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🎭「何か問題でもあったんですか、?」
👻「問題…とかではないんですけど。なぜペットを飼おうと思ったんでしょう?」
🎭「うーん、…癒しが欲しかった、とかですか?」
👻「有り得なくもないです。」
🎭「…つまり違う理由があった、ということですか?」
👻「私が推測するにはそうですね」
🎭「そうですか…、なら理由を😐さんから聞いてみますか?」
👻「ええ、お願いします」
私はメールで😐さん宛にメッセージを送りました。
🎭『お忙しい中すみません。奥様がペットを飼いたい理由を教えて頂きたいのですがよろしいでしょうか』
このような文章を送ると、数分後。
メッセージが返ってきました。
😐《実は、》
😐《妻が、子供ができない体質なんです。》
私はこの文章に驚きを抱えつつも冷静に文章を送りました。
🎭『詳しく聞いてもよろしいですか?』
😐《詳しくは言えませんが、妻は生理が来ない体質なんです。なのでペットを飼いたいのも癒しが欲しかったんじゃないかと…》
🎭『なるほど、貴重なご意見ありがとうございます。引き続き頑張ります。』
私はメッセージのやり取りを終えるとすぐさま👻さんに電話をかけました。
👻「雨穴さん、何かわかりましたか?」
🎭「はい。…😐さんの奥さんは、生理が来ない体質らしいです。」
👻「…こう言った場合どういう返事をするのが普通なんでしょうね」
🎭「…😐さん曰く、奥さんは子供のような存在のペットを飼おうとしたのではないかと言ってました。」
👻「だとしたら子供部屋がない家を選ぶのも納得です。」
🎭「分かってたんですか?」
👻「まあ、はい。 」
👻「あ、あと🎭さんが😐さんとやり取りをしている間、気づいたことがあるんですよ」
🎭「気づいたこと、ですか?」
👻「はい。2階の和室があるじゃないですか。」
👻「そこにも窓の記号がないんですよ。」
🎭「本当だ…。あれ、でも書斎の部屋にも窓の記号がないですよ?」
👻「そうなんですよ。ですが書斎のことは置いといて、和室と風呂場を照らし合わせてください。 」
🎭「…やりましたけど、どうかしたんですか?」
👻「前々の物件を思い出してください。子供部屋の棚を引き摺ると、とある穴があるということを。」
🎭「まさか…」
👻「…考えにくいですけど、その可能性もあります。」
🎭「もう一度、😐さんにお願いして、見学してもらいますか?」
👻「ならば頼んでもいいですか?和室の棚をずらして穴がないか見つけて欲しいと言っておいてください。」
🎭「わかり、ました。では😐さんに言ってみますね。」
👻「ええ、よろしくお願いします。」
私は👻さんの電話を切りました。
🎭「本当にあったら…」
私はそうして電話のダイヤルを回しました。
😐「もしもし。😐です」
🎭「あ、🎭です。少しお願いがあってお電話をかけさせていただきました。」
😐「お願い…ですか?」
🎭「もう一度見学しに行って頂けませんか?」
😐「もう一度…。なにか理由があるんですか?」
私は👻さんと話したことを😐さんに伝えました。
🎭「…なので2階の和室の棚をずらして、穴がないか確認してきて欲しいんです。」
😐「…わかりました。一旦私だけで言ってみます。また何かあったら後日電話をかけますので」
🎭「はい。お願いします。」
私は😐さんとの電話を切りました。