〔 五条side 〕
当主 「 花奈殿、君はキッチンの出入り禁止だ。 」
五条 「 これに限っては、親父に賛成。 」
花奈 「 なんでよッ!! 」
見た目は完璧。なのに、味は…….。
くっそ不味い。
なんか水水しいし、ゴムみたいな食感で、味は洗剤。
しかも、キッチンがグチャグチャ。
どうやったらそんな汚くなるの?逆に才能だろ、
五条 「 これ、なんか変なの入れた? 」
花奈 「 変なのって言うか、隠し味で味噌と、タバスコ。あとデスソース! 」
え、デスソース??
なのに、なんで見た目はこんな完璧なの?
辛くないし、甘くもないけど。
ただただ、不味い。←
五条 「 ていうか、なんでパスタにデスソースなの!!
タバスコはまぁ、100歩譲るとして、 」
まぁ、譲らないけど。←
パスタなのに味噌っていうのも、可笑しいけどね。
花奈 「 デスソースのデスって、死って意味でしょ?
死のソース。五条にちょうどいいかな!って思って!! 」
此奴、僕のこと殺す気じゃん。いつか毒入れてきそう。
っていうか、僕の方が年上なのに馬鹿にされてるのなんで?
許せないんだけど、
当主 「 今日の晩御飯はいい、私はもう寝る 」
花奈 「 えぇ、食べてってくださいよぉ、 」
彼奴の言葉を無視して、そそくさと自分の寝室へと向かって行った。
花奈 「 け!自信作なのに!! 」
五条 「 食べてみた? 」
花奈 「 え?食べるわけ、私辛いの苦手。
でも、見た目は食欲そそるよね。 」
五条 「 毒味じゃねぇか、← 」
僕達を毒味役に使うんじゃねぇよ、
五条 「 1回食べてみ、くっそ不味いから 」
花奈 「 失礼なやっちゃな、私の料理は星五ホテル並だぞ? 」
五条 「 …….。←
まぁ、1回食べてみろ。そしたらわかる。 」
花奈 「 …….??頂きます。 」
不味いでしょ?
花奈 「 …….普通に美味しくない?? 」
五条 「 え? 」
花奈 「 そんな不味いか??
それより、デスソース超入れたのに、全然辛くない!!やっぱ私天才なのでは??← 」
いや、辛くはないけど、不味いやん。
庶民の舌はわからん。
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花奈ちゃんは舌は、貧乏舌らしい。
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