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「さぁってと!次はどいつだぁぁ!?」
魔族の首を持つ騎士が次々と魔族の首を切る
魔族の性質は体内に魔族を貯める器官があるためそこから魔石を作るのが人間の主流だ
魔石とは魔力の溜まった石、魔力不足の時にそれを使うとすぐに回復する品物だ
「みんな!魔界へ逃げて、今すぐ!!」
魔界は魔族みんなの避難所だ
僕は必死に誘導した、殺された魔族《なかま》の首を手でまわすようなやつから殺されぬように
「はっ、クソガキの魔力なんざぁ足りねぇよ…」
僕は騎士にそう言われただが
「僕はクソガキじゃない、「暁」の魔王!レイヴンと名前が…」
「うっせぇんだよクソガキィィィィィィ!!」
騎士は僕の首を目掛けて切ってきた僕は避けるため左に避けた…だが
「う、腕がァァァァァァァァ!!」
そう右腕を切られてしまった
「ちっ!運の良い奴め、なら次こそは…!!」
もう一度僕の首を目掛けて刃が襲ってくる
死んだと思った
怖くて目を閉じてた瞼を開くとそこには首を切られた父の死体が転がってた
「ちち….うえ….?」
僕は父のないであろう顔を見て泣き叫んだ
「父上ェェェェェェェ!!」
人間を許さない、許してはならない
僕は人間を全て殺して絵本で読んでた本物の勇者になる