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あれから雨野から連絡があって刑事さんと一緒に病院に来るように言われた
刑事さんから改めてあーしに話を聞きたいそうだ
春日野「……」
もしかしたら怒られるかもしれないと思い内心ビクビクしてる
そして《花咲みお》と名乗る刑事さんが訪問してきた
病院までパトカーで向かった
花咲「ミカちゃん…?」
春日野「何ですか…」
花咲「落ち込まなくてもいいんだよ」
春日野「………」
花咲「って言ってもすぐに気持ちを戻せるわけでもないよね」
春日野「亜久…」
花咲「佐島君でもあんな目に遭うなんてね」
春日野「……」
花咲「ミカちゃん一つ覚えて、今回佐島君はミスったけどミカちゃんはどうかしら?」
春日野「え…?」
花咲「どんなに強い佐島くんでも人間なの皆心の何処かで佐島君がどうにかしてくれるって思ってたんじゃない?」
春日野「そうかも…」
花咲「でもね人には相性って物があるのよ」
春日野「っ?!」
花咲「自信を持って佐島君は相性が悪かったのあなたにも出来ることあるかも知れないわ!」
春日野「うぅ…」
花咲さんに慰められながら病院へ向かう
病院に着く
病院に入り待ち合い室に行くと雨野と華朱刑事がこちらを見つけて向かってくる
雨野「いやぁ…悪いね華朱刑事は話を聞きたかったそうで」
華朱「こっちからそっちに行ければいいのだけれど…佐島君は今《目覚めない》の…万が一の事があってここで話を聞く必要があるの」
花咲「ミカちゃん落ち着いて話して」
花咲さんは背中を撫でながら優しくし落ち着くように色々してくれた
あーしは洗いざらい全てを話した
華朱「なるほどね…怪異事件ね」
花咲「そのようですね、それに死体も発見されたそうですね」
華朱「そうね、ミカちゃん落ち着いて聞いてね」
華朱さんがこれから話すことは残酷な事だった
華朱「まず佐島君の意識の事を教えるわね、彼は今《昏睡状態》で目が覚めないの」
春日野「……」
華朱「彼は下手したらここで命を落とすかもしれないわ」
春日野「?!もう助からないんですか?!」
思わず声を上げた
後から雨野が肩に手を置く
雨野「こんな事は初めてだ…それに僕はこの件から手を引くよ」
春日野「え…?」
雨野「僕にはもう何も出来ない」
春日野「ちょっと雨野それって!」
雨野「そうだよ逃げるんだ!」
春日野「なんで!亜久を助けたいと思わないの?!」
雨野「助けたいに決まってんだろ!!」
春日野「じゃあなんで!!」
雨野「亜久っちのそばを…離れたくないんだよ!!」
雨野は拳を握りしめる
ビビって逃げる為に言い訳をしてるように見えた
でも涙を流しながらはなしてる様子を見て
本心だと伝わってくる
普段雨野は逃げたいなら逃げると正直に伝えてくる亜久との様子を見ててもそうだ
長年過ごしてきた親友が今《死》と《生》の間を彷徨っている
雨野「ごめん春日野さん…」
華朱「そうね、大人数でやる調査でもないし子供は手を引きなさい」
春日野「なんで…」
華朱「あなた達はまだ若いのよ?親を心配させるのはやめなさい」
春日野「でも…」
601
とあ様
68
いちごバナナスムージー
321
#よその子かわいい
MaruM
666
華朱「私達大人はもうこれから生きてていても出来ることは限られているのでも…あなた達は今から大人の世界まで向かってきてる時期なのそれにこれからの可能性だって大でしょ?」
春日野「でも…」
言葉が見つからなかったとき雨野が口を開く
雨野「僕達は子供で確かにここから先は僕達が手を出していい事件じゃない亜久っちだってそれを分かっていたでも弟とよく遊びに来る場所で弟を危険な目に合わせない為にこの事件に手を出したそして僕達は亜久を助ける為にこの事件に手を出した…そしてここからは市民を守る為に大人達が手を出すんだよ」
