ボク達の生存交換日記

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瑞希視点

暁山家─瑞希の部屋

本当に楽しみだった。

もうすぐ自✗する事も忘れて───

『洋服はコレで~……チークはコレ！

アイシャドウとリップは~！』

可愛い物を次々と手に取り、可愛く（ボクらしく）していった。

『完了！行って来まーす！』

ーーー

『お待たせ~！』

「全く、遅いわよ！」

『え~？絵名だってこの前30分遅刻してたじゃ~ん』

「うっ……」

「あの時、本当遅かった」

「はぁ！？」

「ま、まあまあ……」

「お待たせしました~~~！！」

「ちょっとえむ……は、速い……」

『あ！えむちゃん！寧々ちゃん！類！司先輩！』

「ハーッハッハーッ！！」

相変わらず、声が大きい。

でも、元気をくれる

「じゃ、そろそろ行く？」

『そうだね！行こ~！』

『……そう言えば、行先決めてなかったね……』

「確かに……」

「あっ、あのファミレスはどう？」(表モード)

『おっ！良いね~まふゆ天才！』

「天才では無いよ……（笑」

「では早速行きましょー！」

「朝比奈センパイ！行きましょっ☆」

「うん、そうだね！^^」

──あれ？まふゆが表モードになるとえむちゃん怖がるってまふゆ言ってたけど……克服でもしたのかな？

店内

「いらっしゃいませ。何名様ですか？」

『8名です！』

「分かりました。ではこちらへどうぞ。」

『わ~っテーブル大きい！』

「ホント、凄いわね……」

『皆何頼む？ボクポテト！あとチョコケーキ！』

「じゃあ私は~……パンケーキとチーズケーキで！」

「じゃあ私はアイスとポテトで！ 」

「わたしは……ラーメンで良いや」

「オレはそうだな……スターならやっぱり生姜焼きだな！ 」

『え、それスター関係ある！？𐤔𐤔』

「うっ……きっとあるぞぉぉ！！なぁ寧々！」

「何でわたし？

ある訳無いじゃん……あ、わたしはグレープフルーツのケーキで」

「何だと！？」

「まあまあ司さん……！」

「おっと、スターとした事が、つい取り乱してしまったな！！気を付けねば！！」

──あれ~？絵名と司先輩、知り合いだったんだ……意外……

「あたしはたい焼きパフェで！！」

「じゃあ僕はラムネのアイスで」

『オッケー！じゃ、注文しちゃうね！すみませーん！』

「はーい！｣

『んっと、ポテト2つとチョコケーキ1つ、パンケーキ1つにチーズケーキ1つ、バニラアイス1つ、ラーメン1つ、生姜焼き1つ、グレープフルーツのアイス1つ、たい焼きパフェ1つ、ラムネのアイス1つください！』

「えっと……わ、分かりました、少々お待ちください。」

店員さんは困惑していた。

そりゃそうだ。こんなに頼んだもの。

「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ

。」

『来た～！いっただっきま～す！』

「美味しそう……！」

それから食べながらお話ししていたら、いつの間にか5時間も経ってた。

『え！？もうこんな時間……！？そろそろ解散かな？』

「そうね、支度しよっか」

『皆今日はありがとうね！すっごい楽しかった！！またね～！』

「うん、またね、」

「また、！」

「さよなら～！」

「さようなら……！」

「嗚呼！！またな！！！」

「またね。」

ボクは満面の笑みで手を振った。

『じゃ、ボク達も行こうか！』

「そうね」

『あ、ごめん！ちょっと御手洗に……』

「え~？さっき行かなかったの？」

『えへへ～ごめんごめーん！すぐ戻る！』

『えっと……あったあった』

『多目的トイレで良かった……』

『よーしオッケー！』

「ん？暁山？」

『あ、Aくん！それにBくんとCくんも！偶然～♪』

「なあ、暁山さ、どうしてそんな格好してるのか？」

『……え』

「おい、そういうの辞めろよな……」

「マズイだろ……」

「マズかった？」

『………否（いや）、』

「ほらな？大丈夫だよ！」

「で、何でそんな格好してんの？正直

変だぞ？」

「おい、辞めろって……」

『っ……』

「そういえばさ、時々帰る時に一緒に居る、茶髪の子ってなんて言うんだ？」

『……絵名』

「ふ～ん、じゃあさ

その子も男だったりする感じ？」

「だから……」

「……………………え」

「え？」

「瑞希……？」

『え、な……』

「おい、だから言っただろ！？」

「否、その子が居るとは知らなくて……！」

「A、どうすんだよ……取り返しが付かないぞ！？」

『い、嫌………』

「瑞希、！」

『っ！』

ボクは逃げた。

「瑞希！！」

「っ、アンタ！？瑞希に変な事言ったの！」

「ご、ごめん、なさい……」

「謝ってもどうにもならないのよ！？」

「……瑞希に、謝ってよね。」

「………」

「…じゃあ、私は行くので──。」

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『……あーあ、』

『どうしようね、これから笑』

『絵名……どう思ったんだろ、』

『………』

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#58🎈

今日はありがとう。楽しかったよ。でももう少し遊びたかったな……久し振りに

大勢で遊べて楽しかったよ。

そろそろ自✗する事、忘れて楽しめたよ

いつもありがとう。

類