桃源暗腐
初めまして笑ってスマイルです!!
『愛に溺れる。』
かおしき
不穏
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
僕は四季くんが好きだ。
目が合うとくしゃっと笑って手を振りながら名前を呼ぶ。
その顔も声も仕草も全て愛おしくてつい頬が緩んでしまう。
でもそれを向けているのは
僕じゃない─
⟡
四季
「真澄隊長ー!!と馨さん!
真澄
「チッ、うるせぇのが来やがった。
馨
「四季くん、ふふ、おはよう。
僕はおまけ程度。
向けられる顔も呼ぶ声色も全然違う。確かに僕に向けている顔も可愛くて僕のことを好いてくれてることは分かる。
でも僕はその好きはいらない。
真澄隊長に向けてる好きが欲しい。
馨
「ねぇ、四季くん。後で話があるんだけど……
四季
「ん?いいぜ!今でもいいし
馨
「ほんと?じゃあ……こっちに来てくれるかな?
僕は四季くんを空き部屋に連れていった。
鍵を閉めて誰も入れないようにした。
馨
「あのね、話っていうのは……
四季
「うん!
馨
「僕真澄隊長と“付き合ってるんだ”。
四季
「ぇ……?
馨
「だからさ、あんまり可愛い顔向けないでほしい……
僕は嘘をついた。四季くんの気持ちが真澄隊長に向いているなら真澄隊長を取ればいい。
もちろん真澄隊長にはバレないようにするし、四季くんにもずっと“付き合っている”という勘違いをさせておく。
僕ってば頭いいなぁっ……
四季
「あの、ごめんな……馨さん。
俺邪魔だったよな、これからもうしない。
馨
「大丈夫だよ。だからそんなしゅんとしないで…?
別にこれから四季くんを堕とせばいい。
とりあえず四季くんの気持ちを惑わすモノを無くさなくちゃだからね。
四季くんごめんね。真澄隊長は僕のものではないのに、君からしたら僕のものなんだよね。
あーどうしよう……ニヤけが抑えられないや。
四季
「馨さん?顔おさえてどうしたの、
馨
「いや、なんでもないよ。じゃあ戻ろうか。
さて、次はどうするか。
四季くんへ思いを向けてる真澄隊長もどうにかしなくちゃね。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
お疲れ様です!
話すことないや!
ばいばい!
コメント
85件
†┏┛粋可┗┓†
馨さんこういうの似合うよね。。。罪な男だよ。。
きゃあぁぁぁぁあッ天才すぎる😖さすが私のお師匠様!✨💞頭が上がんない🙇🏻自分で自分のこと頭いいって言っちゃう馨さんかわいっっ💕 いつもどこで表紙手に入れてるの???🤔