華朱「そうね、ここからは大人の仕事よ」
春日野「あーしバカだから分からない!!」
華朱「え…?」
春日野「あーしにやらせてくれなきゃここから動かない!!」
華朱「そんな事言われても…」
春日野「ついて行くから!!」
花咲「あらら…」
雨野「……亜久っちをここまでにしたんだ殴り込みしなきゃね!」
花咲「ちょっと!」
華朱「はぁ…本当にバカね!でも…花咲さんこの事件は私達大人だけじゃ分からないかもしれないわ被害者は高確率で高校生から下の子供達だったわけで」
花咲「そうですね…ならここは私に任せてもらってもいいですか?」
華朱「え?」
花咲「ここには古瀬君もいるその子を捕まえるチャンスですよ」
華朱「そうね…」
華朱は雨野の方に振り向く
華朱「雨野君あなたは佐島くんの面倒を見てなさい」
雨野「はーい」
花咲「ミカちゃんは私と調査に行こ?」
春日野「うん!」
そして二人で再び調査に向かうことになった
病院を出ようとしたとき後から雨野が呼び止め来る
雨野「ちょっと待って君にこれを渡すよ」
雨野は《拳銃を手渡ししてきた》
春日野「えぇ?!」
雨野「ばか!声が大きい…」
春日野「ごめん…」
雨野「これを渡しておくよ」
春日野「あーしこれ使えない…」
雨野「本物ではないモデルガンを改造した改造銃僕らでも撃ちやすいように細工はしてある護身用にはなるだろう」
春日野「うん…」
雨野「効く保障はないけど何かに役立つ」
春日野「うん…使ってみる怖いけどやらなきゃ」
雨野「あとは任せた」
春日野「おっけー」
もう逃げられない
きっと逃がしてくれないっしょ
ならばこっちからで迎えてやる
ゲームセンターの旧コーナーにやってきた
花咲「ここに怪異?ってのがいるの?」
春日野「うん」
花咲「この辺だから…《シノノメ様》の事かな?」
春日野「え?!知ってんの?!」
花咲「うん…昔ここにいたお偉いさん」
春日野「そうなんだ…」
花咲「うだうだしてても仕方ないし調査を始めましょ!!」
調査を始める
しかし何も見つからない
花咲「何か弱点的なもの見つかればいいんだけどな…」
春日野「うーん…なにか分かれば…ねぇ?花咲さんなにか知ってる?」
花咲「シノノメ様の事?ここに居た偉い人ってのは覚えてるんだけど…」
春日野「そっか…」
花咲「ミカちゃんお腹空いてない?」
春日野「別に空いてないし」
花咲「そう?《ブドウ》あるのに」
春日野「あーし今いらないし!」
花咲「そう…?なら仕方ないわね」
二人で話していると突如建物が揺れる
春日野「なに?!」
花咲「落ち着いて!!」
揺れが収まると《鬼》が現れる
春日野「何あれ…?」
花咲「鬼…?」
シノノメ様「許さぬぞー…我の敷地に…」
シノノメ様と思える怪異はこちらに殺意を向けている
まずはおとなしくさせないと
ラウンド1
春日野「何したら…収まるんだろう…?逃げてちゃだめ!!亜久のためにも!」
花咲「そうね…ねぇ?あの見た目って鬼じゃない?鬼は《ブドウ》が好きってよく聞くわよ?」
春日野「ならそれでいくっしょ✩」
ブドウを手に添える
シノノメ様「それは…?よくやったぞー!!」
シノノメ様はこちらに勢いよく向かってきたかと思うとブドウを嬉しそうに頬張った
春日野「よし…いまのうちに!」
その場から逃げる
この中央で戦うには狭すぎ《広場》まで逃げないと
花咲「ミカちゃん!!これ!」
豆が落ちていた
春日野「なるほど!」
シノノメ様「逃さんぞー!!」
ラウンド2
春日野「花咲さん行くよ!」
花咲「えぇ!せーの!」
二人で豆を手に取りシノノメ様に投げる
