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3,家族にまでも…
学校での居場所がなくなった私は学校へ行く勇気が出なかった。学校へ行ってもどうせ私の居場所なんてないのだから。私は今日、学校を休むことを決意した。布団に潜りっぱなしで何もしないのは申し訳なかったので、休む代わりに家の手伝いをしようと思った。階段を下り、リビングへ向かうとお父さんとお母さん、弟が座って食事をしていた。いつも通り何も変わらず…
そう思っていた。
でも違った。
私の姿をみた家族のみんなは驚いたような顔をしていた。私は何に驚いているのかわからなかった。
「みんな…なんでそんなに驚いたような顔をしてるの…?」
恐る恐る聞いてみた。でも返ってきた返事は思ってもみない答えだった。
『あなた…どちら様?』
「…え……?」
どういうことかわからなかった。お母さんから返ってきた返事がまさかそんな言葉だとは思わなかったから。そして、立て続けにお父さんが
『何勝手に家に入ってきてるんだ!出ていけ!!』
そう言われた。何が何だか分からなかった。
「な…に…いってるの…?私、お父さんとお母さんの子供だよ……?」
「冗談…だよね?、…」
『何、言ってるんだ…?俺たちには息子しかいないぞ……?』
「…え…?」
『とにかく、俺たちはお前を知らない…関わりもないからとりあえず出ていってくれないか?』
…。泣きたくなった。その場からすぐに逃げ出したかった。でも逃げれなかった。逃げたら、本当に家族の縁が切れてしまうような気がしたから。でもこれ以上ここに居ても家族は私のことを覚えてない…。なら…もう諦めて出ていくしかないのかな……?そう考えた私は出ていくことを決意した。
「…わかりました。色々とご迷惑かけてしまい、申し訳ございませんでした…。」
そう言い残し、私は家を後にした。
昨日まで家族は覚えていてくれていたのに…。
どうして急に私のことを忘れてしまったの?
どうして…?どうして………
私は泣きながら歩いて行くしかなかった。
少し落ち着いた私はもしかしたら、親戚の人たちは私のこと覚えてるんじゃ…?と思い、淡い期待を抱いて、おばあちゃんや親戚のおじさんに電話した。でもその淡い期待はすぐに崩れた。
電話して聞いてみたけど…誰も私のことを知らないし、覚えていないと言われた。ある人にはいたずら電話だと思われて、こっぴどく怒られた。
とうとう、私の居場所がなくなった気がした。
学校の先生や、親友にも忘れ去られ、挙句の果てに家族や親戚にも忘れ去られた私の居場所はとっくのとうになくなっていたのかもしれない。頼れる人がいない中、私はこれからどう生きていけばいいのだろうか……?
コメント
1件
うわあ……こんなの、辛すぎるよ……。学校だけじゃなくて、家族にも親戚にも忘れられちゃうなんて。特に「あなた…どちら様?」のシーン、胸がギュッてなった。主人公の「冗談…だよね?」って言葉が切なくて、もう泣きそうになったよ。これからどうなっちゃうんだろう…続きがすごく気になる😢
#ちょいグロ
にーなぁ
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