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“初めて話したはずなのに、初めてと感じなかった…”《僕はオルト・シュラウド。兄さんが作ってくれたヒューマノイドであり、“弟”。彼女と出会ったのは彼女のお姉さん、アテナ・ゼーレさんの入学式の時…》
〜鏡の間〜
イデア{タブレット}「あー、ヤダヤダ。本当入学式ってめんどくさい…」
オルト「兄さん💧」
イデア{タブレット}「ん?オルト」
オルト「ん?何?兄さん」
イデア{タブレット}「少し見かけたんだけど、オルトと似たような子がいたよ」
オルト「え⁈どこどこ?」
イデア{タブレット}「あそこの薄紫色の髪の子の近くにいる二つ結びの子」
オルト「あ、本当だ!僕と同じ」
イデア{タブレット}「どこの寮か分からないけど、まぁオルトなら仲良くなれるよ」
オルト「うん!」
《僕は最初遠目で見ていた。仲良くなれるといいなと凄く思った。そして…》
イデア「あ、こっちは…」
オルト「オルト・シュラウドです。皆さん、よろしくね!」
アテナ「あ、君オルトくんって言うんだ。ほら、アムも」
アム「ア、アム・ゼーレです。皆さん、よろしくお願いします!///」
オルト「よろしくね、アム・ゼーレさん。(アムの両手を握った)同じヒューマノイド同士、仲良くしよ」
アム「!うん!」
《この日からよくアム・ゼーレさんと一緒にいる事が多くなった》
ー数日後ー
〜大食堂〜
アム(ヴィルとアテナが話してるのを見た)「姉さん…」
オルト「アム・ゼーレさん?どうしたの?」
アム「オルトくん…。実は…」(アテナがイデアに避けられてる事を話した)
オルト「そうなんだ。兄さんが避けてるのは本当だけど、兄さんはそれで避けてないよ」
アム「え?」
オルト(説明した)
アム「そうなんだ」
オルト「僕、説得するよ」
アム「いいの?」
オルト「うん!兄さんにはアテナ・ゼーレさんと仲良くなって欲しいし、アム・ゼーレさんに笑顔になって欲しいから」
アム「!…ありがとう」
オルト「じゃあ、行ってくる!」(イデアの元へ行った)
アム「うん…」
〜廊下〜
オルト「兄さん、何処かなぁ?」(アテナ・ゼーレさんにあんな過去があったなんて…)
ー放課後ー
〜イグニハイド寮 アテナの部屋〜
イデアとアテナは無事仲直りした
アム「姉さん、良かった〜」
オルト「良かったね、アム・ゼーレさん」
アム「うん!オルトくんも協力ありがとう」
オルト「うん!」
イデア「!…あー、えっと、その・・・」
アテナ「?」
イデア「アテナ氏が良ければ、拙者の部屋で一緒にゲームしない?」
アテナ「え、いいんですか?」
イデア「う、うん。アム氏もいいよ」
アム「わーい♪」
オルト「良かったね」
アム「うん!オルトくんと勝負してみたい!」
オルト「お!負けないぞ〜!」
《この日々は何処となく懐かしさを覚えた。それと同時に、》
“不思議とアム・ゼーレさんから目が離せなくなった…”
〜to be conteneu〜