注意事項
・fwak
・fw→大学2年 ak→大学1年
・若干🔞
fw→「」 ak→『』 モブ→【】
Fw視点
あの日から明那を見つけると
飛びつくように声をかけるようになった
「あきにゃ〜」
『にゃって…….勘弁して』
最初は恥ずかしそうにしてたけど
だんだんと心開いてくれたのか
笑顔が見られるようになった
俺のこと”ふわっち”とか呼んじゃったりして
上目遣いで目合わせてくるのまじ反則
もうごまかせないこの感情
俺自身もやっと気づいていた
ホストとして姫に恋させていた自分が
誰かをこんなにも好きになるとは
戸惑いもあるけど、嬉しかった
あんなにも嫌だった大学が
キラキラして見えるんだから
(恋ってすげえなぁ)
なんて1人で思ったりしてる
明那と話す時間が楽しくて
周りにいた奴らはそっちのけで
今日もあの愛らしい後ろ姿を探していた
「あ、みーつけた」
明那を見つけるのが特技と言ってもいい
ストーカーまがいのことしてる気が
しなくもないけど大目に見てくれ
ちょうど建物の裏通りに入ったところだ
脅かしてやろうと思って
バレないように慎重に近づいていく
すると何人かの声がうっすらと聞こえた
ここってそんな人通るんかな
とか思いながらも明那の姿を探す
は?
俺は信じたくない光景を目にした
明那が地面に押し倒されて
服は淫らに脱がされている
取り囲んでいるのは見知った顔
『い”や、だっ誰か、た…….たすけて!!』
俺の中で何かが切れた音がした
「なぁ”!!…….なにしてんの?」
俺の存在に気づいた奴らの表情が曇る
込み上げてくる怒りをかろうじて堪えながら
ジリジリと距離を詰めていく
【い、いやこれはそんなんじゃ】
【ッ私はなんもやってないから…..!!】
【まっまあ落ち着いてよ湊?】
その時の俺には全てが雑音に聞こえた
明那を押し倒していた男の胸ぐらを掴む
「次やったら殺す」
そいつらは酷く怯えて逃げていった
俺は急いで明那に自分の上着をかける
「っ、怖い思いさせてごめん」
『だっ大丈夫、ありがとふわっち』
俺は明那の頬にそっと手を触れる
よく見るとうっすら腫れて赤くなっていた
「これ、あいつらにやられた?」
『いっいや大丈夫だから
お、俺、ピンピンしてるよ』
絶対痛くて怖かったはずなのに
俺に心配させないようにか
笑顔で返してくれる明那
もっと早く助けに来れてたら
俺が隣にいれてたら
自分で立とうとした明那がフラっとよろつく
咄嗟に受け止めると
その身体は小刻みに震えていた
『…….ごめ、っ…….うぅ』
我慢していたのか溢れ出てくる涙
その姿はとても痛々しくて
気づいたら明那を抱き締めていた
『ウグッ、ふわっちぃ….こ、怖かったぁ”』
なんて言葉をかけたらいいのか分からない
好きな人が目の前で泣いてるのに
ただ明那の頭を撫でることしか出来なくて
情けない自分をひたすら責める
俺が関わらなかったら
明那は怖い思いなんてしなかった
(…….俺のせいだ、なにもかも)
その日からというもの
明那に声をかけることはなくなった
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推しが泣いてるってなんでこんないい?
2人の話し方めちゃむずくて苦戦
語彙力もなくて書きたいのに進まん!!
続く⬇️