桃黄
黄side
黄「ふぁぁッ、、」
桃「昨日寝てないの?」
黄「勉強してたら、朝方だったんですっ……」
桃「ばーか」
黄「んなッ……!」
黄「どこがバカですか!桃くんよりはちゃんと勉強してるんですよー!」
桃「俺は勉強しなくてもいーの」
黄「意味わかんないです!」
黄「それだから点数取れないんですよぉー!」
桃「余計なお世話だわ」
幼なじみの桃くん
幼稚園、小学校、中学校、そして今の高校
同じところを通っていた
とにかく、付き合いの長い友達
黄「いいですよねーイケメンは」
黄「勉強出来なくてもモテちゃうんですもんねぇー」
桃「悪かったなw」
黄「ウザいです」
まぁ、勉強ができない割に桃くんは
クソほどモテます
そりゃあイケメンなんで?
声もイケボだし
女の子が惚れるのは分からなくは無い
僕は絶対無いけど
桃「そんなに言うんだったら勉強教えろよ」
黄「なんで桃くんなんかに教えなきゃいけないんですか、?」
桃「『桃くんなんか』ってなんだよw」
桃「ひどいやつ」
黄「桃くんだけには言われたくありません」
その時、
青「黄くんいる、?」
黄「青ちゃん!」
黄「ちょっと行ってきますね!」
桃「おう」
高校からお友達になった
青ちゃん
この子も顔整ってて
めっちゃモテる
まぁ、青ちゃんは桃くんより性格いいし
僕も惚れるかも〜なんてねw
青「今週のさ、日曜日遊ばない、?」
黄「いーですよ!」
青ちゃんとの話が一通り終わり
教室に戻った
桃「あ、おかえり」
黄「ただいまです」
桃「なんの話だった??」
黄「日曜日に遊ぶ約束を!!」
桃「……」ピタッ
桃「ふーんよかったね」
桃「青と二人?」
黄「はいっ!」
桃「デートのお誘いが黄にもあったんですねぇーw」
黄「ぇ、デート、?」
デート……
2人きりだったらデートなの!?
桃「ぁ、なんかごめん」
黄「い、いやッ……/」
桃side
やばい、終わったかも
黄に彼氏ができるかもしれん
俺終わった、?
黄って青のこと好きだったのかよ、
桃「黄、あのさ」
黄「なんですか、?」
桃「俺ん家来ない、?明日土曜だし」
黄「いいんですか!」キラキラ
黄色くてパッチリとした目がキラキラという音が聞こえてきそうなぐらい
輝いた
その姿に
嫌でもドキドキしてしまう自分がいる
それぐらい好きってことか
黄「どうせなら久しぶりにお泊まりしたいです」
桃「はッ、」
黄「あれ?ダメでしたか?w」
こいつ、日曜日に他の奴とデートに行くのに
無防備すぎねぇか、?
桃「ま、別にいーけど」
黄「ぇ、ほんとですか?」
桃「ほんとですよー、ほら、早く帰るぞ」
黄「なんか桃くん今日変ですねw」
桃「どこがだよw」
黄side
黄「お邪魔します」
桃母「あらぁ、黄ちゃん」ニコッ
黄「おばさんお久しぶりです!」
桃「母さん、今日こいつ泊めてもいい?」
桃母「黄ちゃんならいつでも大歓迎よ」
黄「ありがとうございますっ!」
やっぱり桃くんのお母さんは優しい
いつもこの家に来ると、安心出来る
桃「黄、とりあえず俺の部屋行っとけ」
黄「桃くんは?」
桃「ちょっと色々」
黄「りょーかいですっ」
ガチャッ
桃くんの匂いに包まれたこの部屋
入り慣れてたつもりだったけど
久しぶりに入るとなんか変な感じ
ガチャッ
桃「ん、待たせたな」
黄「全然大丈夫です!」
桃「はい、炭酸だけど飲める、?」
黄「炭酸ぐらい飲めますよっ!」
桃「あぁw幼稚園児かと思ったわw」
桃「おチビちゃんですもんねぇーw」
と言いながら、僕の頭を撫でる
黄「んんッ、違うもんっ!」
桃「はいはいw」
ピロンッ
桃「ん?スマホ?」
突然通知音がなる
桃「俺じゃないけど」
黄「僕ですかね」
黄「ぁ、」
青ちゃんからだ
桃「誰?」
