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死にたがりな君

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死にたがりな君

1 - 第1話

♥

148

2024年09月01日

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𓆩︎⸒⸒⚠︎︎⸒⸒𓆪

・青桃

・闇

・nmmn

・奇病表現あり

・病み、死表現あり



ないこ『』


If<>


モブ[]


医者””


?{}



Are you go.

____________________


ないこ視点



『ん…、』



俺は久しぶりに目をあけた。



今日が何日なのか確認しようと


スマホを開こうとした。



だが、 外の救急車音や 医者達の


ばたばたと走り 回る足音が聞こえた。



外の救急車の音が気になり外を見てみると



『っ!!!』



そこには緊急搬送されている



綺麗な青髪の少年が居た。



普通に考えられない場所、そんなところに


傷があり色んな所から血を流している。



そんな彼の事が少し気になり



俺は珍しく病室から出た。



そして重い体を無理やり動かして


手術部屋へと素早く足を運んだ。



予想は的中しさっき見た彼が視界に


映り込んでくる。



俺と彼、そして医者達はみんな


荒い息遣いをしていた。


俺を見てから1人の医者は足を止めて



“内藤さんッ!?”


“そんなに息を荒らげてっ、.ᐟ‪ ”


“早く病室に帰って下さいっ.ᐟ‪あなたは安静にしてなければ行けませんっ.ᐟ‪”



『…ッ、でも、あの人ッ…』



“内藤さんには関係ありません。”


“早く帰らないと悪化してしまいます。”



と言うと医者は俺を押して無理やりにでも


病室に連れて行こうとする。



『分かったよ。』



そう言うと行きよりも重い体を


使って病室へ と向かった。





向かっている最中、



[あれが内藤さんじゃない?]



[病が進んでいるのに手術を]


[受けようともしない]



『っ……、』



俺の病はかかっている人が少ない病だ。


発症条件は不明で髪や瞳が桃色へと


変わっていく病気だ。



症状は沢山睡眠を取らないと


病が進行する。



そして、 運動をすると体が痙攣し、


上手く体を動かす事が


出来なくなってしまう。


などという、謎の症状だ。



『分かってるよ…、 』







『こんなこと言われるんだったら』


『死んだ方がましだ。』



___________________


If視点



<…ッ、俺なら、俺なら行けるッ>



すくむ足を前に出し、俺は普段とは違う、


足場等がない空間に数秒居ることになる。



今の時間は夕方6時。



今の時間なら確実に死ねる。



何故かって?そんなの救急車が


来るのに遅れるから。



今の時間はほとんどの人が帰る時間。



そして渋滞などがとても多い時間。



絶対にすぐに救急車が来る事はない。





はずだった。



俺は見落としていた。



すぐ近くに救急車が居ることに。



空中では救急車がすぐにすぎることを


望んで居たがそう簡単にすぎることなく。



俺は地面に落ちた。



その時意識は少しあって、


とてつもない痛みに襲われた。



落ちてきた不穏な音に辺りは驚きの声を


上げた後に救急車が俺を運び出した。



“聞こえますか?意識はありますか?”



<…ッはッ…ィ“>



“絶対助けますので。”



