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※完全自己満異中年捏造小説
※キャラ崩壊、解釈違い有
※捏造設定、 学パロ要素有
※過激な暴力表現、性的表現有
※苦手、地雷は回れ右
今回、ちょっとだけそういう雰囲気の場面があります。
わんくっしょん
「あら?エミちゃん来てたのね!」
「それと……彼氏さん?」
え、誰?
「あ、紫さん。勝手に入ったけど大丈夫ですよね?あと彼氏じゃないです」
「そう、ざぁんねん。紅茶かしら?」
「はい」
「私の分もお願いねぇ」
くすくすと笑いながら、金髪の女性_紫、と呼ばれた人は、エーミールと会話を続けた。
「貴方、エミちゃんのクラスの転校生の子ね? 私は、養護教諭の八雲紫。宜しくね」
にっこりと微笑んで握手を求めてくる。
「グルッペン・フューラーです」
握手に応じると、そのまま、グイッと腕を引かれる。
「君、顔がいい。流石フューラーの子ね」
アメジストの瞳が、俺を真っ直ぐ見詰めている。
「え、あの、近、」「紫さん!!!」
反対側から引っ張られ、手を離されたかと思えば、後ろへ放り投げられた。
「紫さん、面食いなのどうにかしたらどうです!?」
「うふふっ、冗談じゃなぁい」
「なぁに?妬いちゃった?」
「な訳!!」
親子のように言い争う2人を眺めつつ、淹れられたままの紅茶に口を付ける。
アールグレイの香りが鼻を擽り、喉を潤す。
これ、いいな。美味しい。
そう、関わらないようにしていれば、終礼が鳴った。
「ほら2人共、教室帰りなさいよ~」
背中を押されて保健室から追い出される。
扉を閉められる際、紫が俺に囁いた。
「エミちゃんのこと、守ってあげてね」
意図を訊こうとしても、扉を閉められたので訊き損じた。
「ちぇ、もうちょっと居させてくれてもいいじゃないですか」
「成績とかの問題じゃないか……」
「もう3年ですけど?」
「てか大体、貴方にも彼女にも関係無いじゃないですか。五月蝿いですよ?」
グチグチと口を尖らせてそう言う。
生意気だな此奴。
美しいと言う第一印象が、もう崩されてしまった。”わからせ”が必要かな?^^
「エーミール」
「はい何ですか五月蝿いです」
「……え?」
まだ口答えしようとするその肩を壁に押し付け、唇に指を乗せる。
「な、な、?」
「まだ五月蝿い口は、どの口だ?」
ビー玉を真っ直ぐ見詰めると、行き場に困っているのか、ウロウロと迷う。
そして、白い顔を赤くして、呟いた。
「……こんなの、可笑しい……ッ」
振り払って何処かへ走り去って行くのかと思いきや、大人しくしているもんだから問うてみる。
「、何故逃げない?」
「だ、だって、」
迷っていたビー玉が、此方を見て揺れる。
言いたいことがあるのなら、言えばいいのに。
そう思っていれば、弱々しく、胸倉をいきなり掴まれた。
「貴方、頭狂ってんですか!?貴方の目の前に居るのは、男で、没落貴族で、アルビノなんですよ!?」
差別しないのか。
そう、問いたかったのだろう。
だが、耳を劈くような声に遮られた。