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間柄に名前をつけるなら

185 - 第8章 触れはじめた想い 第185話

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2025年09月04日

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台所に立ったまま、咲は動けなかった。

手の中の茶碗をスポンジでこすりながらも、頭の中はさっきの声でいっぱいだった。


(……無理すんなよ、って)


何気ない一言のはずなのに。

低くて優しいその響きが、耳の奥でずっと鳴り続けている。


(悠真さん……やっぱり、少し前と違う気がする)


胸の奥が熱を帯び、顔まで赤くなるのを感じて、咲は慌てて蛇口の冷たい水に指先を沈めた。

けれど冷たさはすぐに温かい鼓動にかき消されてしまう。


リビングに戻る勇気が出ないまま、咲はそっと深呼吸を繰り返した。

たった一言で、こんなにも心が揺さぶられてしまうなんて――。


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