と出血などを包帯で止めようとする。



正直、今そんなに頑張られても…



そんなことを思っていると


病院内に 運ばれた。



俺はそのまま手術室へと 連れてかれる。



そんな時…



普通には考えられないほど細い体、


そして白い肌の男が


よくある病院服を身にまとい息を


荒らげて こちらを見ていた。



そんな彼はとても息をするのも


大変そうな状態だった。



そんな彼は曖昧だったが、


桃色の髪に 桃色の瞳を持つ男だった。



俺はそんな彼が気になり、


死ねないと思った。



____________________


ないこ視点



『ふぅ~…、 』


今日は珍しく体調が優れていて、


屋上に出ていた。



1週間前、緊急搬送されていた、


男の人がとても気になる。


そう思いながら、俺は小さな声で


自分で作った歌を歌っていた。



すると、誰かに声を掛けられた。



{歌、上手ですね.ᐟ‪}



と元気そうにとある人は言った。



その人は俺がさっきまで考えていた、



青髪の人だった。



歌声が聞かれていたことに照れていて


少し黙って彼の方を見ていた。



その人は頭に包帯を巻いていた。


他にも沢山包帯やガーゼが貼られていた。



『…あ、いえ.ᐟ‪それほどでも….ᐟ‪ 』



<あの、急ですみません。>


<もし良かったら俺と>


<仲良くさせて貰えませんか?>


<同年代っぽい人居なくて….ᐟ‪ >



急にそんな事を言われて驚きが隠せず


笑ってしまい、同年代が少ない事に


共感して俺は



『それわかるかも笑』



と口にした。



<俺Ifって言います.ᐟ‪えっと、君は…?>



自分の胸に手をあてIfは


自己紹介をした。



そんな彼から‘君は?’と聞かれ。



『俺?俺はね~ないこ.ᐟ‪』


『よろしくね.ᐟ‪いふ.ᐟ‪』



<うん.ᐟ‪よろしくな.ᐟ‪ないこ.ᐟ‪>



俺たちは話してくにつれ、


段々と仲良くなっていった。






数週間後…。



『ねぇ…、いふ…、 』


『ずっときになってたんだけどさ、』



<どうしたん?ないこ.ᐟ‪>



『その怪我どうしたの?頭の 』



俺は彼の頭の包帯を指して質問した。



<ん?あ~…、>



<…、>



今までで見たことの無い暗い顔をして


Ifは答えてくれた。




<なぁ、ないこ。もし。もしだよ?>



『うん。』



<俺が自殺しようとして、 >


<自殺に失敗してさ?>




<ここに来た。そう言ったら、>


<ないこはどうする?>



少しの沈黙の後俺はこう言った。



『もし、まだまろが死にたいと』



『思っているなら一緒に』



『死んであげる。』





<なんで、?>



『俺ね、桃色症候群って』


『病気なんだ。』



『手術なんてしようと思えば出来る。』



『でも必ず、最高でも残り10年しか』



『生きれない。』



『そうなったら誰でも』




『死にたくなるじゃん?』





<確かに。そうかもね、>



『共感者が居て嬉しいよ。』



『Ifはさ、』



『なんでここに来たの?』




<…、>



<俺虐められてたんだ。>



『えっ 』



<ほら、首の後ろの傷とかさ、>



<全部いじめっこに。>



『…、』



『もう、嫌になって、』



『死のうとしたの、?』




<正解。>






『やっぱりおれらって、』



<気が合うなッ.ᐟ‪>




『沢山生きれるのに』



<生きようとしないし>



<お互いの理由聞いても>



『ほぼ、驚かないしw』



<おれら現世双子?w>



『ありえそw』







<…、いつ決行する?>


『別に今からでもいいよ?』





『ここ、』


『丁度いい屋上でしょ?』




<うん。とても。飛び降りには丁度いい>




『じゃ、行く?』



<…、うん。>


『来世でも親友な?』



<見つけたらはなしかけろよ?>




『そっちこそ』



『じゃあ、』


<また、来世で。 >











死にたがりな君。

𝙚𝙣𝙙 .

____________________


今日は1年の中で1番自殺の確率が多い日。


9月1日です。


理由は人によって違いますが、


そう簡単に命を投げ出さないように


もしそういう気持ちがあるのなら、


親しい友人に話を聞いて貰ってください



少しは軽くなると思いますので。








ノベルはエモく出来ると


教わったので.ᐟ‪



エモく出来てるのかは分かりませんが…、


見て下さりありがとうございました.ᐟ‪


おつあゆです.ᐟ‪



3540文字お疲れ様でした.ᐟ‪


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