テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
私 「烏丸」
烏丸 「何だ?」
私 「私に違和感を覚えた事はないか?」
烏丸 「まぁ、人間なのにスマホの使い方が分かってないのは変だとは思ったが…」
私 「…私は…人間じゃないんだ」
烏丸 「は…?」
私 「幻獣という生き物、まぁお前らからしたら化け物だな…」
烏丸は驚いた顔で私を見ている。まぁきっとこれで嫌われる。
私から離れていく気だろう。どうでも良い、どうせこうなる運命だったんだ。
烏丸 「人間じゃないから何なんだ?」
私 「えっ?」
烏丸 「別にお前が人間じゃ無くても気にしない。誰にも危害は与えてないんだ。
それでいいだろ?」
当たり前の事のように話していた。
私 「怖くないのか?私は強大な力を持っている…お前を襲うかもしれないんだぞ!?」
烏丸 「しないだろ。お前優しいし、」
私 「…!」
今までそんな言葉を言われた事は無かった。力を求めて殺戮を繰り返してきた私は、
何処かで愛を求めていたのかもしれない。側にいて欲しい。隣で笑っていて欲しい。
そんな淡い期待を持っていたのかもしれない。
私 「…ありがとう…」
烏丸 「まぁ、これからもよろしくな」
だがこの時の私は、これからその幸せが崩れる事を知らなかった。
まさか烏丸が、
コメント
4件
そばにいて欲しいと願った人が殺人に手を染めたとき、愛の幻獣王様はどのような判断をするのでしょうか…!!ちびちゃんさんがどのように書くかも楽しみにしております!😊
もしかして佐藤さん達とのお話と繋がっている!?ゾディアークさんの殺人をバハムートさんはどう受け止めるのか・・!