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朝、窓から透ける明るい日差しが俺を包んだ
いつもは暖かくて安心するような光が今はとても冷たくて、虚しくなった
急に昨日のことを思い出して目から涙が溢れる
(元貴、涼ちゃん…ごめんなさい…ごめんなさい…許してください)
(昨日はあんなこと言ってしまってごめんなさい……どうか…捨てないでください)
心の中では何度も元貴達に謝るが、謝罪のメッセージを送ろうとしても、そもそもスマホにさえ手が震えて触れられなかった
そんな時、スマホから着信音が聞こえた
「こんなときに、誰」
小さく呟いた
メッセージを見るために泣きまくって疲れた体をベットから起こし、机の上に置きっぱのスマホをそっと見てみる
元貴からのメッセージ
omr「今まで無理してたことに気づけなくてごめん。また行けそうになったら一緒に学校行こう。 」
送られてきたのはそんなメッセージだった
なんだか自分が馬鹿らしくなった
元貴からしたら、俺はただの「友達」に過ぎないのに
元貴は俺にだけ特別ってなってるの、バカみたい
そもそも、なんで好きになっちゃったんだろ
なんで友達という存在ではなく、恋人として考えてしまっていたのだろう
好きにならなければ、こんな気持ちになることなんてなかったはずなのに
少し涼しい風が窓の外から吹いてきた
「はは…神様は俺のこと見てくれてるのかな。見てくれてるなら、元貴と涼ちゃんと仲直りさせてほしい…救い出してよ。この人生から 」
なんて冗談…ではないけど言ってみた。でもまあ、ずっと心の奥では孤独なんだろうな。俺は。
大森side
今日はなんだか朝早くに目が覚めた
昨日の喧嘩後からずっと胸が縛り付けられている感覚で、若井を傷付かせてしまった自分が憎くなった
せめて自分の醜さを少しでも減らすために若井に謝ろうと思い、震える手でスマホを持つ
何度も何度も文章を読み返して若井に送る
そんなことをしていると、いつの間にかもうすぐ家を出ないといけない時間になっていた
母「早く学校行きなさいよー!」
omr「分かってる分かってるー!」
扉を開けて家を飛び出して行くと、途中で落ち込んでショボンとしている涼ちゃんがゆっくりと歩いていた
omr「涼ちゃんおはよー 今日眠れた?」
ryuk「元貴おはよぉ〜今日はあんま寝れなかったかな〜…はは…」
一見笑ってるけど、少し涼ちゃんキツそう。昨日のこと、そうとう頭の中に残ってるんだろうな。
僕もずっと残ってるし。
いつもはクールで面白い若井があんなに暴れていたから…
約束だってしてたのに…「気持ち溜め込まないで」って、
それが若井にとっては辛かったのかな。
苦しかったのかな。
そもそも若井が溜め込んでしまったのは僕のせいか。
考えるだけでも頭がクラクラする。助けたい気持ちで言った言葉が、凶器になってしまっていたなんて
omr「涼ちゃん…僕、若井に許してもらえるかな…」
ryuk「多分大丈夫だよ!若井なら優しいんだから許してもらえるんじゃないかな。」
やっぱり涼ちゃんも怖いんだろうな
泣きそうになってるの、分かるもん
ちゃんと、謝らないとな
今回のお話はかなり暗め…というか若井が病む感じのお話でしたね〜
それにここまで読んでくれてありがとうございます!いいね貰えるのめっちゃモチベになるのでありがたいです!
正直、こんな初心者の小説見てくださってるのが本当にとても嬉しいです!
ではまた〜