた
飯田も驚き、動きが一瞬停止したその隙を狙って麗日が浮く
真逆麗日自身が受けると思っていなかった飯田は急いでそれを制止する
その間にカツキはイズクに攻撃を何度も仕掛ける
先程の爆破により、体が鈍っているイズクはそれを避けることが出来ず、カツキの攻撃をまともに食らっている
イズクがどれだけボロボロになっても辞めないカツキにクラスメイトも驚きの声を上げる
カツキの個性の強さとセンスを褒める者がいるが、今のカツキは明らかに私情がはいりすぎている
このままだとアイツ、ダメになんぞ
流石のイズクも逃げ出した
否、これは作戦か
カツキの怒りが更に増したように見える
そこには焦りも混じっているようだ
逃げるイズクに近づく
周りもこれじゃ大事になる、とオールマイトに中止するよう呼び掛ける程に、2人の戦いは過激化している
オールマイトも1度は中止させようとしたが、最終的には中止させる事なく、見守るという判断を下した
カツキとイズクの拳がぶつかる直前にイズクが何か叫ぶ
それに答えるかのように麗日が急に柱に抱きついた
イズクの指示だ
全ての意図が読めたと同時に麗日が抱きついていた柱が抜ける
柱を振り回し、瓦礫を飛ばす
それに飯田は上手く抵抗できず、核を守れることが出来ない
麗日が核に触れる
ヒーローチームの勝ちだ
カツキはガクりと膝から崩れ落ちた
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今回のベストは飯田だな
確かにヒーローチームの勝ちだが、2人は敵の前で油断しすぎだ
制御出来ないので仕方の無いことだが、イズクは個性を使わなかった
それに今回の攻撃を読めたのもきっと長年近くにいたからだろう
麗日も活躍していたが、油断大敵。あれが本番ならとっくに死んでる
カツキは私情を挟みすぎだ
怒りと焦りで周りが見えていない
それにもし、あの場に避難しきれていない市民が居たら、市民ごと巻き込んでいた
戦闘素人が建物を壊して戦うのはあまり勧められない
それに対して飯田は知っている範囲での麗日の個性対策もしていた
冷静に判断をしていたし、役になりきってたからな
そこまで考えて急激に眠くなってきた
……
まぁどうせ俺は最後だし、ちょっと寝るか
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それから俺は少しの眠りに着いた
その間にも授業は進み、俺の出番になったようだ
皆観戦に夢中で俺が寝ていることに気付いて居なかったらしい
梅雨ちゃんだけが気づいていたらしく、オールマイトに見つかる前に俺を起こしてくれた
大分寝れた
体力も回復出来た事だし、頑張るか
オ「それでは最後、中原少女だ。誰か、戦ってみたい人はいるかい?」
皆それぞれ考え込む
ちょっと煽ってみたらどんな反応をするだろうか
中「ビビってんのか?俺は1人だぜ?この調子じゃァ、むしろ相手2人じゃつまんねぇ位だなァ?」
少し笑いながらそう言うと、1人がそれに乗った
轟「随分余裕だな。じゃあ俺が相手をする」
オ「挑戦も大事だ、諸君!他には居ないかい?」
峰「や、やる!」
中「お?峰田か、意外だな」
峰「美女と闘えんだぜ!?もしかしたら何をとは言わなけど触れるかも……ああ、どんな感じなのかなぁ…ぐへへ」
……
なかなかキモイな、コイツ
オ「り、理由は様々あれど、挑戦は挑戦だ!!頑張りたまえ!」
オールマイトもちょっと引いてんじゃねぇか
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あのあと、くじ引きにより俺がヴィラン、轟と峰田がヒーローに決まった
俺はまず、部屋にある窓ガラスと柱を取り、砕き始めた
普通ならこんな事出来ねぇが、俺の異能なら簡単だ
数分も掛からないうちに程よい大きさに砕き終わった
其れを異能で浮かばせ、天井や壁を破壊されても直ぐに取り押さえられるようにする
窓やドアから入っても、頭上にある瓦礫を落とせば1回で終わり
我ながらいい案だ
きっと2人は俺が奇襲をかけてくることに供えて、最初はあまり派手に動かないだろう
2人が来るのを待ちながら、核の近くをふわふわと浮く
さァ、どこから来るかな
峰「核発見!!」