黄「青ちゃんです、日曜日のこと……」
桃「あー、例のデートの話ね」
『デート』
ほんとにそうなのだとしたら
青ちゃんは……
桃「変な勘違いすんなよw」
黄「へ、?」
桃「青はお前のこと好きなわけじゃないだろーからw」
黄「ッ…!」
なに、それ
僕が青ちゃんのこと好きみたいじゃん
黄「僕は別にっ……」
桃「ふーん、あっそ」
桃「好きじゃないの、?青のこと」
黄「まだ好きじゃないですっ、」
そう、“まだ”好きじゃない
今から変わるかもしれない
黄「桃くんよりは、優しくて、イケメンで、ちょっと抜けてるとこもあるけど可愛い子ですよーw」
桃「そんなふうに言うお前は一生付き合うなんて無理だぞw」
黄「わかんないですぅー!」
桃side
あぁ、やったわ
どーしよ、焦りが出ると一気に変なこと言いまくってる気が……
青は黄のこと好きじゃないとか言ったけど
青、多分黄のこと好き
見てればわかる、あの顔
黄と話してる時
ちょっと耳と頬が赤くなって
ニコニコしてるから
桃「あぁぁ、、もう!」
黄「桃くん、?w」
桃「ぁ、」
風呂上がりの黄
髪が濡れてて
パジャマは俺のを着てるから
彼シャツみたいで、少しぶかぶかだし
温まってきたからか顔が赤い
えろ
黄「大丈夫ですかー?」
桃「あ、うん」
桃「風呂入ってくるわっ……」
黄「え、ちょっ!」
黄「……変なの」
黄「ふぁぁぁ、」
桃「おねむでちゅか?w」
黄「言いましたよね、?昨日あんまり寝てないんですぅ、」
桃「そうだったなw」
桃「いーよ、寝てても」
黄「桃くんは、?」
桃「俺まだ眠くない」
黄「一緒に寝たいっ、、、」
は?
何この甘々黄
こんな感じだっけ、?
桃「俺床で寝るから、、、」
黄「え、ダメですよ!風邪ひいちゃうっ!」
桃「じゃあどこで寝る……」
黄「僕と一緒に寝ますっ!」
だからこいつ、
無防備すぎるんだって……
黄「あ、もしかして変なこと想像してます?w」
黄「僕、そんなに変態じゃないからそんなことしない……」
ドサッ
桃「なに、想像してたら悪い?」
黄「ぇ、」
黄side
桃「俺と一緒に寝るってそういうことだから」
黄「いや、あのぉ……///」
桃「はいはい」
桃「じゃ、俺床で寝るから」
ほんとに変なの
いつもの桃くんじゃない
黄「風邪ひいちゃうよ?」
桃「俺は天才だから風邪ひかないの」
黄「でもっ、!」
桃「わかったわかった、」
ギュッ
黄「ぇ、/」
桃「はい、これで満足、?」
黄「ちょ、離してっ///」
桃「こうでもしないと入んないの」
これはどう見たっておかしい!!
恥ずかしいし、、/
黄「ッ……///」
桃「そんなんだったら青にも襲われるからな」
黄「んんっ、へっ…//」
バックハグ状態なので
桃くんの顔は見えないし
耳元で喋ってて
ぞわぞわするっ……
桃「無防備だなぁって思われるぞ」
黄「ぁ、あのッ、//」
黄「耳元で話さないで、//」
桃「あーもうっ!」
黄「わっ、」
グルンと視界が回る
目を開けると
天井と桃くんの顔
黄「ちょっ!なにして……」
桃「……んだよ、」
黄「なんて言いましたか、?」
桃「可愛すぎんだよ!!」
黄「えっ、//」
可愛すぎ?なにそれ
黄「桃くん、?//」
桃「はぁぁぁッ、/」
腕で顔を見られないようにする桃くん
照れてるっ、桃くんが
黄「照れてるっ……」
桃「うっせ、/」
黄「好き、なの?」
桃「なんで聞くんだよ……/」
黄「ちゃんと言わなきゃわかんない」
桃「好き、だよ」
黄「ッ、/」
桃「自分で聞いといて恥ずかしがるなよッ、」
黄「だって…/」
考えてなかった
桃くんが僕のこと好きなって思ってなかった
桃「ねぇ、あのさ」
黄「なんですか……/」
桃「キス、してもいい?」
へ?
