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結衣)…
なんで私は知らん家のに居る？
連)お？起きたか～？
結衣)っ?!
反射で蹴ろうとしたが、彼の大きい手に止められてしまった
連)俺は夜桜連、君が殴られてるのを止めに来たんだよ
結衣)ふーん…
思いだした…親の事も…お母さんは入院、親父はどっか行った。
そのせいで喧嘩にあけくれた私は知らん奴とまた喧嘩して勝ったあと、仲間呼ばれてボコボコにされたんだっけな、そっからは意識ねー…絶対私は人を信じない、私は帰る！
結衣)帰る！
帰ろうとしたら彼の手にぐいっと強引に戻らされてしまった
結衣)～～～っ！
その勢いで顔を体に埋めてしまった…その瞬間、なぜかほっとした
結衣)でも帰るから
がぶっと彼の手に噛み付くと彼は痛みで手を離した
連)痛っ！
結衣)私は誰も信じねぇから
そして携帯に通知がなる…
結衣)L〇NEか
お父さんはある人と結婚する事になりました。
そのため5ヶ月ほど帰ってきません
結衣)私を捨てたんだ…
私の顔は涙でいっぱいになった
結衣)どうせ帰ってこないくせに…
やっぱり、私は誰も信じない
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