コメント
1件
注意書きは前と同じ!(え?)
《がちゃ》
太
「ただいまー、、っても、だれもいないのだけれどね」
今日は不思議と疲れた。
可笑しいな、、とおもいつつコンビニで買ったかにぱんを人かじり。
途端に食べる気力さえもうせる。
太宰
「なんの食べる気もないや、まぁどうでもいいんだけど。」
ごろんとひかれたままの布団に寝転がる。
枕を抱え、地面を向き、毛布の上に寝る。
そして私は其の儘眠ってしまったようで。
《カラン》
透明のグラスに入った氷が涼しげに音を立てる。
太宰(黒
「オダサク、今日は来ないのかなぁ」
黒い外套をまとった私がオダサクという人物の名を出し、寂しげに氷をつつく。
太宰(22)
「え、、?どういうこと、?なんでポートマフィアの私が、、」
言葉では戸惑っていながらも、頭ではこれが夢だということを理解していた。
《コツコツ、》
太宰(22)
「ッあ、」
太宰(黒
「あ、オダサク!今日は遅かったじゃないか!」
オダサクと呼ばれた男は此方に目もくれず、イツモの席に座る。
オダサク
「あぁ、少し、時間を忘れていたようでな。」
太宰(15?)
「オダサクにもそういう所があるんだねー、、ところで聞いて欲しいのだけれど!」
ポートマフィアの私は楽しげにオダサクに今日のデキゴトを話す。
それをオダサクはイツモのように相槌をうちながら酒を飲み、それでいて楽しそうな表情をしている。
太宰(22)
「織田作、?」
とうにいなくなったはずの友人が目の前にいる。
自分でもよく分からない。まるで目の前の私が私じゃないみたいだ。
太宰(22)
「お、おださく、」
私は気づいた頃にはポートマフィアの私と話していたオダサクにはなしかけていた。
オダサク
「、、、お前に、オダサクとよばれるすじあいはない。」
あっさり返されてしまった。
途端に何か太く、それでも弱い何かが大きなもので切られたような音が頭にひびく。
太宰(22)
「ッ、!」
脳内で先程のセリフが頭に響く。
【お前におださくとよばれる筋合いはない。】
そりゃあ、そうだ。あのオダサクは、今の私を知らない。其れはわかっていた。
━━━━━━━━分かったいたはず、だったのに。
太宰(黒
「分かっているのに話しかけるの?現実を受け入れたら?もう、おとななんでしょう?」
太宰(22)
「ッ!ハァ、ハァ、ヒュー、カヒュッ」
私は流されるように過呼吸になっていた。
頭でわかっていても、私は何もせずそこに立ち尽くし、過呼吸になる。
オダサクはもう私をみていない。
そう、、私を、、
「ッ、」
太宰(黒)「お馬鹿者なんだね?はは!面白い!」
嗚呼、そうだよ私はお馬鹿者なんだ、、
《バッ》
太宰
「ハァ、夢、ゲホッゴホッ」
太宰
「お、おだカヒュッさゲホッく、ハァ、ハァ」
私という人間は不思議だ。夢だと理解していても、其れを本当に言われたようにその言葉に囚われている。
太宰
「もう寝たくもない、ゴホッゴホッ」
気を紛らわせるのにも、寝る事は怖くなっていた。
太宰
「そ、そうだ、時間、!」
時計を見ると午後7時。
もうそうな時間まで寝ていたのかと、少し苦笑をし、寝た方がいいこの状況に頭を悩ませる。
太宰
「ハァッ、ハァッ、ゲホッゴホッ」
悩んでいる間にも過呼吸は増していく。
太宰
「ゲホッゴホッ、ヒュー、ヒュー、」
私は落ち着いて刃物を取る。
私は包帯をとり腕に摩擦させる。
《ザクッ、シュッザシュッ、》
太宰
「、、、」
何時しか私に目の光は無かった。
私はよくわからなかった。
夢なはずなのに、どうしてこんなにショックを受けているのか。
何か変わったようで何も変わっていないこの世界に腹が立つ。
太宰
「もうどうでもいい、」
《シュッ、シュッ》
太宰
「寝てしまおう、」
もはや考える気力もない。することも無い。だからか私は寝ようとした。
《ピンポーン》
居留守でも使ってしまおう、
自然にそう思った。
誰かを確かめる気力もない。
私はゆっくり目を閉じていた。
《ガチャ》
???
「邪魔するぞ」
私は少し驚いた。どうして来ているのか。
鍵は大体想像が着く。乱歩さんや敦くん等だろう。
でもどうしてだろうか。
私は混乱する頭を放置し其の儘、目を瞑って、毛布の中に潜り込んだ。
中也
「チッ、思いっきり散らかってんじゃねぇか。」
太宰
「来ないで」
どうしてくるのか。それを聞きたかった筈なのに、私の口からは自然と追い出そうとする意思が見えた。
でも其れも本心だ。毛布を被っているとはいえ、今の私を見られる訳にはいかない。
私は先程から大粒の涙が止まらないのだ。
切ってから、、ずっと、
ここまでー!
あ!そういえば7人からフォローされててビックリしました!ありがとうございます!
またねー!