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14話「会議」
em「私が思うに、ロボロさんは一定の感情を出し続けるせいで感情病を悪化させてるんじゃないんかな?」
rbr「でも感情病って感情の変化で起きる発作やろ?なら一定の感情のままの方がええんとちゃう…?」
em「いや、変化で発作が起きるのはそうなんやけど、何も変わらないままなんもダメらしいんよ」
rbr「どっちなんもう…」
エミさん的には感情の波が変わりすぎるのもだめ、なさすぎるのもだめ、ということらしい。
例えば急に怒ったり、情緒不安定な時になると発作が起こる確率が高い、という事だ。
急な感情の変わり方で起こる発作。
なら一定の感情だけで感情に変化を付けなければ発作は起きないのでは?と多くの患者がそうして死んできた。
シャオロンも同じだ。
そして、俺も後を追おうとしている。
なら何故医者はそれを指摘しなかったのか。
まぁ医者も人間、患者とは赤の他人だ。
他人なら特別気にかける必要も無い。
だから気が付かなかった。
em「これらを総合して私が考えたのは…ロボロさんの感情を豊かにしよう作戦!です」
rbr:「…???すまん訳分からん」
em:「ずっと同じ感情も、急に変化がするのもだめ。なら感情のペース、波を作るんです
とにかく感情を出すことを我慢しないで下さい」
rbr:「我慢なんて…」
引き攣る頬を精一杯上げる。
em:「ほら、それ」
rbr:「えっ?」
zm:「ロボロさ〜、無意識なんやと思うけどずっと笑顔やで?」
…そうだったんやろか。気付かなかった
zm:「お前口調は怒ってても顔はいつだって笑ってるやん」
なんでだろう?自分でも分からない
シャオロン。
彼はいつも明るく笑っていた。
彼のように場を明るく出来たら。そう思って真似をするようになった。
持病があると悟られないように。
でも、いつしか俺はシャオロンになろうとしていたのかもしれない
彼のように笑顔を増やせる人になりたい。と
俺がシャオロンになれれば、と。
rbr:「…そうやな。無意識…やったんやろな」
ut:「なんで暗そうな顔してんねん」
rbr:「すっすまん、こうか…!」
出来る限りの笑みを大先生に向ける。
ut:「あー無理に笑わんで!そういう意味…やったけどちょっと違う…!」
kn:「大先生何空回りしとんねん!
とにかくロボロに色んな感情を出させるんやろ?」
syp:「ちょっとアホみたいな解答ですけど、そうっすね」
tn:「よし!明日遊園地行くか!」
皆、俺の事を考えて行動してくれている。
こんなに嬉しいことがあるんか。
でも、感情を出してペースを作って発作を止めるって…そんな脳筋みたいなこと出来るんやろか。
もし明日…また発作が出たら…倒れたりしたら…
また皆に迷惑がかかってまうな…
zm:「何かあっても俺らがなんとかするから気にすんなよロボロ!!」
rbr:「!ありがとう…」
こんなに心が暖かくなったのは初めてだ。
皆…ありがとう…
14話終わり
うーん?何書いてんだろう自分
書いてて訳わかんなくなったよね
まぁ適当に進めていきます。
次回急展開あり?かも!わかんないけど!!まだ確証はないけど!!
では
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500
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