注意事項
・fwak
・fw→大学2年 ak→大学1年
・吃音症に触れてます
・🔞
fw→「」 ak→『』 モブ→【】
Ak視点
いつもの大学生活がガラッと変わった
俺を見つけると犬みたいに駆け寄ってきて
満面の笑みで名前を呼んでくるふわっち
最初はなんでこんな絡んでくれるんやろって
正直戸惑いもなくはなかったけど
今ではその声を待ってる自分がいる
ふわっちは吃音のことに触れてこない
言葉に詰まった俺の話を
ちゃんと言えるまで待ってくれる
ふわっちの優しさは
俺の心を溶かしてくれた
今日もいつも通り次の授業に移動する
ここの裏通りは教室までの近道だ
【明那くん、だよね?】
突然知らない人に名前を呼ばれて
分かりやすく動揺が声に出る
『な、なんです、か…….?』
【俺ら湊の友達なんだけどさ〜
最近付き合い悪いんだよね、君のせいで】
後ろに女の人も何人か連れてて
圧が俺を嫌いだと言っている
ふわっちは人気者だから
そりゃ俺なんかにかまってたら
いい思いはしないよな
『おお俺は、ふわっちにちょ〜っと
気にかけてもらってるだけなんで…..
さ、誘ってもらって全然大丈夫、ですよ』
【なにそれ、てか喋り方きも】
【もっとはっきり喋れよ】
【チッ、なんで湊もこんなやつと】
いや内容に触れてくれよ
って言いたいところだけど
授業に遅れそうで早くこの場を去りたかった
『あ、あの俺、授業遅れるんで失礼しま』
ドンッ
【行かすわけねえだろ馬鹿か?】
思いっきり手で突き飛ばされ
難なく地面に打ち付けられる
『い”ッ…….な、はぁ?』
【あんま舐めんなよ】
そう言って男は俺の腕を乱暴に掴み
上に覆いかぶさってきた
後ろではクスクスと女の笑い声が聞こえる
急すぎる展開に脳が追いつかないまま
男はなぜか俺の服を脱がし始めた
『!?は、お”いっ離せって、ば!!』
本当に意味が分からないけど
やばい状況だってことは気づいて
心臓の音がドクドクと速くなる
【顔は中々にいいもんな〜】
【きゃー男のくせに襲われてやんの】
『やっやめ、触んな!!』
声を上げても案の定聞いてくれない
必死に暴れて抵抗するも力の差がありすぎる
そればっかりか男は俺の下半身を触り出す
『!?ちょ、いや、ゃやめて…..嫌だぁ”』
【チッ、おとなしくしろ!!】
バチン
抵抗も虚しく頬をいきなりビンタされる
さすがの俺も諦めかけていたその時
助けに来てくれたのはふわっちだった
見たこともない形相で男たちを追っ払い
いつもの優しい顔に戻ったかと思ったら
どこか苦しそうな表情をしていた
(…….ふわっち優しいもんなぁ)
きっと自分を責めてるはずだ
俺はこれ以上心配させたくなくて
大丈夫だと見栄を張っていた
それでもやっぱり
ふわっちを前に安心したのか
目から涙が溢れんばかりに出てくる
1人公園で歌ってたり
男に襲われたところ目撃されて
ふわっちの目の前で大泣き
最悪なとこしか見られてない気がしてならない
なのに
こんな俺の全てを包み込んでくれる
ふわっちの温かい腕の中で
ふと、好きだなって思った
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
すれ違いって苦しすぎるんだよ
2人とも優しすぎるからこうなりそうっていう
自分なりの解釈でした
続く⬇️
コメント
7件
うわぁぁ辛い…、、けど展開がめちゃめちゃ最高で面白いです…!! 無理せず更新頑張ってください👍
ああああああ、、、、 好きです……この投稿自体も好きだし主さんも好きです……
ほんとこの作品だいすきです、、 がちで最近の生き甲斐これです