黄「ま、待って待って!!//」
黄「気が早いよっ!//」
桃「その気にさせたのはお前だろ、/」
桃「責任取れよ、/」
黄「ぇッ、//」
チュッ
黄「んッ、///」
桃「……」
黄「なんか言ってもらってもいいですか?//」
静かになると気まづい
何話せばいいのか_____
桃「もっかいしていい?」
桃「てか襲っていい?」
黄「ぇ、//」
黄「だ、ダメですっ!!//」
そういうのはもっと大人になってから
するもんじゃないのっ!?
桃「拒否権なし」
黄「なッ、//」
ちゅ、♡
黄「んっ、/」
くちゅ、
黄「んぁッ、♡」
黄「やらっ…//」
ぷはぁ
黄「はぁっ、/」
桃「えろ、」
黄「変態っ、!」
桃「ね、黄初めて?」
黄「初めてですよっ、//」
桃「じゃ、ちょっと痛いかも」
黄「なにが、?」
グチュッ♡
黄「い”ッ!?♡」
桃「気持ちよくなるから、大丈夫」
グチュグチュ♡
黄「いだぁッ、//」ポロポロ
桃「大丈夫、大丈夫」
グチュッグチュッ♡
黄「あぁ”ッ、♡」
桃「気持ちよくなってきたでしょ」
黄「んなわけッ、!!」
グチュッ
黄「あぅッ、♡」
桃「体は正直だぞw」
グチュッグチュッ♡
黄「やッ、//」ビクッ
桃「感じてるねぇ♡」
桃「いれるよ、」
そう言ってから
桃くんの突起物がズボンからでてくる
でっかぁ、、、/
黄「ほんとにするんですか、?」
桃「ここまで来て、やらない男がいるかよ」
黄「でもッ、入んないっ、///」
桃「俺がいれるからだいじょーぶ」
スリッ……
黄「ッ、//」
桃「力抜いて、痛いよ」
黄「んっ、/」
桃「深呼吸、吸って」
黄「すぅぅぅっ、」
桃「吐いて、」
黄「はぁぁ….」
桃くんが合図をする時に
息を吸ったり吐いたり
その時
ズプッ♡
黄「ん”ッ!?!?♡」
なにこれっ、
変な感覚ッ、やだ、
黄「いやっ、//」
桃「あとちょっとだから、」
ズププ…
黄「ぁん”~~~~♡」
黄「は、いったぁ、?♡」
桃「あとちょい、頑張って」
黄「入れるなら一気にしてよっ、/」
桃「言ったな」
ズンッ
黄「あ”ぁんッ、!!?♡」
桃「かわいw」
黄「やッ、/ 痛いよぉ、」ポロポロ
黄「死ぬっ、死んじゃうぅ」ポロポロ
桃「大丈夫、死なないよ、」
優しく声を掛けながら
僕の手を握ってくれる桃くん
頑張って
そう言ってるみたい
桃「動いてもいい、?」
黄「いッ、痛くない?」ポロポロ
桃「慣れたら大丈夫、」
黄「手、握っててね、離さないでね」ポロポロ
桃「うん、」ギュッ
桃「最初はゆっくり動くから」
ユサユサ
黄「んぁ、ぁぁッ、♡」
桃「きもち、?」
黄「ぁっ、やっ、わかっ、んない♡」
桃「……」
パンパン
黄「んぉ”っ♡」
黄「はやぃ、いだっ、いだいぃ♡」ポロポロ
黄「ももく、ももくんぅッ、」ポロポロ
桃「なに?」
黄「止まって、やらッ、、いたぁッ」ポロポロ
ピタッ
黄「はぁはぁはぁ、♡」ポロポロ
桃「ごめん、」ナデナデ
黄「んッ、」ポロポロ
桃くんが動いてる時の顔
余裕のない顔
それでも優しく、僕のペースに合わせてくれてる
最初はいやだったけど
桃くんならいいかもって、、
もっと、桃くんの求めてて、、
あれ、これって、好き?
