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Miona
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タツノリは喜んでくれるのだろうか
クリスマスシーズン、なんとか理由を付けてイタリアミラノに来てしまった。 理由は俺自身のメンタル崩壊。
ス「西田さんこっちです。」
タツノリのマネージャーさんが空港に迎えに来てくれて、タツノリの住む家へ案内してもらう。部屋に入ると同時にタツノリから連絡
T「有志さん。すぐ帰るから」
多分、山智や晶大さんからタツノリに連絡が行ったんやと思う。すぐ帰るから。本当に俺の扱いがうまい。だから頼ってしまう。
N「はよ帰って来て」
タツノリの匂いがするソファーに座って、クッションを抱き締めたら泣きたくなって。
ポロポロと涙が溢れたら最後。号泣してた。
T「有志。ただいま。」
手を洗うから少し待ってて。そう言うとタツノリは洗面所へ。すぐに戻ってきて、隣に座ると、頭を撫でて肩に引き寄せてくれて。
N「…っ…っく…」
T「めっちゃ泣きますね。貴方をこんな状態にしたんは何なのか教えてくれますか?」
幾分泣きじゃくった俺にミネラルウォーターを渡しながら聞いてきて。
N「時々、チーム練習が辛くなる」
山智も晶大さんも、甲斐も、冨田さんも相談出来ないわけやないねん。ただ、タツノリを探してしまう自分がおってその時に、
A「西田。どうした?」
yt「僕たちで良ければ聞くよ?」
A「有志…タツノリ探してるよな?」
晶大さんに言われるまで大丈夫と強がった牙城が崩れて涙が止まらなくなる。
T「電話して言うたやん。」
N「睡眠大事やし…それに…」
有志。俺、イタリアに行く前言ったよね?俺の住んでる場所が夜中でもかまわないから、抱え込みそうな時は電話してって。いつもより心配したような怒った声で言われて。
N「ごめん…っ。……わあああん」
声を上げて泣けばタツノリは腕の中に引き寄せて抱き締めてくれて。頭を何度も撫でる。
A「タツノリ。西田さ、キャプテンやってるから人一倍しんどいはず。」
晶大さんから一週間前に届いたLINE。その文章の後、とりあえず西田をイタリアに行かせるからカウンセリング頼むと。
A「西田がいない間は俺がキャプテンやるし、チームも了承しているから行けって説得したから、立ち直るまでタツノリ。頼む」
ランニングやストレッチ、トレーニングはしても、ボールを触る練習の時は最近洗濯室に籠って出てこない事があるらしく、
yt 「僕たちも心配してる今日で5回目」
山智からも心配のLINE。泣き止む気配のない恋人を抱え上げて寝室に連れていく。
T「有志。ちゃんと寝てるか?」
って聞けば、小さな声で寝れてないと返答。とりあえず、抱き締めててやるから、寝ようと話せば、有志は泣きながら頷いて。
A「💬タツノリ、有志そっちついた?」
T「💬今、泣きながら寝てます」
A「💬そうか。相当タツノリ不足だな。」
T「💬電話せえ言うてるのに」
A「💬有志の事だから、声聞いたら会いたくなって余計凹んだと思う。」
T「💬確かに(笑)」
A「💬山智も、メンタル保ってるけど、いつ有志と同じになるかわからないからな(–;)」
今季から、藍と小川はポーランドでプレーしてる。遠距離でも以心伝心してるから多分2人は大丈夫なんやと思う。羨ましい能力。
N「タツノリ?」
T「どないした?もう少し寝てな。」
N「チュウして……んんっ。」
晶大さんからの連絡を放り投げて有志さんに覆いかぶさっておねだりされたキスを施す。
T「なんなら抱いて欲しいとか?」
ちょっとふざけて聞いたら、抱きついて俺の首筋を舐め始めて。それは抱いてのサイン。
T「久しぶりだから加減出来んよ?」
N「大丈夫。タツノリで満たして」
タツノリメーターすっからかん。タツノリの事以外考えたくない。涙目でそう言われたら
T「クレームは聞きませんよ?」
N「大丈夫言わない。はよ抱いて」
T「了解。覚悟しいや。」
――――アフターケア後――――
N「タツノリ。抱っこ」
T「はいはい。ぎゅう」
有志さんは俺に珍しく甘えモードで身体を密着させながら抱きついてくる。可愛いな。
N「ほんま?嬉しいな」
T「心の声出てました?」
N「うん。だから嬉しい」
隙間がないくらいに有志さんを抱き締めて、腕まくらしてる手で頭を撫でて、空いた手は恋人繋ぎそしたらその手を有志さんは自分の頬によせて頬擦りするその姿がまた可愛くて
T「有志さん。。いつまで居るん?」
N「晶大さんがクリスマス終わってから帰って来いって。マスコミにはイタリアにバレー研修って話してあるからって。」
T「じゃあ、練習見に来る?」
N「ええの?」
T「ああ。監督に話しとく。もしかしたら練習参加するかって言われるかもだけど」
N「うん。行きたい」
T「お腹空いてません?メシ。何食べたい?」
N「タツノリのパスタ。俺も手伝う」
T「よし。作るか。立てるか?」
N「……エヘヘ立てないや」
そう言って抱っこをねだる有志にハートを撃ち抜かれつつタツノリは有志を軽々抱き上げてリビングへ。ソファーに座らせてから、
T「ニンニクの皮剥いて下さい」
N「了解。楽しみや」
T「普通のとフェットチーネどっち?」
フェットチーネが食べたいとのご要望なので、カルボナーラにしよう。それとサラダ
T「有志さん。出来たで」
N「うわっめっちゃうまそう」
2人で話しながら食べるご飯は美味しくて。久しぶりに笑いながら食べた。
T「チームに聞いたら明日から見学パス発行するから見学来て下さいって。」
N「ええの?」
T「一応練習着俺の余分に持って行くから」
N「うん。ありがとう」
明日はタツノリの練習を見学。バ レーボールに触りたいって思えたらええなぁ。
続く
コメント
7件

会いたいですよね〜。 以心伝心はリベロズの専売特許ですし。
自分じゃこういうの書けないのでMiomaさんのことほんとに尊敬します!続き楽しみにしてます!無理せず頑張ってください
Mionaさんのこういう話本当に大好きです、なんか、こうその人が思ってそうなことを書いていて心に染みます……🥹💖西田さん、大塚さんメーターすっからかんなの可愛すぎます、それに遠慮しちゃうところ彼女あるあるですよね、分かります😭でも大塚さんもちゃんと西田さんの扱い慣れてるの流石です✨ちゃんと満たせてあげれて良かったです!続き楽しにしてます🎶