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異能力。それはある者は神から授かった素晴らしき力といいある者は悪魔と契約して得た災いをもたらす汚らわしい力と言った。
ある者は何もないところから炎を出したりある者は自由自在に水を操ったりと。
しかし、異能力を持つ人の中には余っ程のことがない限り、使おうとしない者も居た。
─この話はそんな悲しき異能力を持ってしまった1人の幼気な少女の話だ。
1人、小さな幼女とも少女ともどちらとも言えない旅をしている女の子がいた。彼女はリオと言い、彼女に行く旅先ではとても親しまれていた。それはそのはずで彼女は、お世話になるところではできることを率先してやり、皆を助けていた。そんな彼女にも異能力を持っていた。しかし、彼女はその異能力を誰にも教えず、そして自ら使おうともしなかった。
ある時平和に暮らしていた所で戦争が起こった。彼女は疎開しようとしたが間に合わず、敵国に拷問のような仕打ちを受けていた。しかし彼女は懸命に耐え抜いた。必死に耐えていた。だが、気が持たなかった。目の前でお世話になっていた人が殺され、自分もいずれこうなるのかと思っていた。
─その矢先、彼女の中で何かが切れた。虚ろな目をし、彼女は目の前にいた人を全員、殺してしまった。
─否、彼女の中に消えていった。それはまるで全てを喰らい尽くすように。
─彼女は無意識のうちに自らの異能力を発動し、「目の前にある全ての力を食らいつくし自らの動力源」としてまた旅を続ける。
あとがきはいどうもあとがきが本編より長くなってしまうLibraです。いやね。なんか異能力系書いてるとなんででしょう。主人公が病んだり、周りのもん全部ぶっ壊そうとしたりしちゃうんですよね。なんでや?(あ、思考がそっちに寄ってるからだな。自己解決)
さて、設定の紹介しときます。リオは、家族も友人もいません。自分の異能力で殺してしまったんです。その際彼女は制御しようと努力していたんです。しかし、戦争が起こりせっかく旅先であった人たちを殺されちゃ、そりゃ何かが吹っ切れちゃいます。彼女の異能力は「目の前にある全てのエネルギーを自らのものにする」というものです。意味わからん?簡単に言うと命など電気などこの世のエネルギーと言われるものを自分の生命活動に使えるんです。身体能力向上とか。しかし「目の前に居る人」なので制御できないのです。その異能力のおかげで彼女は不老不死に近いんです。しかしその異能力使うと自分の目の前の人は死んでしまってます。それがないように彼女自身旅して、制御しようとしてるんです。しかしそれは叶わず彼女は……
貴重なお時間を割いてこの小説を読んでくださりありがとうございました。また次の作品で。