黄「桃く、ん、」ポロポロ
桃「んー?」
動いてないからだけど
まだ僕と桃くんは繋がっている
黄「動いてっ、?」
桃「おまっ、/」
黄「お願いっ、頑張るからっ」
桃「……わかった」
パンパン♡
黄「んぁっ、い”っ♡」
ピタッ
桃「大丈夫、?」
黄「大丈夫だからっ、やめないで」
桃「でも、」
黄「いいからっ、桃くんのペースでいいよ、」
パンパン
黄「あんっ♡いぁッ、//」
桃「もう痛くない、?」
パンパン
黄「いた、くないっ♡」
黄「きもちっ♡きもちぃよっ、」
パンパン
黄「んんぁっ、あぅ♡」
黄「ももく、ぁッ…//」
桃「なーに?」パンパン
黄「きす、してっ、♡」
チュッ
黄「んッ、/」
ゴリュッ♡
黄「んぐッ、!?!?♡」
ゴリュゴリュッ
黄「んッ、ん”ん”~~~♡」ビクビク
桃「ぷはぁッ」
黄「はぅッ、/」
ゴチュッゴチュッ
黄「い、イっちゃぁッ、♡」
桃「いいよ、我慢しないで」
黄「んっ、♡」
ビュルルルッ
黄「はぁはぁッ、//」
イっちゃった、初めて……/
大人なことしちゃった、/
ヌポッ
黄「ん、/」
桃「疲れただろ、寝とけ」
黄「やだ、桃くんまだイってない、」
桃「別にいーよ、俺一人でできる」
黄「やだ、!」
自分だけ気持ちよくなって、
桃くんは気持ちよくなってないの、
そんなのずるい
好きなのに、ずるいよ
桃「黄は頑張ったよ、俺も気持ちよかった」ナデナデ
黄「いやっ、まだ寝ない!」
桃「黄は初めてだろ、まじで死ぬぞ」
黄「……わか、りました」
そのまま僕は眠りに着いた
次の日
黄「んっ、」
桃「あ、起きた?おはよう」
黄「ぉはよ、、//」
桃「昨日はありがと、ごめん、好きでもないのに」
黄「ッ、!!」
感謝して、謝って、、、
なんなの、
桃「じゃ俺、朝ごはん……」
黄「な……て、るんですか」
桃「ん?」
黄「何勝手に勘違いしてるんですか!」ポロポロ
桃「ぇ、黄?」
黄「好き、」
桃「は、?」
黄「好き!大好き!だから、やだっ、離れないでっ、」ポロポロ
黄「どこにもっ、行かないでっ」ポロポロ
黄「僕だけ見てくださいっ、」
ギュッ
桃「それは、性欲に負けたわけじゃない?w」
黄「なっ、//」
黄「いじわるっ、やっぱ嫌い、」フイッ
桃「わわっ、ごめんってw」
桃「キスしていい?」
黄「聞かないで、/」
チュッ
桃「ふっw可愛い」
黄「ッ、//」
桃「ありがと、大好き」
黄「んっ、/」
桃「あれ、好きって言ってくれないの?」
黄「恥ずかしいからヤダ……/」
桃「……ま、いっか、」
桃「また言ってくれる日、待ってる」
黄「うん、待ってて」
いつか、桃くんに
面と向かって
いつでも、どこでも
『好き』の気持ちを伝えられるように
もっともっと好きになりたいな
ℯ𝓃𝒹
いやぁ、短編にしようと思ったんだけど長くなっちゃいましたw
番外編として青ちゃん、どうなったか出そうと思ってます
♡2000いったらかくね!
コメント
8件
ブクマ失礼します!今まで色んな人の見てきたけど過去1最高です、、、神作でした!