そういえばコメントありがとうございます!!!
いいねも多くて嬉しすぎます、( ߹ㅁ߹)
ちゅうやがしごとにいってにじかんくらい。
はじめのころはくびわをさわったりちゅうやがよういしてくれたであろうべっどをかいだり、ふくをぬすんだり、、。がんばってちゅうやでみたしてた。
でも、もうげんかいだ、、
「はやくかえってきてよぉ、ッ泣」
ぽろぽろと涙を零しながらシーツを握りしめていたら、どこからか私の携帯の音が鳴った。
中也がもってたらしいけど、、、忘れてったのかな?
取り敢えず音がするところを見つけた。
「こんな所にあったんだ、」
みると着信がいっぱい。
しかも日付は2日経っていた。
一日仕事をすっぽかしたから、流石に心配したようだ。
昨日/敦『太宰さん?今どこにいますか?』
昨日 夜/敦『家にも居ませんよね?何か事件ですか?』
今日 零時/国木田『おい、連絡をしろ。』
今日 午前3時/国木田『今から探偵社で御前を探す。連絡が着いたら返信をしろ。』
今日 3時30分/敦『不在着信』
今日/『20件の着信があります。』
「うわあ、凄いね。」
私は携帯を軽々しくうち敦くんに返信。
『私の居場所を見つけたの。さよなら』
返信ボタンを押すとすぐに既読が着いた。
敦くんからの返信に既読を付けないよう急いでメッセージアプリを閉じる。
次に起こったのは予想通り。
今/敦『不在着信』
今/敦『不在着信』
今/国木田『電話に出ろ。居るんだろう。』
今/敦『おねがいですでてください』
最後の敦くんのメッセージは、相当焦っていたのか、変換すらされていない。
私は携帯の消音モードをオンにし、元あった場所に戻した。何事も無かったかのように。
幸い私の携帯には位置情報を把握するシステムが無い。携帯から場所を探られるのは無いだろう。
そして、みんなの様子を見るに、乱歩さんは居なさそうだ。それか中也が上手くやったか、。乱歩さんにやる気がないのか、。
「あーあ、。、せっかく中也に埋もれれるのに、、他の人の事なんて考えたくないよ、。」
苦しいね。
監禁されても序盤はこういうものか。
早く中也、帰ってきて、。
早く、
おねがい早く。
広い部屋にひとりぼっち。
苦しいもの。
わたしちゅうやがいないとなにもできない。
ボフンとベッドに転がりコロコロして数十分。
なにか音がした。
もしかしてちゅうや?
そう思って立った。
そしたら世界がぐるっと回る。
回り回って何考えてるか忘れちゃった。
はは、、誰もいないじゃん、。
「心にポッカリ空いた穴は、誰も埋めれないのかな」
もういいかな。考え放棄しても。
私は諦めることを選んだ。
それが正解なのか。
心は何も写さなくなった。
あは。
「死にたい」
なんて。死ねるわけもないのにね。
ねぇ中也、。
あいしてくれるんだよね。
休まらない。そりゃそうか。
もうこの部屋には私のモノなんてなかった。
埃1つも捨ててきたもの。
今の時間、。
「あ、時計もないんだったなぁ、」
時間も忘れるくらい愛してくれる、。か。
はやくかえってくれないとしんじゃうよ。
もう2日くらい待たされたんじゃないかと錯覚される時間待った。
そしたらドアが空いた音がした。
「すまねぇ今帰った。大丈夫か?」中也だった。
私は気づけば走り出していて、中也に抱きついた。
「中也ッ、中也ぁ、、中也だ、ッ」
中はびっくりしたようだったけど、私を愛おしく眺めて優しく撫でてくれた。
「長い間待たせてすまなかった。お土産があるから。」
中也は私の腕に注射した。
チクッと突然皮膚を裂く痛みが走って、一瞬顔を顰めた。
そしたらどんどん視界が暗くなって言って、上下左右の感覚がなくなっていった。
こわい、、。
そこにいるはずの中也に力強く抱きついて意識を手放す。
ジャラリ
何か重いものを感じて目を覚ます。
見ると此処はさっきと同じ場所。只違うのは、。
手足が拘束されていること。
首輪は金属製の重いものになっていて、足は重りも着いている。
大の字に作られた鉄の板の上らしい。手足はそこに拘束されていて、身動きが全くと言うほど取れない。
ついでに言うと服は、ない。あるのは二の腕に残った包帯のみ。
ほかも包帯は無い。
しかし室内は暖かく、服を着ていない方が過ごし易いとも感じれる環境だった。
「起きたか。」
視界のみ左に向けた。
そこには私の大好きだ中也が私を見ていた。
愛おしく、羽毛を扱うかのような目で。
「これは、?」
「お土産だよ。さっき言ってた。」
これがお土産?
中也がいうならそうなんだろう。
つまり中也は私にプレゼント、、♡
ふふ。嬉しい、。
落ち着いてきたから周りを見渡す。
部屋は同じなのはしっていたが、。
私の周りには点滴と注射器と、。なにやら手術でも始まりそうな雰囲気だ。
「ねぇ中也?」
「どうした?」
「___ありがと」
君はふわっと笑って私の頬を優しく撫でる。
私はそれに返すように笑う。
心の底からね。
それから数日。
中也は仕事の時間が短くなっていて、仕事に行っている間に私のスマホは音を奏でた。
帰ってきたらおかえりを云う。
そして帰ってくる言葉はただいま。
抱きついたり出来ないのは悲しいけど、送り迎えってこんなに楽しいんだね。
「太宰〜。そろそろ注射する時間だぞ〜」
「ぃた、いから、やだ。」
中也は私の我儘を聞いてくれる。でも注射は避けられない。
「駄目だぞ〜。折角太宰が生きてるのに」
注射如きで。そう思うかもしれないが、これは薬よりは違う。栄養だ。点滴と同じ様に注射で栄養、たまに睡眠薬などなど。
中也は私がご飯を食べないのを知ってこうなった。実際体力は落ちたりして、私の喋り方はあどけないけど。
腕は点滴跡で傷だらけ。
でも中也が附けてくれた傷。そして中也もまた、こんな私を愛してくれる。
だから嬉しい。
チクッと皮膚が裂ける痛みが走る。
中也の指先が軽く白く染って中に液体が入っていく。
ゾクゾクと何か走る感覚がする。この感覚は苦手だ。
「うし。終わったな。おつかれ。」
いつも中也は注射終わりに注射嫌いな私を撫でてくれる。
あいしてくれてる。
うれしい。
「わたし、ぇらいで、しょ、?」
いつもの調子で言うけど声はあどけない。
「嗚呼。とっても偉いな♡」
でも優しく激しく愛してくれる彼が私は大好き。
___絶対に離さない。