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陽菜とプリンを食べた後、私はまっすぐ家に帰った。
高校生活初日、疲れたけど楽しかったな。
明日の予定なんだっけと思い今日学校から配布された予定プリントを見る。
「明日、学年交流会があるんだ」
ていうことは、”お姉ちゃん”に会えるかもしれない。
私はそんな期待を抱きながら明日を迎えた。
⏰ピピピピツ ピピピピツ
「ん、ん〜。」
まだ眠い。
「はツ、お姉ちゃんに会えるかもなんだから支度しなきゃ!」
朝食を食べた後、いつもより髪を綺麗に整えお気に入りのリップを塗り、
制服を着て鏡の前でクルッとし確認をした。
よしっ、完璧!!
「いってきます。」
歩いていると、スマホが鳴った。
陽菜からメールが届いた。『今日一緒に行こっ』
『うん、いいよ』っと。
お姉ちゃんのことを考えながら、昨日別れた場所で陽菜を待つ。
❤︎「おはよ〜」
💜「陽菜、おはよ」
❤︎「待っててくれてありがとっ」
💜「こちらこそ!誘ってくれて嬉しい。」
❤︎「んふふ、よしっじゃあ行きますか!」
💜「うん、行こっか。」
〜
学校)
学校について教室に入ると今日行われる先輩たちとの交流会の話題で持ちきりだった。
クラスメイト)「早く会いたいな~。」
クラスメイト)「めっちゃかっこよくてかわいいらしいよ」
ふーん、そんなに人気な先輩がいるんだ。誰だろう。
先生)はーい、席について!HRを始めまーす。
今日のHRは交流会についての説明だった。
交流会は体育館で行われた。
スポーツをしたり、お話をしたりするらしい。
体育館)
生徒会長の挨拶で交流会が始まった。
何やらすごく騒いでいる1年生かたくさんいて人だかりができている。
あ、朝みんなが言ってた人気者の先輩がいるのかな。
と思い陽菜に聞いてみる。
💜「陽菜、あそこの人だかりってなに?」
❤︎「3年生のすごく人気な先輩がいるらしいよ!」
💜「へ~。」
❤︎「行ってみる?」
💜「う、うん」
そこに行ってみると、私の大好きな”お姉ちゃん”がいた_。
💜「……愛莉ちゃん。」
♥「え!?知り合いなの!?」
💜「え、あ、小さい頃に数回遊んだことがあるくらいで。」
その時、大人気の先輩愛莉がこちらを見た。
愛莉はこちらに手を振って周りにいる子たちとの話に戻る。
やっぱり、私のことなんて覚えてないよね。
❤︎「紫乃ちゃん、?」
💜「……、。」
❤︎「話しかけてみる?」
💜「やだ、やだやだやだ」(過呼吸)
❤︎「紫乃ちゃん、落ち着いて。一旦外でよう」
💜「……ハァハァ」
💜「オェッ…、ゲホゲホ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
❤︎「少し落ち着いた?」
💜「う、うん。ごめんね、陽菜」
❤︎「落ち着いてよかった。」
陽菜って優しいな
どうしたの?とか、なんでなの?とかそういうことを聞かずにそばにいてくれて
💜「陽菜」
❤︎「なぁに?」
💜「ごめんね」
❤︎「?」
💜「その、色々、あんなとこ見せちゃって。」
❤︎「大丈夫だよ」
💜「うぅっ」(泣)
❤︎「紫乃ちゃん、大丈夫だよ」(撫)
💜「陽菜っ陽菜っ…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
🩵(愛莉目線) ※クラスメイト⭐︎
さっきの子、見覚えがある。
公園で遊んだっけ、たしか。
記憶が曖昧だけど、あの顔に見覚えがあるのは確かだ
この子たちに聞いてみよう
🩵「ねぇねぇ、君」
⭐︎「なんですか、愛莉先輩!」
🩵「さっきいたさ、1年生のポニーテールしてた子知らない?」
⭐︎「んー、名前は知らないですけどB組だと思います」
🩵「わかった、ありがとね」
⭐︎「は、はいっ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(1年B組)
先生「今日は楽しめましたか?では明日も頑張りましょう!さようなら。」
❤︎「紫乃ちゃん、帰ろっか!」
💜「うん」
/きゃー、愛莉先輩だぁ/
💜「え、…」
目があってしまった。どうしよう。
🩵「えっと、君、」
💜「わ、私ですか?」
え、私のこと覚えてる?まさかね……。
🩵「話したいことがあるんだけど、今いいかな?」
💜「あ、はい。大丈夫です!」
💜「陽菜、ごめんね。」
❤︎「ううん、全然大丈夫。待ってていいかな?」
💜「いいの、?ありがと」
❤︎「じゃ、またあとで。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
🩵「急に呼び出してすまない」
💜「いいえっ、大丈夫です。」
🩵「えっと、私と会ったことあるよね?」
💜「わ、私のこと覚えてくれてるんですか?」
🩵「公園で遊んだよね、」
💜「そ、そうです、!」
🩵「…紫乃」
💜「あ、愛莉ちゃん」
🩵「あの頃から変わらず可愛いね」
💜「ッ…///」
🩵「んふふ」
💜「あ、愛莉ちゃん、私、わたしね」
🩵「?」
💜「遊んでくれた日からずっと愛莉ちゃんのこと大好きだったんだよ」
🩵「私もだよ」
💜「えっと、その、」
🩵「両思いだねっ、//」
💜「ふぇっ!?」
🩵「あ、あれ?違った?」
💜「全然、ちがはない、です。
🩵「嬉しいな、これからよろしくね?」
💜「は、はいっ///」
🩵「ごめんね、呼び出しちゃって、友達のとこ戻りな」
💜「あ、うんっ、連絡先交換したいな」
🩵「はい、じゃまたね!」
💜「はいっ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
❤︎「おかえり~」
💜「た、ただいまっ」
❤︎「ちょっと-紫乃ちゃん顔赤いよ〜?」
💜「えっ、///」
❤︎「なんか、あった?」
💜「愛莉先輩と、付き合えた…、」
❤︎「……よかったじゃん、!!」
💜「うんっ、!」
「あ、一応みんなには内緒でッ」
❤︎「そうだね」
「ていうか〜ぁ!それなら先輩と帰ればよかったじゃん?」
💜「陽菜に報告、したくて」
❤︎「なにそれぇ、かわいいっ!!」
💜「あ、私こっちだからまたね」
❤︎「うん、またね」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
陽菜目線(❤︎)
ありえないんだけど
ほんとなんなの____
なんでなの。
私の方が
ぜったい紫乃のこと大事にするのに
私の方が紫乃のこと大好きなのに___。
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