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7〜10
⚠️びーえる⚠️
蓮君の家にお泊まり
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急に雨に降られた。ただそれだけ。お泊まりは、思ってもなかった。高坂が煩いから仕方なく。
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蓮君side
「 お風呂お先入ってきてください! 」
「 有難う…… 」
あーぐんちょとお泊まり♡×ぬ!楽しみ……
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「 服、有難う…… 」
「 いえいえ、っは……萌え袖……♡」
服俺の方が大きいから必然的に萌え袖になっちゃうぐんちょー可愛い♡
袖見つめてる、どう思ってるんだろ。
……あ、ムスッとしてる、身長の違い自覚して腹が立ってるのかな?可愛い♡
「 ぐんちょ〜可愛いですね! 」
ぎゅっと抱き締める。
「 わわ…… 急に抱きつくな……! 」
おお、流石の体幹。ぜんぜんふらつかない。
「 髪乾かしましょ! 来てください! 」
「 ……分かった。 」
ちょこちょこ着いてくるぐんちょ、可愛い♡
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「 聞こえますかーー! 」
ドライヤー越しに話す。聞こえるはずもない。
「 ……何か言ったか? 」
あーなんて言ったんだろ〜!取り敢えず
「 可愛いですね! 」
「 ……なんて言ったんだ、? 」
あ、之話進まないな!
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寝る時間迄テレビ見る!
「 ぐんちょ、之……可愛い、!! 」
「 猫は最強 」
「 ですね 」
猫まじまじとみてるぐんちょ、可愛い。
「 ……何で手握るの…… 」
「 触りたいからです。 」
手を触って撫でて、恋人繋ぎ。
「 ……恥ずかしい………… 」
顔を紅らめて目を逸らす。
可愛い♡
「 好き、好き……大好き 」
「 ……うるさぃ……」
彼はそう言いながらも手を離そうとしない。
「 ……雨が止まなかったら、良いのに 」
つい漏れる言葉。
「 …… 」
雨音だけが部屋に響く。
「 ……明日に仕事場で会えるだろう、それに朝にも会う。 」
会わなくても御前は会いに来るだろ。
と、一言。
はぁーー、この人はほんとに、無意識に人を好きにさせる。
頬にそっとキスを。
「 ぐんちょ……、晴さん……名前呼んでください、 」
「 ……高坂………… 」
「 ……下の名前で 」
「 ……れ…………、蓮…… 」
「 はい、なんですか 」
「 、御前が呼べと言ったのだろう…… 」
照れくさそうに睨むぐんちょー
「 ぐんちょ、俺ずっと……貴方の傍に居ていいですか。 」
「 …… 駄目と言っても居るだろ 」
「 あは……そうですね 」
ふふ、と笑う。ぐんちょーの表情も緩んでる気がする。
「 ……病める時も健やかなる時も、
…貴方がどんな目に遭ったとしても
ずぅっと傍にいる事を誓います。 」
「 ……プロポーズ? 」
「 だったら? 」
「 ……別に……、 」
「 結婚しましょうね。 」
「 …… 考えておく………… 」
まだか……
絡める手をぎゅっと抱き締める。
好き……好き、大好き……愛してる。愛されたい。ぐんちょの全部欲しい……
ぐんちょが……×んじゃったら……、、
どうするかな?
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⚠️びーえる⚠️
怪我をして帰還する蓮君
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「 高坂……!! 」
足音なんて気にせず只何も考えず走って救護室に向かう。
「 高坂……無事か……?? 」
頭に包帯を巻いて腕にも少し。凄い泣いてる。ギャグ漫画位泣いてる。
「 ぐんちょ〜…… 」
「 心配してくれたんですか?
嬉しいです。 」
「 今怪我してなかったら飛び付いてました。 」
なんか……大丈夫そう?
「 大丈夫なのか? 」
「 否、痛すぎて×にそうです。 」
「 ……そうか、 」
「 ぐんちょ、こっち来てくださいぃ…… 」
「 あ、嗚呼…… 」
言われた通り傍による。すると怪我してない方の手で私の手を握る。
「 ぐんちょ……頭痛い…… 」
「 …… よく頑張った、ちゃんと休め…… 」
「 えへへ……褒めてくれた……♪ 」
充電が切れたように眠ってしまった高坂。
でも手は握られたまま。
……帰れない。
私が知ってる以上に私は高坂を大事に想っているのだろうか……
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お呪い
『 ねぇ、彼奴、可笑しいよ。 』
『 御前の方が軍長様に見合ってるよな、笑』
『 上のやつはよく分かんねぇな 』
『 一寸さ、何、悪戯程度さ』
『 嗚呼、良いね。笑 』
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「 ん……?虫…ゴキブリか…… 」
どうしてロッカーに……
「 お帰り…… 」
と、ゴキブリを逃がしてあげる。
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また別の日。
……?上着、どこ置いたかな……
……
「 何で、ゴミ箱? 」
安物だからいいけどさ、……臭っ!!!
クリーニング、否、新しいの買おうかな……
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「 高坂 」
「 はい? 」
「 今日は何時もの上着じゃないのか 」
「 嗚呼……何故かゴミ箱にありまして 」
「 ……何故?? 」
「 それがさっぱりで。 」
「 そうか 」
ああぐんちょ、心配してくれたのかな〜♡そうだったらいいな!
それより、ここ最近の、誰がしてるのかな。
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『 このペンでいいんじゃないか 』
『 いいね、高そうじゃないか? 』
と、隠している最中。
「 何、してるんですか? 」
ペンを持つその腕を掴む。
『 こ、高坂さん…… 』
「 それ、俺のペンですよね?
