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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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⚠青愛され・青総受け










青side――✐




【キーンコーンカーンコーン】




「…ぁ」



今日も遅刻だ……そろそろ殺されそう☆



急いで教室へ向かうと、前に人影が見えた。


?誰だろ。

僕と同じ遅刻した人かな。


なんて呑気に思っていると、その人物は

明らかになっていった。



紫色の髪……僕が知っている紫髪の人は

一人しかいない。


……生徒会長。



いや、まさかね。

チャイムなったからね。


…そんなこと、ね。



………早く、教室行かなきゃ



「あ、おはよう。蒼井 ころんくん」



……………。



「あー、おはよーございます生徒会長さん

それじゃあ僕急いでるのd「あ、その前にさ」



「遅刻理由だけ、聞かせてよ」



……くっ…。



「いつもさ、蒼井くんに逃げられちゃうから

…ふふっ、今日は初めて捕まえられたねぇ?」



そう言って、僕が逃げられないように

肩を持ってくる。



…大丈夫。僕は蒼井(あおい)ころん。

(自称)不良なんだから…このくらい余裕で…



「どうしたの?モゾモゾしちゃって」



……あれ、強くね?



「もしかして名前言ってからが良かった?

じゃあ言うね。俺の名前は

紫(ゆかり)ななもり。」



いや、生徒会長の名前くらい知ってるんだけど。



N「ほらほら、早く言わないと授業時間

減っちゃうよー?」



うっ……


あ、そうだ。



「…授業なんてほとんど寝てるから

関係ないし」



…寝てると言っても寝たフリなんだけど。



N「…ふーん?…そんなに寝てて余裕ならさ、

俺の作った問題解いてみてよ。

あ、もちろん一年用だから安心してね」



げっ…何それ。そっちの方がめんどくさい

じゃん。



N「はい。じゃあ生徒会室においでねー」



「ぁ…ちょっ…!」



僕はそのまま、生徒会長、

紫ななもりに生徒会室へ連れて行かれた。












N「はーいそれじゃあ聞いてくね~」



聞く?聞く形式の問題?



N「ふふっ。…蒼井ころん」



「…??」



N「遅刻理由は?」



と、問われたと同時に…



ガチャッ



と鍵が閉まる音がした。



「ぇ」



あれ、これもしかして……



僕、、はめられた?



N「ん?」



…!!



今、生徒会長はドアと反対側にいる。

…もしかしたら外に鍵をかけ、僕が出ようとした時に閉めてくるかもしれない。


でも、勢いよく行けば、行けるかもしれない。


…なら!!



ふと、後ろを振り返った瞬間。



誰かが目の前にいた。



「ざんねーん。逃げれなかったね?」



ピンク色の髪をした……あ!!


副会長だ!!!!!!



N「さとみくんありがと~~」



S「全然w……あ、一応自己紹介しとくか」



なんでみんな自己紹介すんの!?!?


いらなi「初めまして」



S「生徒会の副会長、桃井(ももい)さとみです」



「…ども」



S「反応薄くね?」



「……てか生徒会長さん達授業は?」



N「今日の1時限目は二年生自由時間でさ。

それに俺は先生に頼まれたからだいじょーぶ

あ、さとみくんも俺が頼んだから!」



S「そーそー」



「…へぇ」



やだなんかめんどくさい帰りたい。



「…あのさ、」



N「ん?」



「僕のくっっだらない遅刻理由だけに

生徒会長さんの時間とる必要ある?」



N「遅刻理由だけ知りたいって先生が言ってたから~……」



S「俺はその遅刻魔の顔見たかっただけなんだけど」



N「はいはい。セクハラ発言はもーちょっと

控えようね~。


はい、遅刻理由は?」



あぁぁぁぁ…このままいるとすっごく

めんどくさくなる。


いいや、もう…



「……寝てた」



N「アラームで起きれないの?」



「鳴らせない」



N「え、なんで?」



「…僕、」



N「うん」



「登校中に寝ちゃうから」



N「……うん?」



「終わり!それだけ!じゃあ!!!!!!」



遅刻理由のためにわざわざいつも追いかけられてやっとのこと言われたと思ったら

「登校中に寝てる」だのなんだのくっっそ

恥ずかしい理由で

僕恥ずか死しちゃう!!!!!


それにいっちばん初めに知ったやつが

生徒会のヤツらなんてもっとヤダ!!!



N「え、転けたりしないの?」



…知ってた。その質問が来るって知ってた。



「転けたりしたことはない」



N「え、どう寝てるの?」



「いつも親の都合で早めに家出てるんですよ。それで、ちょっと寄り道をと公園に寄り道して端っこら辺にある花をベンチに座って

眺めてたら寝ちゃったり……歩きながら一分ずつ寝たりするんですよ」



…まじで恥ずか死する。



S「……くっ…ww」



後ろから笑い声が聞こえる。



…詰んだ



N「何その可愛い理由!!!!!!!!!」



「可愛いってなんだよ!!!!!!」



N「んー……あ、そうだ。


ころんくんのクラスでさ、

橙乃(とうの)ジェルって子いると思うんだけどさ、


そのこところんくん。同じ道だし一緒に行きなよ」



「僕その人知らないけど、、」



N「あれ?そうなの?…じゃあ放課後

生徒会室にて紹介するね!


明日から遅刻なしだね!良かったね!」



「ぐぬ………」

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