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あとがき
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
最初は何となくで書いていたのですが、こんなに長編になるとは考えてもいませんでした。
最終的には、結ばれない二人でしたね。でも、カッコいい終わり方が二人には合っているんだと思います。
でも「少しくらい、かっこよくなくたっていいでよ! 他にも私たちの血筋は弱くとも、いるはず。だから、これからも僕の側に居て欲しい」っていうロルフの台詞も欲しかったような……
十分過ぎる程の功績を残したのに、二人が一番欲しい報酬が貰えないと……書いてて、可哀想なラストとなってしまって、ロルフとアニカに申し訳ないです……
サンコウの木。
どこからともなく、ポツンとそのワードが出てきました。自分でもよく分かっていません。
無理矢理、サンコウの木の意味を作るんだとすると、『三個の光が集まって封印する』的な……
ロルフという、天と地を治める勇者と、アニカという、王家の血を引く姫と、ソフィーという、光の家の血を引く者。
それが集まってやっと、呪いを封印できる。
その設定には違いはありませんが、こうやって書くと恥ずかしいですね。
あの最後に出てきたグローブのお話です。
ホルムは四百年前の戦争を最後に戦争はしていません。その時に使った人のグローブをニコラが拾って……って話です。
四百年前の戦争は……続編を気が向いたらかなって感じです。
光の家と王家と勇者。一応言っておくと、全員、血はバラバラです。
サンコウの木のサイドストーリーがあればって話ですよ。
それに、ロルフの昔話や、ジョルジャの秘話や……書きたい所が沢山あるので、あるんだとしたら、その中から一つです。
ロルフは、強い。兎に角強い。
だけど、その強さの裏には、記憶は厄介いうのを知っていたり、死別を幼いながら経験していたりするから。
勿論、才能には恵まれていますが、努力の賜物です。
でも本当は、不器用なだけで、泣きたくなるし、「痛い」と叫びたい時もある。それを抑えられる強さがあるからこそ、期待されて、勘違いされて、子供の頃にはイジメられたり……
まぁ、「喧嘩を売られたらそりゃ勝つしか無いだろ」っていう奴でもあります。
でも、魔力や、光の力というのは、光の家の男には伝わりにくく、魔法は使えないし、光の力も魔法石が無いと成り立ちません。
それに、気持ちを殺して、抗うのを辞めるってことは、弱さの一種でもある。
アニカは、不器用ながらに、気持ちを真正面から伝える芯のある女の子です。
……これは女性なのか、女の子と呼ぶべきなのか……分かりません。
でも、いつでも、ひたすら全てを捧げるくらい、必死に向き合って、辛くなっても、怖くても、辞めない。ロルフには無い強さです。
ロルフのように、感情を殺すというよりかは、自分の気持ちを伝えて、守れる物を守って、王家としての恥をかかないように、頑張る人ですね。
少し、男の人が苦手って言う話はまたいつか……
ソフィーは、置いていかれても、愛する人を見つけて、自分の使命を果たして、守るために旅立った。
「他の人を傷つけるような人ではありたくない」って考えは兄妹そっくりですね。
一番器用なのはソフィーですね。刺繍もできて、気持ちも伝えられるし、察しもいいし、何より、誰が何をしようと、誰が何に立ち向かおうとしている時に、「助けたい」「傷付かないでほしい」という気持ちを遠回しにして、言葉にしています。
でも、決して器用というわけじゃありません。置き手紙や、変装や……色々です。
だから最後に皆に謝って、天へ昇りました。
もう少し書きたい気もしますが、キリがないので、登場人物の話はここまでです。
舞台となったホルムについて、サブストーリーがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
改めて、最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからも、こはるの成長を見守ってもらえたら幸いです。
コメント
1件
ああ、最終話のあとがきか…読み終わったわ。 お疲れさま、こはるさん。 「結ばれない二人」って聞くと胸がギュッとなるけど、確かにあのカッコいい終わり方はロルフとアニカに合ってると思う。 でも「かっこよくなくたっていい」って台詞、俺も読みたかったな…って思っちゃった。そういう弱さを見せられるのもまた愛情だよね。 サンコウの木の意味も、三つの光=ロルフ・アニカ・ソフィーって聞いてすごく納得。 キャラの掘り下げが深くて、それぞれの強さと弱さがちゃんと設計されてるからこそ、最後まで惹き込まれたんだなって再確認した。 続編とかサブストーリー、マジで気になるわ。 でもまずはここまで書き切ったこと、お疲れさま。本当にありがとう🔥
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