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第1話【*さよなら*】
蓮「別れよ。」
1件のLINEが来た。
2年以上付き合ってた彼と別れた。
白姫「なんで、」
蓮「他に好きな人が出来た」
私は悲しみのあまり涙を抑えきれなかった。
今まで嫌なことがあっても泣かなかったのに
私はずっと彼を愛していた。
彼も私を愛していた。
私は1週間、学校を休んだ。
友達は「それだけで休むのはずるい」とか、
「恋愛ごときで休まないでよ」とか、
ろくに気持ちも分からないくせに、
私は今まで堪えてきたストレスなどが一気に出た気がして嫌だった。
食事も取らず
睡眠も取らないようになった。
別れてから1週間、誰かからDMが来た。
優斗「ごめんね急に連絡して」
「蓮のことなんだけどちょっといい?」
それは優斗という3年生の先輩からだった。
白姫「はい。」
私は忘れたくても忘れられない”元”彼氏の話を少しでも聞こうと思いこう返した。
優斗「蓮はさ、本当は別れたくなかったんだよ」
私は状況が掴めなかった。
それもそのはず、他に好きな人ができた蓮が、本当は別れたくなかったなんて、嘘に決まってる、
白姫「慰めなら要らないです、もう現実を見ているので、」
優斗「嘘じゃないよ、」
「本当はもっと早く伝えるべきだったのかもしれない、」
「言うのが遅くなってごめんね、」
わけがわからない。
この人は何を言っているの?
優斗「本当はあいつさ、まだ白姫のこと好きなんだ、」
「あいつ、白姫がモテるからって、俺じゃ似合わないって、ずっと言ってた。」
「あいつ、(俺以外にもっといい人がいる)って言って振ったんだ、」
「別れた後、あいつめっちゃ泣いてて、その後学校来てなくてさ、」
「相当辛そうなんだよ
なんで、?なんで自分から振ったのに、そんなに落ち込んでるの?なんで?、ねぇ、
泣きたいのはこっちなんだよ、
優斗「だから、もう1回あいつと話してやってくれないか、」
私はもう一度蓮と話すことにした