コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠︎原作未プレイ
⚠︎二次創作等で養った知識なので設定や解釈が
原作と異なる部分があるかもしれません
⚠︎完全に自己満足
飯綱丸龍×射命丸文
※既にお付き合い済み
※はたもみ要素少しあり
…はいどうも皆さんこんにちは
清く正しい射命丸です。
私が今どういう状況かといいますと
絶賛、壁際に追い詰められています。
え?誰にって?
上司の飯綱丸様にです
しかも壁に追い詰められているといっても、殆ど壁ドンみたいな状況だし!
正直なんで壁に追い詰められているのかは、心あたりがあるんですけど
しらばっくれたら、見逃してもらえないかな。
「…射命丸、今なんで私が怒っているのか分かるか?」
「えっ、えっ〜とぉ…、」
「…分からないのか?」
「は、はいぃ…、すみません、」
なんか顔見る限り、嘘ついてるのバレてる気がする。
やっぱこの人に嘘は通じないな
だとしたらどうやって、この状況を抜け出そうか。
しかも飯綱丸様の部屋に呼ばれたから、助けを求められる相手がいない。
絶体絶命すぎる
「そうか、そうか。分からないなら仕方がない。」
「教えてやるよ」
そういって顔は笑っているけど、目が笑ってない。
…本格的にヤバくなってきました
「お前と私、はたてと椛でこの前一緒に呑みにいったよな?」
「は、はい」
そう、飯綱丸様が折角だから呑みに行こうと誘ってくれたのだ
本当は3人の予定だったけど、はたてが椛も一緒にと誘って4人で呑むことになった。
「その時にお前が悪い酔い方をしたのは覚えているか?」
「えっと、〜 ま、まぁ…」
実は私が酔いすぎて、飯綱丸様を怒らせる様な行動をしたのは
例の飲み会を終えた次の日に はたてが教えてくれた。
当時の飲み会 はたて視点.
「ちょっと、文!呑みすぎでしょ!」
「んぇ〜、そんな事ないよ〜」
「ははっ。まぁまぁ、はたて。楽しそうで何よりじゃないか。」
「そうですけど〜、」
でもだからといって酔いすぎでしょ、
なんか椛と距離近いし。
「ですがかなり酔っていますよ。」
「文さん大丈夫ですか?」
「え〜椛、心配してくれてるの〜?ありがとうね〜」
「よしよし、してあげようか〜?」
「えっ?さ、流石にそれはちょっと…」
「ちょっと文!椛が困ってるでしょ!」
流石にそれは、文でも許さない!!
「はぁ〜?はたてには関係ないでしょ〜」
「ね〜椛は、はたてだけのものじゃないもんね〜?」
と、文は椛に抱きついて頭を撫でながら見せつける様に言ってきた。
「えっ、あ 文さん! は、離して下さい!」
そう椛も言っているし、私も文から引き離そうとした矢先。
とある人の視線に気がついた。
そう、飯綱丸様から感じられる怒りの感情。
「………。」
無言で顔には出ていないが、文に対して怒っているのが分かる。
おそらく、椛と距離が近いからだろう。
でも当の本人は全く気づいていない。
流石にそろそろ止めないと、飯綱丸様が何をしだすか分からない。
「…ちょっ、流石に文。そろそろ離れなさい。」
「え〜でも、〜」
「そ、そうはたてさんも言っていますし、そろそろ離れましょう、?」
「…まぁ椛もそう言うなら〜」
と、やっと離れてくれた。
これでとりあえず、今は大丈夫かな。
でも文は明日、飯綱丸様に何を言われるか分からないわよね…
…だから流石に今日の行動は明日、文に言ってあげないと。
まぁでも私の椛に抱きついたりしてたし、助けてはあげないけどね。
と、そんな感じではたてが教えてくれた。
でも私は完全に酔っていたから何も覚えていなかったけど…
まぁてな感じで、私は今壁に追い詰められているんですよ。
でもそんなに、怒ることだったかな〜、…?
「そこでお前は、部下の椛に抱きついていたよな?」
「そ、そうですね…」
「……お前は誰のものなのか自覚があるのか?」
と、言われたと思ったらネクタイを掴まれて顔を引き寄せられた。
壁ドンされて距離が近いのに、更に近くなった。
不意にドキドキしてしまう。
「…えッ、と……飯綱丸様のもので、す…」
「そうだよな?なのにあの時は見せつける様に抱きついていたな?」
「す、すみまっ、せん…」
そう謝ると、不意に耳元で囁かれた。
「…お前には体でわからせないと駄目なのか?」
聞いたことがないくらいに、低い声で囁かれた。
思わず顔が熱くなってしまう。
「、さッ さすがに…そ、れは…」
「拒むのなら、誰のものなのか自覚しろ。」
「そしてよそ見をするな。私だけを見ていろ。」
と、目をまっすぐ見据えながら言われる。
目が逸せない。逸させてくれない。
そうなってしまったら、もう拒むことは出来ない。
「はっ、い。もう、よそ見ッ しま…せん」
そう言うと少し満足げな顔をして
ネクタイを掴んでいた手を離し、少し距離をとって離れてくれた。
よかった…もう怒っていないようだ。
「…まぁ、そこまで言ってくれるなら許してやってもいいだろう。」
「あ、ありがとうございます…」
「だが…次また、同じことをしたら分かっているよな?」
「はっはい!、もちろんですッ!!」
「そうかそうか。ならいいだろう」
と、いつもの様子の飯綱丸様を見て安心した。
そして反対に決意もした。
もう二度とこんなことが、起きないように気をつけよう…と。
そう決意してみせたのであった。