峰田が窓から入って来ようとしていた
峰「じゃあ触らせてもらおうじゃないか!?」
やっぱり個性を使ってここまで足場を作って来たか
気持ち悪い笑みを浮かべて、鼻息を荒くする峰田に瓦礫を飛ばし、窓枠から落とす
峰「うわぁぁぁ!!死ぬゥゥゥ!!」
そう叫ぶ峰田の下にデカい瓦礫を浮かばせてやり、落ちないようにする
峰「おおおぉ!すげぇ!!」
建物から少し離れたところにその瓦礫を移動させ、峰田がまた入れないようにした
すると今度は大きな音を立てて近くにあった壁が氷によって破壊された
そこから轟が入ってこようとする
轟「どうした中原!!すぐここまで来れちまったぞ!」
俺は浮いている為、轟の死角にいた
核に近づこうとする轟の周りに瓦礫やガラスの破片を飛ばす
轟が足を止める
その隙に俺は肩辺りを押さえ込みながら、轟に重力をかける
轟は動けなくなり、その場に倒れながらこちらを睨んで来た
轟「クソっ!!」
中「意外と早かったなァ?轟?」
そう言って動けない轟の前にしゃがみ込む
轟「おま、え!何だ…この個性は、!!」
中「言ってなかったか?知らずに戦うって言ったんだな、手前。もうちょっと作戦立てておけば良かったな?」
轟「質問に…こた、えろ!!」
轟は重力に押し潰されそうになりながら怒鳴った
中「俺の“力”は“重力操作”だ」
轟「は、?」
轟は重力に耐えきれなくなり、其の儘気絶した
峰田は遠くへと行っていて、もう此方には絶対戻れねぇ
オ「ヴィランWIN!!」
オールマイトの声が響いた
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オ「今回のベストは言うまでもないね?」
その問い掛けに皆が一斉に俺だと言った
オ「じゃあ中原少女、説明してくれるかい?」
中「嗚呼。まず峰田の個性じゃあ他の奴らみてぇに壁も天井も壊せねぇ。
だから隙を着いて入ってくるしかない。ドアから正面突破するのは無謀だから、窓から来ると考えた。実際、峰田のその紫のをら壁にくっ付けてそれを頼りに登れば、ここまで来れる。
だからワザと窓を破壊しといて、入ってくるようにした。そんで入ってくる来た峰田を瓦礫で落として、遠くに飛ばせば峰田はもう何も出来ねぇ。
逆に轟は壁とか破壊できる位の威力を持ってる。だから柱とか最初っからぶっ壊しといて、壁とか壊された時の被害を最小限にする。
その破片とかを浮かばせて置けば、本人が来た時に囲めるし、一石二鳥だ。
本当はあのまま瓦礫でやっても良かったんだが、流石に痛いだろうし、重力だけかけて終わりにした 」
淡々と説明をすると、八百万が質問してきた
八「重力をかけるって…あなたの個性は…?」
中「“重力操作”だ。触れた物の重力、ベクトルを自由に操れる
“個性”じゃ無くて“異様”だけど、それは言わないでおこう
上「はァ!?何だよそれ!?チートじゃねぇか!!」
中「まぁ、そうかもな。でもちょっとでも加減をミスれば、人だって一瞬で死んじまう。それくらい繊細で、操作が面倒臭い力だ。まァ考え方によるな」
飯「もし君が“ヴィラン”で、敵だったらと考えるとゾッとするな……」
耳「うわっ、何それ怖!不吉なこと言わないで!!」
敵……
昔の立ち位置だったら完全にコイツらの敵だったな
峰「ていうかここまで完璧に読まれて、ズタボロにされるとメンタルに来るな……触れなかったし……ていうか轟羨ましい!!スカートの中見れたんじゃないか!?」
中「手前!!まだそんなこと考えてたのかよ!?この糞変態野郎が!!」
流石に恥ずかしかったので顔を真っ赤にしながら顔面を殴る
見事に峰田は吹っ飛び、壁に打ち付けられる
切「峰田ァァ!いや、でも仕方ねぇ……のか?」
峰「それが一番傷つく!!」
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終了です!!
峰田がこれでもかと言うほど変態でしたね
ここまでしてもキャラ崩壊にならないのが本当に凄いですね……
思ってたより長くなってしまいました!
半分くらいアニメのシーンでしたし…
すみません( ..)՞
ご視聴ありがとうございました
さよなら~!
コメント
9件
神作〜!!!毎回癒やしを下さってありがとうございます(((