連携
シノノメ様「ぐぉ!?」
シノノメ様は一瞬怯み後に下がる
春日野「よし!うまくいったでしょ☆」
花咲「よし!この調子で行くわよ!」
シノノメ様「許さぬぞ!」
シノノメ様の殺意はこちらに向いている
弱らせる必要がありそう
ラウンド3
春日野「こいつの出番ってわけね!」
カバンにしまっていた雨野から預かっていた《拳銃》を出すもちろんモデルガンを改造した物だ
花咲「え?ミカちゃん?」
春日野「えへへ…後で話しますから」
花咲「そ、そうね今はそれどころじゃないもんね」
花咲さんも拳銃を取り出す
引き金を引いて発砲する
バンバン
連携
シノノメ様「ぐぉっ!!」
シノノメ様は怯む
足元はふらふらしている今にも倒れそうだ
春日野「トドメを刺すなら今っしょ☆」
花咲「そうね!」
しかしシノノメ様襲ってくる
春日野「きゃ?!」
花咲「ミカちゃん!!」
シノノメ様は花咲さんに飛びつく
花咲「いやっ!!」
花咲さんは倒れ込む
二人とも倒れ込んで誰もが終わりだと思っていた
その時だった
古瀬「ミカちゃん!!」
春日野「古瀬?!なんで?!」
古瀬「これを受け取るんだ!!」
春日野「《蛇の死骸》?!」
古瀬から受け取ったのは蛇の死骸
これは何を意味するのか分からなかった
古瀬「亜久君は蛇男にされたもしかしたら死ぬ前まで育てていた《蛇》を探していたのかも!!」
春日野「でもなんで?亜久が?」
古瀬「恐らく亜久君は《男の子》だから!」
春日野「何が関係あるの!!」
古瀬「シノノメ様は僕を見た時僕を襲っただけだったでも!亜久君の時は襲わず攫ったんだよ!!」
春日野「なるほど…でもこれを見せればいいんだね!」
ファイナルラウンド
春日野「(待ってて亜久絶対に助けるからね)」
《蛇の死骸》をシノノメ様に見せる
シノノメ様「これ…は…」
シノノメ様は数分間蛇の死骸を見つめる
シノノメ様「やっと会えたな…《蛇男》」
そしてシノノメ様はこちらに微笑み白い光を放ち消えていった
春日野「ふぅ…」
花咲「恐らく蛇男は男の子女の子は襲うだけで何もしなかったけど男の子は襲わずさらって蛇にしちゃうのね」
春日野「そうかも…」
そしてその場を後にした
古瀬は花咲さんに見つかったけど逃げ足早くて追いかける間もなく闇の中へと姿を眩ませた
花咲「あー!もう!何なのよ!!」
春日野「落ち着いて!」
花咲さんを慰めずつ病院へ戻る
入口で雨野が待っていた
雨野「ふふ…やったようだね、今病室に行ってあげなよ」
雨野は微笑みながら病室に行くように促してくる
亜久のいた病室に顔を出す
佐島「……」
春日野「あ…く…?」
佐島「春日野…?」
春日野「無事だったんだ」
佐島「おかげさまでな目覚めた後雨野が俺のためにいろいろしてくれてたって言っていた礼を言うありがと」
春日野「えっ…べ、べ、べ、別にあーし…」
佐島「っ…」
亜久はこっちを見て微笑む
佐島「その話し方久しぶりに聞けたような気がするな」
春日野「っ……(またドキドキさせてくる…亜久本当に何なの)」
佐島「なぁ?ミカ?クリスマスどこに行くか決めた?」
春日野「え…?今なんて?」
佐島「あ?クリスマスの話…」
春日野「その前!」
亜久は今あーしのこと下の名前で呼んでた!!
コメント
3件
うわっ、第7話読了したよ!シノノメ様との戦い、弱点を突く展開がすごく良かった!葡萄とか豆とか蛇の死骸とか、アイテムの使い方が上手いなって思った。そして何よりラストの亜久との距離縮まったシーン、めっちゃときめいたわ…!下の名前呼びとかクリスマスの約束とか、青春って感じで最高だった🔥 花咲さんもいいキャラしてるし、古瀬の思わぬ助けも熱かった。続き気になるけど、一旦この温かい気持ちに浸らせてくれ…!