……此処最近おかしな事があるんです
それは貴方方の仕業ですね 」
冷たく淡々と話す。
『 御前が、御前は軍長様に見合わねぇんだよ! 』
『 どうせ上のやつのお気に入りさんなんだろ 』
と、負け犬のような事を言って逃げ出す。
……
「 そういう所なんじゃないかなぁ、笑 」
と、ぽつり。彼は晴君が居ないと、普通に好かれる要素は顔くらいしか無い。
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戦場
「 ぐんちょ、彼処に、スナイパーが居ますよ。 」
「 分かった。今行こう。 」
立ち上がる。その時、やって来た。
『 次何処に行くんだっけ 』
『 あっちだろ。 』
『 おい、そこ板が…… 』
ガンッ。
という音の後に板は倒れ出す。2m近くはある、重そうな木の板。
『 あ、おっ、おわ!高坂さん!! 』
「 ……?あ、前の…… 」
『 避けて……! 』
「 避ける? 」
あ、木の板。気づいた時には遅い。今避ければ足くらいで済むだろうか。
ドゴンっ、と大きな音。結局下敷きになったようだ。
『 高坂さん、! 』
『 やばい、お前の所為だぞ 』
『 あっち、行くか……? 』
『 否、それは流石に…… 』
板が浮かび上がる。
『 …… 軍長様!? 』
「 ……高坂、無事か 」
「……はい、でも、ぐんちょは…… 」
「 私は平気だ。…それより、 」
「 何を逃げる必要がある? 」
「 目の前で下敷きになろうとする仲間がいる。 」
「 御前達はそんな仲間を見捨てるのか?」
「 ……残念だ。 」
『 ごめん、なさい…… 』
「 ぐんちょ……血が…… 」
「 高坂、悪いが……すまん………… 」
バタンと倒れ込む。
「 ぐんちょ、ぐんちょ……!? 」
嗚呼どうしよう、どうしよう!
……ぐんちょは守らないと。
「 お二人共 」
『 …… 』
「 東の方角にスナイパーが居ます。
彼処には待機軍が居ます。 」
「 、もう分かるよね 」
『 ……はい 』
「 じゃあ、此処は任せた。 」
「 仕事より私情を優先してすみません 」
嗚呼、早く、早く医療班迄……、走れ……
……うぁあ……血が止まらない……
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「 すみません、暁美さん。 」
「 ……高坂くん? 」
「 ぐんちょ、が……助けて…… 」
「 ちょ、泣かないで…… 」
と、任せる。
「 ……貴方の軍長さんは任せて?
貴方の仕事をしてらっしゃい 」
「 ……任せます…… 」
……早く仕事を終わらせよう。
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静かな部屋に煩い時計の音が響く。
あ、少し動いた、ぐんちょ……
「 …… 高坂……? 」
「 ……、ぐんち゛ょ゛……」
「 酷い顔…… 」
鼻水も涙も全部ぐちゃぐちゃになって迄泣きじゃくる。
「 なんで庇ったんですかぁ…… 」
「……体が勝手に動いた 」
「 …… 」
ただ、抱きしめる。
「 高坂……苦しい 」
「 …… 」( ぐずん…… )
「 ……、 」
ため息を着いて抱き締め返してくれる。
「 ぐんちょ…… 」
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「 ねぇ、ぐんちょ、痛いの痛いのとんでけ、知ってますか? 」
「 ……聞いたことがあるような気がする。 」
「 してみましょ!おまじないです! 」
頭は許してくれなさそうなので、手を掴んで撫でながら、
「 痛いの痛いの 」
、この景色を見たことがある。
『 晴君、怪我しちゃったの 』
『 ほら、おまじないしてあげるね 』
『痛いの痛いの 』
「 とんでけ……! 」
「 どうですか、ぐんちょ。 」
「 …… 」
「 え、え!?泣い……え!痛みますか!?」
「 …否、有難う…… 」
決心が着いたんだ。
「 お呪い、 」
その日、ぐんちょの笑顔を見た。笑顔と言っても、何かを決意したような、強い顔。
何を決意したのか、今ので何があったのかは分からない。
ただ顔がいいのはわかる……
「そろそろ、帰ろうか。 」
「 傷、大丈夫ですか? 」
「 嗚呼、どっちにしろ、家には帰らないと。 」
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電車に揺られる、頭が痛むのを呑み込んで耐える。
街はこんなにも明るい。
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「 只今戻りました。 」
「 ……戻ったか。 」
「 ……!父上…… 」
緊張感が走る。頭から爪先まできっちりと。
只父の目を見つめる。
冷や汗が流れる。
「 怪我をしたようだな。大丈夫か 」
「 はい、父上。 」
「 体には気をつけるのだぞ、この仕事は体が資本だ。 」
「 特に、御前はそれしか出来ないのだから 」
長々説教が始まる。頭が痛い。ふらふらする。指先が冷える。息が詰まる。
心が痛い。
「 その仲間は本当に庇う必要はあったのか」
痛い。
高坂、は……庇う必要……、高坂に限らず、仲間なら守らなくてはならない。軍の長なのならば。
高坂……
痛い。
痛いの痛いの
飛んでいけ。
ましになったのか?
分からない。
逃げたい。
「 今日は休め。また明日今日の分もトレーニングすれば良い。 」
「 はい、父上。 」
「 早く寝なさい 」
「 はい、父上。 」
痛い。
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